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2009年10月 6日 (火)

ファイターズが四年間で三回目のリーグ優勝!!

01 6日、リーグ優勝までマジック1で迎えたファイターズ。試合中にマジック対象のゴールデンイーグルスがマリーンズに2対5で敗れ、二年ぶり五回目のリーグ優勝を決めた。その後ファイターズも延長十二回の末、ライオンズに5対4でサヨナラ勝ちをした。

梨田昌孝監督は現役時代の背番号にちなんで8回、ではなく北海道に移って三度目の優勝だからか三回胴上げされた。

 

(写真:旧バファローズ時代の2001年以来、二度目の優勝監督となった梨田昌孝監督。2008年10月撮影)

普通、優勝するチームはそれこそセのジャイアンツのように最後は怒濤の勢いで連勝してマジックを減らしてゴールインするものなのだが…<苦笑>

あれは今から四年前。200511月のパ・リーグ東西対抗での出来事。試合後、外野席入口前の広場に六球団の応援団が集結し、順番に応援パフォーマンスをくり拡げていく慣例なのだが、舞台に立った、その年日本一に輝いたマリーンズの応援団のリーダーがこんな事を言っていた。

「本当に、自分の眼が黒いうちに優勝出来ないのではと思っていた。」

パフォーマンス終了後、たまたまそのリーダーが敗戦処理。のそばに来たので「おめでとうございます」と声をかけたら、

「ウチが優勝出来たのだから、日ハムさんだってそろそろ」

 

と仰って下さった。

 

「いつになるやら…」

 

口にこそ出さなかったがマリーンズが31年ぶりの優勝を為したことで凄く取り残された感じがしたことを覚えている。そして幸いなことにその翌年、ファイターズも頂点に立つことが出来た。

それにしても、2006年に優勝した時にはそれこそ「自分の眼が黒いうちに優勝出来た」という感じだった。「この時を逃したら」とばかりに仕事を休んだりして札幌でのプレーオフや日本シリーズに無理矢理参じたファンが敗戦処理。の回りにも少なくなかった。

そんなファイターズがそれから四年間で三回目の優勝だ。

セ・リーグのジャイアンツの三連覇がチームとしてはV9時代以来の快挙で、他球団を見渡してもV9時代以降では上田利治監督時代の旧ブレーブスの1976年~1978年と森祇晶監督時代のライオンズの1985年~1988年と1990年~1994年しかない偉業であると既に報じられているが、四年間で三回に幅を拡げてもこれに野村克也監督率いるスワローズが1992年から1995年までの四年間に1992年、1993年、1995年の三回優勝したケースが加わるだけである。

球界再編騒動の中で生まれた新規参入球団が苦節五年にして初めてAクラス入りしてクライマックスシリーズ進出を果たしたのも快挙だが、四年間で三回も優勝すると言うことも実は凄い凄い快挙なのである。

チームは2006年に日本一になった直後に小笠原道大とSHINJOが流出し、少ない得点を投手力と堅守で逃げ切る戦い方への変換を余儀なくされたが、今季は一時は打率三割到達者が六人にも達する打線のつながりからなる得点力のあるチームに変革した。しかし個人的には昨年まで依存度の高かったダルビッシュ有と稲葉篤紀への依存度が低くなったことが今季の最大のキーポイントと思っている。

例えば、ダルビッシュが昨年、北京五輪に参加するためファイターズを離れた時期があった。離脱前に最後に先発したのが7月24日、復帰後の最初の先発が9月2日。その間の27試合に1017敗とチームは大きく負け越した(もちろんこの間稲葉もチームを離れているから一概にダルビッシュ依存度のバロメーターとはならないが…)。それが今季は8月22日から9月12日までの抹消期間と、9月23日に再び登録を抹消されてからのチーム成績は1316敗と負け越しの幅を小さくしている。

稲葉への依存度も低くなっている。

昨年稲葉が挙げた打率.30120本塁打、82打点はチーム内での三冠王だったが、今季は最近こそ不振で数字を落としているがチーム内でも打率では糸井嘉男が、本塁打数ではターメル・スレッジが、打点数では小谷野栄一がずっと稲葉を上回っていた。「稲葉が打たないと点にならない」状況からは完全に脱却している。

ファイターズというチームは確実に進化している。

二年連続リーグ優勝という金字塔を成し遂げたトレイ・ヒルマン監督の直後という、損得で考えたら割の合わない時期に引き受けた梨田昌孝監督。就任一年目には偉大なる前監督との比較でファンからも何かと取り沙汰されたが、二年目でヒルマン時代とは異なる「梨田ファイターズ」を確立したのだからあっぱれというしかない。

今日の優勝監督インタビュー、ヒーローインタビュー、公開共同記者会見。梨田監督を始め、皆口々に感謝していた札幌ドームのファンの力。本当に大きいと思う。後楽園、東京ドームとホームゲームで一塁側スタンドに座っていてもヘタをすると相手チームのファンの方が回りに多いなんて時代もあったことを考えると、まさに隔世の感だ。組織としての応援団同士の折り合いがどうのとか、時にそのような声を聞くが今日は札幌ドームで「チキチキバンバン」も流れていたし、ファイターズを愛するファンが率直に応援出来るよう、それをリードするのが応援団と言われる人達の役割なのだから、決してそのベクトルが負の方向を向かずに皆で楽しくファイターズを応援出来る空気づくりをこれからも続けてほしい。

そしてそのファンと選手の架け橋というか、間をつなぐ潤滑油的役割を全うしている二人のマスコットにもこの場を借りて感謝の意を表したい。

いろいろ辛い、苦しい時もあったがこのチームを三十年以上応援し続けてきて本当によかったと思う。

ファイターズよ、ありがとう。

今晩だけは羽目を外して、そして次のステップに向かう準備をしてくれ。

期待しているよ。

 

 

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