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2009年9月27日 (日)

岡崎郁が舞った! 小宮山悟も舞った!!-ジャイアンツのファームが一軍に続きV達成

Dsc_0000 勝った方がイースタン・リーグ優勝となる27日のジャイアンツ対マリーンズ戦最終戦。三千人以上の観衆が見守る中、ジャイアンツが序盤から本塁打攻勢でマリーンズを9対5で制し、2年ぶり、通算23回目のイースタン・リーグ優勝を決めた。

ジャイアンツは来月3日、富山アルペンスタジアムでウエスタン・リーグの覇者、ドラゴンズとファーム日本選手権で日本一を争う。

ジャイアンツは7月には首位から10ゲーム離されたが、今月に入って9連勝を含む猛追でシーレックス、マリーンズとの混戦を制した。試合後、岡崎郁二軍監督がナインから胴上げされた。(写真上)

また、今日の対戦では既に今シーズン限りで現役引退を表明しているマリーンズの小宮山悟が登板。両軍ファンから暖かい拍手を贈られた。そして試合後、ジャイアンツの優勝セレモニーの後、マリーンズナインから胴上げされた。(写真下)

 

Dsc_00001

 

 

昨日もジャイアンツは勝てば優勝という状況だったが前エントリーで触れたようにマリーンズに完敗し、同率首位で最終戦を迎えることになってしまった。しかも3位のシーレックスにまでかすかに優勝の望みがあるという状況だ。

イースタン・リーグ上位成績(26日現在)

1位 G 107試合5946敗2分 勝率.562 - 残1 27日対M

1位 M  107試合5946敗2分 勝率.562 - 残1 27日対G

3位 SS 107試合6047敗0分 勝率.561 0差残1 28日対Ys

今日の直接対決で勝った方がリーグ優勝となるのだが、もしも引き分けに終わった場合に、シーレックスが明日のスワローズ戦に勝てば優勝となる。しかしシーレックスが引き分けか敗れた場合、ジャイアンツとマリーンズが同率首位のまま公式戦が終了してしまうことになる。この場合どちらが優勝になるのか、ここ数日のスポーツ紙にも書かれていなかったので理解出来なかったが今日、ジャイアンツ球場で見かけた貼り紙によると、その場合にはジャイアンツ球場でジャイアンツとマリーンズによるプレーオフが行われることになっていたようだ。

そんな訳で、今日はジャイアンツのファームにとって天下分け目の一戦。同率首位による最終決戦といえば、一軍と二軍の違いこそあれ、199410月8日、当時の長嶋茂雄監督が「国民的行事」と名づけたあのナゴヤ球場での決戦を彷彿とさせるものがある。敗戦処理。もいつもより早くジャイアンツ球場に向かった。

優勝=Vにちなんで新設の「よみうりV通り」を歩こうとも思ったが、気合いを入れて283段を上ることにした。

Photo 開場の10:30まで30分近くあるのに、この長蛇の列。観戦経験のある方なら察していただけるかもしれないが売場はこれより遥か先である。やはり敗戦処理。が懸念した通り、普段は来ないけど、こういう時だけ来るファンが相当数いるのだろう。実際三千人を超える観客が詰めかけたようだ。

昨日のマリーンズ主催の鴨川では一軍が地元千葉マリンスタジアムで試合をしているにもかかわらずマーくん、リーンちゃん、ズーちゃんにCOOLまでも投入したマリーンズに比べ、同じく一軍が今日、東京ドームでデーゲームを行っているジャイアンツはというと…、

Photo_2 例によって新入りのイトコひとり。だいじょうぶなんでしょうか<苦笑>

先発はジャイアンツが福田聡志でマリーンズが服部泰卓。

Photo_3

一回表、福田は先頭の岡田幸文にセンター前に運ばれ、無死一塁。先制点が欲しいマリーンズはいきなり岡田を走らせる。二番の根元俊一が援護の空振りをし、捕手の加藤健は間に合わないタイミングでもないのに何故か送球をやめてしまった。盗塁成功。

と思ったら何故か岡田が一塁に戻された。根元がスイングしてファウルチップだったが捕手の加藤は完全に捕球していたので盗塁は成立するはずだ。何が起きたのかと思ったら鈴木章太球審がマイクを握って説明した。

「私が捕手のスローイングを妨害してしまいましたので一塁走者を戻して試合を再開します。」

何だ?審判が捕手を妨害?初めて観たぞ。

早速一塁側のジャイアンツファンからは「いいぞ、いいぞ、鈴木」のコールが起きる<苦笑>

審判員にインプレー中のボールが当たった時には審判員は「石ころ」扱いになるという話をよく聞く。1982年の日本シリーズでドラゴンズ平野謙が放った一塁線を抜けた打球が一塁塁審に当たり、内野に打球が戻り、当然外野に抜けたと思って走っていた二塁走者が三本間でアウトになった事件は有名だ。それからいくと球審が捕手を妨害してしまったとしても不可抗力のアクシデント扱いなのかと思ったがそうではないようだ。

スコアリングポジションにノーアウトで走者を進めるチャンスを逃したマリーンズはその後改めてエンドランをかけるが三振ゲッツー。思えばこれがケチの付き始めだったのかもしれない。

一回裏、ジャイアンツも先頭の橋本到が出塁。見事な一塁前のドラッグバントだった。これを寺内崇幸が丁寧に送った一死二塁で大田泰示の三塁ゴロを青野毅がはじいて一死一、二塁。ここで四番の田中大二郎が併殺コースの一塁ゴロを放つが、3-6-3の6、ショートの根元が一塁に高投し、この間に橋本がホームイン。ジャイアンツが1点を先制した。

二回裏、先頭の矢野謙次がセンターオーバーの二塁打で出塁。続く七番の小田嶋正邦が右狙いせずに自分で還そうとする打撃で粘っていたが、最後に右中間に弾き返した打球がライトのネットを超えてツーランホームランとなった。3対0。そしてその興奮冷めやらぬ中、続く加藤もレフトオーバーの連続本塁打。打った瞬間にわかる当たりで加藤は一塁ベンチに向けてガッツポーズとVサインをしながら走り出した。

「おいおい、まだ二回だぞ」

これでマリーンズは先発の服部を諦め、二番手に同じサウスポーの育成選手、田村領平にスイッチ。ジャイアンツはこの田村も攻め、寺内と田中のタイムリー二塁打でさらに2点を加え、6対0とした。

加藤ならずともVサインをしたくなる点差だが、突然崩れる悪い癖のある先発福田が案の定崩れた。三回表、二死から岡田の正面の投手ライナーを弾いて内野安打とすると、根元に四球、フアン・ムニスに死球で二死満塁。

Photo_2 そして四番の竹原直隆に満塁本塁打を浴びる。楽勝ムードが一転して6対4と僅少差に。今までおとなしかった三塁側のマリーンズ応援団がこの当たりから一気に活気づく。

四回表、ジャイアンツベンチが動く。先発の福田を諦め、二番手に木佐貫洋を投入。

「木佐貫ぃ、まさかここで会えるとは思わなかったぞ~」

やはり、こういうヤジを飛ばすような人達が大挙詰めかけているからいつもより混むのだろう<苦笑>

Photo 先程引き合いに出した1994年の「国民的行事」では長嶋監督は先発の槙原寛己が今ひとつと見ると、早めに斎藤雅樹を注ぎ込み、最後3イニングを桑田真澄で締めた。今日も福田に続き、木佐貫とファームの先発ローテーション投手を続けて投入。木佐貫にボールを渡す際の斎藤コーチの力強さが敗戦処理。にも伝わってきた。

ジャイアンツはその後、四回に寺内がマリーンズの三番手、古谷拓哉からレフトのポールに当たるソロ本塁打で7対4とリードを拡げる。

7対4と、観る側としても少し余裕が出てきた。三塁側のブルペンに眼をやると、驚くべき光景が!!

Photo_4 小宮山悟が投げているではないか!!

既に現役引退を表明している小宮山がこの展開で投げるのか!?しかも手前で投げているのはこれまた超ベテランの高木晃次だぞ。

六回表のマリーンズの攻撃が無得点で終わり、7対4で迎えた六回裏。

小宮山の名前が告げられると、一塁側、三塁側双方から大きな拍手。

01_3 正直、ここで小宮山を観ることが出来るとは敗戦処理。も大感激だ。

しかし最初の打者、小田嶋の打球は容赦なくセンター後方へ。センターの岡田がフェンスを背にしてジャンプするも及ばず、フェンスの上のネットを直撃してスタンドインのツーベースかと思ったが二塁の工藤和樹塁審は本塁打の判定。

Photo_3 (写真:疑惑の判定に不服そうにセンター方向を見る小宮山と、その後方を走る小田嶋)

優勝がかかっているジャイアンツ打線が「空気を読まない」のは当然としても、何も疑惑の判定で引退表明している投手を追い込まなくても…。これには一塁側のジャイアンツファンからも「審判、空気読め!」「今のは二塁打でいいぞ」などのヤジが飛んでいた。

小宮山もさすがに動揺したのか、次打者の加藤への初球、もろに背中にぶつけてしまう。小宮山は一塁ベースに到達した加藤に謝っていた。その後、送りバントと橋本の安打で一、三塁となり、二死から大田に三遊間を破られる。9対4に。

Photo_5 「打って欲しい時に打たないで、こういう時に…」

年齢差25歳の若僧二人にクリーンヒットを打たれ、小宮山はついにマウンドを降りる。ここで再び両軍のファンから大きな拍手が贈られる。

Photo_3 そして小宮山とすれ違うようにマウンドに上がったのは高木晃次

もはや阪急ブレーブスでプレーした経験のある現役選手はこの高木とファイターズでコーチ兼任で現役を続けている中嶋聡だけ。

小宮山の直後の登板だけに、妙な連想をしてしまったのは否めないが左対左となる田中から貫禄の空振り三振を奪う。監督が替わろうと、高木にはまだまだ現役を続けてほしい。今日の服部や田村の不出来を観れば、選手の査定を年齢だけではじいてはならないことにマリーンズのフロントも気付くのではないか。

3イニングを曲がりなりにも無失点に抑えた木佐貫に代わり七回表のマウンドに上がったのはM.中村。敗戦処理。は秘かにM.中村の胴上げ投手を期待していたが、さすがに3イニングも投げないだろう。

何か小宮山の登板で今日のクライマックスは終わってしまった感じ。八回表にマリーンズがゲーリー・バーナムJr.のセンターバックスクリーン直撃のソロ本塁打で9対5と迫るが焼け石に水の感あり。

01_4 最終回はつい最近、押切もえとの破局が表面化した野間口貴彦が登板。ストレート主体の強気の投球で押切、見事に胴上げ投手に。ジャイアンツが9対5で逃げ切った。

27日・ジャイアンツ球場】

M 004 000 010 =5

G 150 102 00× =9

M)●服部、田村、古谷、小宮山、高木、中郷、橋本健-金澤

G)福田、○木佐貫、M.中村、野間口-加藤、實松

本塁打)小田嶋13(服部・2回)、加藤3号(服部・2回)以上二者連続、竹原3号満塁(福田・3回)、寺内3号(古谷・4回)、小田嶋14号(小宮山・6回)

どちらが勝っても優勝が決まると言うことで予め準備がなされていたのか、冒頭の写真の岡崎郁監督胴上げの後、ペナント授与などのセレモニーが行われた。

Photo_6 それにしてもジャイアンツのこの大所帯ぶりは何なんだ<>!!

もちろん一軍選手はここにはいない。

この後に小宮山悟の胴上げが行われたのだがその後で、今シーズン限りでの退任が決まっているレン・サカタ監督も胴上げされていた。

Dsc_00002

 

 

そして最後に優勝ペナントをもっての記念撮影でお開きとなった。

Photo

四十年近くジャイアンツファンをやっていて、23日には初めて生で一軍の優勝の瞬間を観ることが出来たが、それから四日後、今度はファームの優勝の瞬間までも生で観ることが出来た。

こうなるとまた欲が出る。

次は富山だ。

二年前は山形でウエスタンの覇者、ドラゴンズに逆転負けした。

相手は山井大介か、それともまさかの山本昌か?

それにしても、小宮山…

登板だけでなく、優勝セレモニーの後に胴上げまでしてもらって、まさか今日が正真正銘の最後の登板なのだろうか?

個人的にはその場面に立ち会えて光栄だが、小宮山が最後の舞台として立つべきはジャイアンツ球場ではなく、千葉マリンスタジアムだろう。既にボビー・バレンタイン監督の退任セレモニーに関しては発表されているが小宮山の引退登板はないのか?

昨日の主催試合の鴨川でなく、わざわざビジターの場で引退セレモニーを行う理由は一軍公式戦でその機会が無いからだとしたら、あまりにも寂しすぎる。

小宮山は同僚の黒木知宏が現役続行を断念した時に球団に引退試合の開催を申し入れた男だ。今度は小宮山の番だろう。もしも球団に予定がないのなら、誰か小宮山のために提言して欲しい。小宮山が最後に対戦した打者が大田泰示というのでは(この先、大田がどんなに立派な選手に育ったにしても)あまりにも寂しいではないか。

P.S.

今日のオマケ

現役時代は右投げ左打ちの上川誠二コーチが、今ではスイッチノッカーに!?

Photo_2

 

 

 

 

9月29日追記

小宮山悟の現役引退セレモニーは一軍の本拠地最終戦に当たる10月6日の対ゴールデンイーグルス戦で行われるという。

 

よかった。いや、当然だろう。

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