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2009年11月 4日 (水)

再び、札幌へ

今日(4日)の日本シリーズ第四戦は一勝二敗だったファイターズが8対4でジャイアンツを下し、二勝二敗のタイに持ち込んだ。これで少なくとも東京ドーム三連戦での優勝決定はなくなり、再び日本シリーズは札幌で開催されることが確実になった。

敗戦処理。が再び生観戦を目論む7日の第六戦では(第五戦が引き分けにならない限り)敗戦処理。が贔屓にしているチームが日本一に王手をかけた状態で試合に臨むことになる。

のだが… 

 

今日の先発は二年ぶりに二桁勝利を挙げた高橋尚成と、惜しくも二桁勝利は逃したものの、三年ぶりに先発ローテーションで投げ続けた八木智哉。どちらが相手打線を自分の術中にはめられるかが勝敗のポイントだと敗戦処理。は思っていた。

八木は簡単に走者を出すが、その後踏ん張る。あまりシーズン中には観られなかったパターンだがジャイアンツ打線は走者が塁を賑わす割りには後一本が出ない。そうこうしているうちに高橋尚はファイターズ打線につかまる。走者を貯めて高橋信二小谷野栄一といった勝負強い右の中軸につかまった。第二戦の内海哲也同様、あっという間に4点を奪われたという心境だったろう。

ジャイアンツの本拠地、東京ドームは札幌ドームに比べて狭い。本塁打が出やすい。長打力では遥かに優るジャイアンツ打線が空中戦に持ち込んだら第三戦のようにファイターズは届かなくなる。DH制が使えずに普段の野球が出来ないことに加え、ファイターズにとってはこの三連戦は非常に戦いにくいはずだ。しかしこれが2006年、2007年に日本シリーズに出場した時のように相手がドラゴンズで、ドラゴンズのホームゲームで苦戦を強いられるという状況ならファイターズファンも予め覚悟は出来よう。しかし今年の相手はジャイアンツ。相手のホームゲームといっても、その地はかつてファイターズが16年間にわたってホームグラウンドとしていた地で今でも年間8試合のホームゲームを開催し続けている東京ドームなのである。着ているユニフォームはビジターでベンチは三塁側でも在京ファイターズファンにとっては半分はホームゲームの感覚で東京ドームに乗り込んでいるはずである。簡単に負けてもらっては困るのである。

年間に8試合しかないファイターズの東京ドーム主催試合を楽しみにしている在京ファイターズファンは少なくない。もちろん敗戦処理。もその一人だ。チームが地元から北海道に去ってしまっても、引き続き応援を続けられるモチベーションを保てるのはこのたった8試合の東京ドーム主催試合の存在が大きいかもしれない。

極端なことをいえば、仮に東京ドームでのホームゲームが0になっても関東地方では西武ドームでの対ライオンズ戦や千葉マリンスタジアムでの対マリーンズ戦があるし、交流戦がある限りジャイアンツ、スワローズ、ベイスターズの主催試合を在京ファンは身近に観ることが出来るのである。しかし、それだけでは応援をし続けるモチベーションを保てるか、少なくとも敗戦処理。には疑問だ。

移転当初、ファイターズは年間10試合強の東京ドーム主催試合開催を謳っていた。初年度はライオンズを除く四球団相手にそれぞれ三連戦を一度ずつ組んでいた。それが徐々に減って8試合になり、ここ二年は土日の開催が無くなった。球団内での優先順位が下がってきているのは明らかだ。しかし実際のゲームにおいては初年度の2004年にはかつて東京ドームで勝利の雄叫びを叫び続けていた岩本勉が同じく復活を賭けてマウンドに上がった黒木知宏に投げ勝って久々の勝利を挙げた。2006年には生え抜きでもないのにSHINJOが異例のシーズン中の引退表明を東京ドームで行った。そしてその年の東京ドーム主催試合の最終戦では自ら本塁打を放った。

Shinjo01

2007年には東京ドームどころかその前の後楽園球場の時代からこつこつと安打数を積み重ねていった田中幸雄が東京ドームで通算2000本安打を達成した。

Dscf0046 田中幸雄の引退セレモニーは東京ドーム主催試合の最終戦で行われた。昨年、今年はそれぞれ二度のサヨナラ勝ちでファンを魅了した。

東京ドームにはいまだドラマがある。東京ドームで行われる日本シリーズ-それがジャイアンツのホームゲームであることは百も承知ながら在京ファイターズファンには心の中ではホームゲームなのである。条件的には不利でも連敗してはいけない試合なのだ。

昨日の第三戦の後、敗戦処理。の周囲のジャイアンツファンの中には「もう日ハムはダルビッシュも出たし、このまま一気にジャイアンツが連勝して東京ドームで胴上げだ!」と意気込んでいるものが多い。たしかに東京ドームでの「ホームアドバンテージ」まで考えれば、ジャイアンツは一気に走りかねない。ジャイアンツにとっても札幌ドームに戻る前に決着をつけたいという考えもあろう。そう考えると、ジャイアンツ側は今日の第四戦を「1勝リードして多少余裕のある闘い」と考えるのではなく、「一気に王手をかけ、相手をねじ伏せにかかる一戦」と考えるのだろう。シーズン後半戦で安定感を増していた高橋尚のベテランらしい投球でファイターズ打線を抑えようという意思もあったろう。しかし、ファイターズ打線はシーズン通りのつなぐ攻撃で終始リードして突き放した状態で試合を進め、8対4で逃げ切った。

二勝二敗の五分。これで本当にどちらがこのシリーズを制するか、わからなくなってきた。

しかし同じ二勝二敗でも両チームに対照的な点が一点ある。

ジャイアンツは勝ち試合と負け試合でリリーフは異なる投手が出てくるがファイターズには勝ち試合も負け試合も出てくる投手がいる。

ジャイアンツには四試合中、二試合に登板した投手が六人いる。越智大祐、山口鉄也、マーク・クルーン、豊田清、金刃憲人、木村正太。越智、山口、クルーンは勝った二試合に登板し、豊田、金刃、木村正は負けた二試合に登板している。ある意味、無駄な起用は一つもないと言える。

それに対してファイターズは勝った二試合にいずれも登板している宮西尚生、金森敬之、武田久の三投手の内、宮西は負けた二試合にも登板しているから今のところ全試合登板であるし、負けた二試合に登板した林昌範が今日の第四戦でも投げているので四試合中三試合登板と負荷が多くなっている。

 

たった七試合の短期決戦だからリリーフ陣にはフル回転をと期待する向きもあるだろうが、記憶に新しいところでは昨年の日本シリーズ第七戦。5試合目の登板となった越智が2イニング目になる八回表に先頭打者の片岡易之に死球を与えてから崩れて逆転負けを喫した失敗例がある。昨年、三勝四敗で敗れたジャイアンツは越智が5試合、西村健太朗が6試合に登板した一方で同じくシーズン中の勝利の方程式組の豊田、山口は3試合ずつしか登板していなかった。

 

日本シリーズを「七試合の内、三試合までは負けても大丈夫な闘い」と考えれば、今のところ原辰徳監督の投手起用の方が理にかなっていると言えるのである。これがこの先、どう出るか。

冒頭で「敗戦処理。が再び生観戦を目論む7日の第六戦では(第五戦が引き分けにならない限り)敗戦処理。が贔屓にしているチームが王手をかけた状態で試合に臨むことになる。

のだが…」と書いたのは、実は札幌ドームで行われる7日の第六戦を生観戦する予定の敗戦処理。だが、ちょっと仕事が引っかかりそうで札幌行きが怪しくなってきたからなのだ。

 

あと二日間あるので、何とか人任せにしてでも東京を抜け出す算段を立てたいところではあるのだが…。

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