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2009年7月 6日 (月)

山口鉄也で負けたことの意味【7/4対ドラゴンズ戦】

Photo 4日のドラゴンズ対ジャイアンツ戦。2対1とジャイアンツが1点リードの七回裏一死二塁で登板した山口鉄也が連続四球と連打で逆転され、敗戦投手となった。山口はこの試合で五日連続の登板だった。

「山口だって打たれる時もある」

「山口を出して打たれたのなら仕方ない」

「毎日毎日投げて…山口は責められない」

こんな声が聞こえてきそうだ。

確かに、敗戦処理。も山口を責める気はない。しかし…

(写真:山口鉄也を起用して逆転負けした4日のドラゴンズ対ジャイアンツ戦を報じる5日付けスポーツ報知)

 

 

2対1とジャイアンツが1点リードの七回裏一死二塁で登板した山口鉄也が代打の立浪和義と井端弘和に連続四球で満塁とし、荒木雅博に左前にタイムリーを浴び同点とされ、続く森野将彦に2点勝ち越しタイムリーを浴び、一死も取れずに降板。結局敗戦投手となった。山口はこの試合で五日連続の登板で41試合目の登板。ジャイアンツの試合数がこの試合で70試合目だから試合数の半数を優に超えている。

ちなみに山口が敗戦投手になったのは昨年6月1日のホークス戦以来でこの間に14連勝していた。

山口の五日連続登板を振り返ってみよう。

6/30対C

 東野71/3自責2。

H越智2/3回 自責1

山口1回 自責0

7/1対C

 高橋尚71/3自責2

  豊田1回 自責0

  山口2/3回 自責0

7/2対C

 オビスポ6回2/3 自責1

H豊田1/3回 自責0

H越智1回 自責0

山口1回 自責0

7/3対D

 ゴンザレス7回 自責3

H越智1回 自責0

山口1回 自責0

7/4対D

グライシンガー6回1/3 自責2

 山口0/3回 自責3

   M.中村2/3回 自責0

  木村正1回 自責0

守護神のマーク・クルーンが不在で山口と越智大祐のコンビにしわ寄せが来るのは仕方ないだろう。クルーン離脱後、ジャイアンツは当初、越智を代役の抑えとし、山口はオールマイティーに試合の、ここがキーになる場面での登板が目立っていた。これは山口と越智の比較ではなく、頼れる左のリリーバーが山口しかいないというチーム事情もあると敗戦処理。は観ている。

それがこのカープ戦から山口が抑えに回った。

それならそれで構わないが、翌日には1点ビハインドの九回表に登板している。これが解せない。こういう起用法をしている限り抑えだろうとセットアッパーだろうと山口の登板数は減らない。

山口を抑えに固定するのかと思ったが、問題の4日の起用法は七回裏途中という状況から判断するに、越智までのつなぎと観るのが妥当だろう。

原辰徳監督、尾花高夫投手総合コーチらジャイアンツ首脳陣は一体何を考えているのだろうか?

二人の投手を抑え役として用意し、試合展開や相手打線の右左によってどちらの投手を抑えにするか、その時によって使い分ける方法をダブル・ストッパーというが実際にはあまりダブル・ストッパーという策は取られない。敗戦処理。の記憶では最近だと1995年に2位に飛躍したマリーンズが河本育之と成本年秀をダブル・ストッパーにしたのが最後ではないか。(この年の河本は10S、成本は21)スワローズ時代の若松勉監督が五十嵐亮太と石井弘寿をダブル・ストッパーにする構想を披露したことがあったように記憶しているが故障で実現しなかったようだ。「ロケットボーイズ」という愛称のみが虚しく…

今年のジャイアンツの交流戦の最終戦で、普段先発をしている東野峻を中継ぎに回したら、BS日テレで解説していた堀内恒夫前監督が「安直」とバッサリと切り捨てていた。堀内解説者によると「先発」と「中継ぎ」は別の職種であるそうで、普段先発をやっていても、昨年はショートリリーフの経験があるからといって(一試合限定で)中継ぎに回すのは安直だとのことだ。それならば抑えと、中継ぎも同じリリーフの分野とはいえ、これまた器用にあっちをやったり、こっちをやったりとはいかないのではないか。

一部の報道によると、クルーンが思いのほか順調に回復しており、早ければオールスター前に戦列復帰出来そうだという。それであるならば、何故それまでの間、抑え=越智、セットアッパー=山口と固定出来ないのか?越智が抑えで失敗したというのならまだしも、今のところそういう事実はない。

また逆の見方をすれば、クルーンが不在の時に山口なり越智なりに登板過多による故障があったらどうするつもりなのか?

翌5日の同じドラゴンズ戦では先発の内海哲也が四回でKOされると、五回と六回をM.中村に、七回と八回を豊田清にそれぞれイニングまたぎをさせた。また、問題の4日も、まだ2点のビハインドなのに八回には木村正太を登板させた。ベテランの豊田のイニングまたぎには不安がつきまとうし、木村正は実績もないし危なっかしくて観ていられないというファンの意見もあろうが、今挙げた起用には山口や越智一辺倒を見直そうという姿勢が一応は感じられる。

敗戦処理。は4日の敗戦に、結果に関しては問うつもりはない。むしろ問いたいのは前述したように首脳陣の方針だ。逆に山口があのピンチを抑え、越智につないで逃げ切って勝っていたとしても、同じようなことを書いているだろう。

チームの方針の一貫性の無さで、選手に故障を起こさせるようでは指揮官として失格である。クルーンの負傷は自業自得な面もあるが、今、風神雷神に何かあったら、それは監督ら首脳陣の責任であろう。明日(7日)からまた六連戦となるが、少しは洗練された継投を観たい。

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