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2009年11月 7日 (土)

おめでとうジャイアンツ、北の大地で7年ぶり日本一に輝く!!

Dsc_0000001 三十年以上愛し続けているファイターズとジャイアンツが、いつかまた日本シリーズで対戦することを願い、その悲願が叶った。そして一方のチームが日本一になるのではないかと考えて申し込んだ第六戦のチケットが入手出来、そして本当にその悲願が目の前で実現した。

 

まあ若干複雑な気持ちであることは否めないが、贔屓チームが日本一に輝く瞬間を生で味わえたのだから、やっぱり「最高です!

  

両チームの皆さん、今シーズン、多くの感動を与えてくれて本当にありがとう!!

 

(写真:ファイターズを四勝二敗で下して日本一に輝き、胴上げされる原辰徳監督。これで年賀状の写真が出来た!!)

アメリカのワールドシリーズで松井秀喜がMVPに選ばれたが、その松井が最後に日本のジャイアンツでプレーした2002年を最後にジャイアンツは日本一の座に輝いていなかった。

7年ぶり-と自分で書いておいてナンだが、もうそんなに経ったのかという感じだ。

2002年といえば、原辰徳監督の就任一年目。松井秀喜のあわや三冠王という大活躍とFA権行使による大リーグ入りが大きなトピックとして語られるが、他に忘れられない、否、忘れてはいけない出来事がある。

長くファンに親しまれたビジターユニフォームの「TOKYO」という胸文字が「YOMIURI」に改められた。

このあたりからこのチームは迷走を始め、2003年には前年の日本一監督をグループの人事異動と称して解任してしまう。2004年には球界再編騒動のさなかにドラフト候補のアマチュア選手への裏金問題が発覚し、オーナーが辞任。清原和博の去就をめぐるゴタゴタなど、この時期のジャイアンツは明らかに変だった。

 

2004年、2005年には球団史上初の二年連続Bクラス。原監督が返り咲いた2006年には三位に入り、三年連続Bクラスこそ免れたものの、2003年から四年連続して優勝を逃し、これまた球団史上初となった。

この窮地を脱したいジャイアンツはパ・リーグで始めたプレーオフ制度をセでも採用することを画策。優勝出来なくても日本一になれる可能性がある制度を取り入れたが、クライマックスシリーズ初年度は皮肉なことにリーグ優勝を果たしたのにドラゴンズに敗れ、日本シリーズに進出出来なかった。そして昨2007年に待望の日本シリーズ進出を果たしたものの三勝二敗からライオンズに逆転負けし、日本一を逃した。

様々な迷走と、一時しのぎの補強の継ぎ合わせに終始する体質から、育成選手制度の活用を始め、若手選手の台頭にも恵まれ、気がつけばセ・リーグでは三年連続の優勝。そして今年ついに日本シリーズも制した。

敗戦処理。自身、かなり原監督の采配や、球団のおかしな方向性を批判してきたが、ようやく地に足の着いたチームになってきたなという感じだ。しかし、それにしても7年とは長かった。

 

 

ともあれ、前にも書いたが日本シリーズ第六戦というのは引き分けがなければどちらか一方のチームが日本一に王手をかけている状態で行われる。ましてや今年の場合はどちらも敗戦処理。の贔屓チーム。愛するチームが日本一になる瞬間を観ることが出来るチャンスと言うことで事前予約に申し込んでいたら、第一戦とともに当たったのだ。

  

ただ、第六戦は開催されるという保証がない。実際にファイターズを例に取れば、2006年、2007年とも第五戦で終わっている。今年の場合は第四戦を終えて二勝二敗の五分となったのでこの時点で第六戦の開催が確定。この時点で宿を確保すればよいものを、何故か第五戦が終わるまで獲らなかったのが祟り、第五戦が行われた日の夜、札幌市内にある名前を知っているホテルをネットで片っ端から当たるもどこも「空室無し」。ようやく見つけたのが真駒内にある某有名ホテル系列のリゾートホテル。

 

北海道には全く土地勘が無く、下調べもなくチェックインし、いざ札幌ドームへ向かおうとホテルから真駒内駅までタクシーで行くと千円越え!!思わぬ出費に「おいおい」と思っていたら何と駅前から札幌ドームまで直通のシャトルバスが出ているではないか!出発直前で満員のところに飛び込むと、これが何と鎌ヶ谷駅~ファイターズスタジアム間のシャトルバスを明らかに上回る平均年齢の客層だ。朝の通勤ラッシュを思わせる混雑ぶりにはまいったが三十分弱で200円というのはありがたい。何とかスタメン発表前にたどりつくことができた。
 

 

日本シリーズを振り返ると、ジャイアンツは堂々の横綱相撲だった。

 

ファイターズも間違いなく強い、実力でパ・リーグを駆け抜けたチームなのだが、残念ながらジャイアンツが横綱だとするとファイターズは大関だった。

 

* もちろん昨今の人数だけ多くて、誰かしら負け越すような大関陣を指しているのではない。

シーズンで無敗、被本塁打が1本だけという武田久が1イニングに2本の本塁打を浴びて負けるなんて、これはもう相手が上だったとしか言いようがない。ちなみにレギュラーシーズンでの唯一の被本塁打はタフィ・ローズに浴びたものだが場所は同じ東京ドーム<苦笑>

ローズに浴びた本塁打も逆転弾だったがファイターズのホームゲームだったので九回裏に同点に追いついてチャラになった。

今日もつなぎの打線に安打は出るのだがつながらない。ジャイアンツの投手陣が一枚上だったのだろう。

一回裏に高橋信二の打球が直撃したジャイアンツの先発、東野峻がKOされるというハプニングがあった。

_0036 (写真:コンタクトレンズが外れ、皆で探すジャイアンツの内野陣)おそらくは準備不足なはずの二番手、内海哲也の初球をターメル・スレッジが初球を凡打。「こんなことをしていると…」と思ったがその後の展開は案の定という感じだった。

稲葉篤紀が三度も見逃しの三振を喫し、守備では信じられないタイムリーエラー。春先のWBCから休む暇無くシーズン、ポストシーズンを駆け抜けた37歳の身体にもう余力が残っていなかったのだろう。

せめてもう一度エースのダルビッシュ有をマウンドに立たせたかったと残念がるファイターズファンも少なくないと思うが、第二戦のような投球でジャイアンツ打線を再び抑えられるとは敗戦処理。は考えない。負け惜しみに聞こえるだろうが、ダルビッシュに関しては二度目のマウンドが来なくて良かったのかもしれない。

  

* 時の総理大臣を「感動した…」と言わしめた一番で土俵人生の後半を棒に振った貴乃花光司の二の舞になっては困るから。

 

今日の梨田昌孝監督は0対2のビハインドながら好投の武田勝の後、江尻慎太郎、林昌範とレギュラーシーズンであれば勝利の方程式からは外れる投手を注ぎ込んだ。今日の試合はレギュラーシーズンの一試合ではない。負けたら終わってしまう試合だ。出し惜しみする必要はなく、普通なら江尻ではなく金森敬之の名が挙がっても不思議ではないし、九回表も宮西尚生を使っても不思議でない。

しかし2点差であれば、一気に逆転サヨナラは難しくても同点なら現実味が高い。江尻、林で凌ぎ、同点になってから宮西、金森、武田久を注ぎ込むという、そこまで考えての継投であったならば、したたかな采配だと思う。決して責められるべきではないと思う。

  

そして実際、最終回にあわよくば逆転サヨナラ、少なくても同点に!という場面をジャイアンツの守護神、マーク・クルーンからつくる。最後などはジャイアンツファンにしたら「あとひとり!」だが、本塁打が出れば逆転サヨナラという最高に盛り上がる場面だった。

 

ファイターズは来年に宿題を残したと思えばいい。ファイターズナインは決して下を向かないで欲しい。

 

ジャイアンツは年頭に原監督が「昨年と一昨年の優勝はもう忘れて、今年から五年くらい連覇が出来るチームにしていきたい。今年だけ強ければ良いというものではない」と語っていたが黄金時代再来を予感させる勝ち方だった。

 

この一週間は本当に楽しかった。日本シリーズが始まる前に、今年は自分が応援していることが日本一になることが確実だったのだから。来年、もう一度この両チームによる日本シリーズが観たい-と言ったら贅沢だろうか。

 

敗戦処理。にとっては夢の顔合わせだった今年の日本シリーズ。しかし、見物人である敗戦処理。とは遥か別の次元でこの両球団による日本シリーズを節目にと考えていた男がいたようだ。

 

 

木村拓也 37歳。日本シリーズ制覇の後、現役引退を表明した。

Dsc_0000_6 (写真:日本シリーズ終了後に引退を表明した木村拓也。最後の舞台は日本シリーズだった。1031日の日本シリーズ第一戦より)

 

最初に入った球団がファイターズで最後がジャイアンツ。

 

内外野どこでも守れるユーティリティープレーヤー。今季は昔取った杵柄で捕手も体験した。個性あふれる選手がまた一人…。

最後に、ジャイアンツナイン、ファイターズナイン、最高のシーズンをありがとう!!

P.S.

先に断っておきますが、敗戦処理。は長崎には行きません。

Dsc_00185 (写真:北海道のファイターズファンへの敬意を表しながら日本一獲得の思いを語る原監督。優勝監督インタビューより)

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