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2009年11月15日 (日)

アジアシリーズが来季台湾開催で再開へ

20062008 14日、初の試みである日韓クラブチャンピオンシップが長崎県営野球場で行われ、日本シリーズ優勝チームのジャイアンツが韓国シリーズを制したKIAタイガースを9対4で下した。この大会は2005年から四年間続いたアジアシリーズの代替大会であるが、同日、来年はアジアシリーズが台湾開催で再開されることが確実になった。

 

(写真:過去のアジアシリーズの表彰式から~2006年度アジアチャンピオンのファイターズと2008年度アジアチャンピオンのライオンズ。いずれもNPB所属)

アジアシリーズは昨年、それまでの冠スポンサーの撤退などが原因で2億円にも上る赤字を出してしまい、今季は開催が見送られた。昨日の日韓クラブチャンピオンシップはいわば代替の大会。はじめから中国と台湾のリーグを除外し、日本と韓国の国内リーグチャンピオンだけでアジア№1と謳ってよいものかという疑問はあるが、とりあえず継続した形となり、来季は台湾での開催という形でアジアシリーズが再開されるという。

実は台湾球界は今年も台湾での開催を提唱したそうだが、日本に初めに中止ありきの発想があり、実現に至らなかった。台湾球界では八百長問題がいまだくすぶっており、つい最近もかつて日本のタイガースで活躍した中込伸の名前が取り沙汰された。しかし今回の発表によると政府の援助やスポンサーの存続が決まっており、台湾球界は窮状から一応は回復の方向に進んでおり、来年の開催に支障はないという。

となると問題は日本の各球団や選手会あたりから台湾遠征への抵抗が出ることが懸念される。blog8月25日付エントリー アジアシリーズ中止はNPBの自覚不足による自業自得!? でも触れたようにアジアシリーズが今ひとつ日本のファンに受け止められなかったのは日本球界の怠慢、自覚不足に起因すると敗戦処理。は考えている。外国人選手は日本シリーズが終わると帰ってしまうし、故障を抱えている選手は無理をしない。それでも四年間続いたアジアシリーズではすべて日本シリーズ優勝チームがアジアチャンピオンに輝くのだから、球界としても軽視し、収益が悪化すればその存在意義を振り返らずに中止という決断になってしまうのだろう。

同エントリーでも触れたが、アジアシリーズの決勝戦のスターティングメンバーと、日本シリーズで日本一を決めた試合のスターティングメンバー(先発投手を除く)を推定年俸で比較すると、概ね三割減なのだ。それではファンは盛り上がらない。

その点今回のジャイアンツはクラブチャンピオンシップに日本シリーズ第六戦と同じスターティングメンバー(先発投手を除く)で臨んだ。さてはアジアシリーズのように読売新聞社が後援という形でかかわっていて「上からのお達し」でもあったのかと勘ぐったがNPBのHPで確認した限りでは名前が出ていなかった<>

Photo (写真:ジャイアンツが日本一を決めた日本シリーズ第六戦のスターティングメンバー)

アジアシリーズ決勝戦はアジアシリーズ四連戦の四戦目ということで、単独試合の今回とは条件が異なるが、アジアシリーズでは過去四年間、日本のチームは決勝戦の前日に中国のチームとの対戦が組まれるという日程的特典があり、そこで一息つけたのだがそれぞれのチームはそれこそ「飛車角落ち」で決勝戦に臨んでいた。それを考えると原辰徳監督がベストメンバーで臨んだことは勝利という結果以上に讃えられて然るべきだと思う。

日米野球が日本で開催されるばかりでアメリカでは開催されないのと同様に、イベント、興行としては日本で開催するよりも「打倒日本!」に燃える他国で開催した方が盛り上がるのだろう。これまでは11月開催ということで日本以外にはドーム球場がないなどの事情から日本・東京ドームでずっと開催されていたが日本で行っても興行として成り立たないというのなら、台湾や韓国での開催という方向性で検討されて然るべきなのだ。

国別対抗戦の頂点がWBCであれば、クラブチームの頂点を決める大会としてアジアシリーズのチャンピオンと大リーグのチャンピオンが対戦して世界一を決める大会があって欲しいところであるが、国内の№1を決める大会を「ワールドシリーズ」と謳っているMLBが乗ってくるとは考えにくい。そんな状況でNPBが地道に続けていかなければならないことはWBCで勝ち続けること(と、出来れば第三回大会の日本開催を勝ち取ること)とアジアシリーズを存続させ続け、定着させることと敗戦処理。は考えている。

課題はまだまだ残るだろうが、台湾開催を機にアジアシリーズが新たなステップを進んで欲しいものだ。

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