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2009年4月13日 (月)

十二球団唯一の中四日先発&とっかえひっかえスタメン-焦っているのか原辰徳監督?

01 ジャイアンツが昨日は引き分けに終わったものの5連勝と好調である。開幕カードで2敗1分けに終わったときには昨年と同じ泥沼の開幕連敗地獄にはまるかと思ったが、ベイスターズ、タイガースを相手に一転連勝街道だ。

ただ、勝つのはいいのですが、何か引っかかるのですよねぇ…。

日曜日(12)の朝、日刊スポーツの先発予想を観て「あれ?」と思った。火曜(7日)に先発したばかりで中四日の高橋尚成の名前が挙がっているのだ。出かける途中でスポーツ報知を買ってみたら同じく「高橋尚」-まだ開幕して二週目だというのに早くも34歳の投手に中四日で投げさせる。何をそんなに慌てているのでしょうか?ちなみに今月3日の公式戦開幕から昨日(12)まで中四日の登板間隔で先発した投手は十二球団で高橋尚ただ一人。

ファイターズとマリーンズを除く十球団が7日から12日までの六連戦となっており、7日に先発した投手に12日に中四日で先発させないためには六人の先発投手が必要。ジャイアンツ以外の九球団は六人の先発投手を起用している。

ジャイアンツが基本的にシーズンを通して、六連戦の時には初戦に投げた先発投手を中四日で六戦目に先発させるという方針を立てているのなら、それは一つの考え方だが、もしそうでないならば、今の時期、早めに六人目の先発投手を確立させることを先決とすべきでしょう。ジャイアンツは開幕からセス・グライシンガー、内海哲也、東野峻、高橋尚成、福田聡志の順番で先発し、六戦目に当たる9日のベイスターズ戦に六人目の先発投手ではなく、開幕戦に先発したグライシンガーを中五日で先発させた。

そもそも、スポーツ報知を含む、事前の各スポーツ紙の予想ではジャイアンツは週後半(金~日)のカードに開幕からカープ、タイガース、ドラゴンズ、ドラゴンズ、タイガース、…と続くので火曜~木曜のカードよりも金曜~日曜のカードにグライシンガーと内海という強力な二枚看板を揃ってぶつけるローテーションを組むとのことだった。二枚看板に同じ曜日に投げてもらうには先発投手を六人並べることでどの投手にも中六日、即ち同じ曜日に投げさせることが可能になる。オープン戦では、WBCに参加している内海と二年連続セ・リーグ最多勝のグライシンガーは当確。さらに高橋尚が好投してこの三人はローテーション当確と言われていた。ただしこの三人を同じカードに揃えてしまうと、もう一つのカードが手薄になるので高橋尚を敢えて別のカードに回す。そしてそれ以外の三枠をめぐり、東野や木佐貫洋、福田、金刃憲人、西村健太朗、栂野雅史、エイドリアン・バーンサイド、ディッキー・ゴンザレス、野間口貴彦らがしのぎを削っていたのだ。

それがいつしか、先発は五人になった。9日のベイスターズ戦は六人目の先発投手ではなく、グライシンガーの中五日登板となってしまった。

ひとつには開幕カードのカープ三連戦をまさかの2敗1分けというスタートだったのでグライシンガーを1日前倒ししてベイスターズ戦を三連勝狙いにしたとか、六人目の投手に当たる木佐貫を昨年相性が良かったタイガース戦にぶつけるためグライシンガーを1日前倒ししたとか、敗戦処理。なりに邪推してみましたが、結局高橋尚を中四日で投入することで六連戦を五人の先発投手で乗り切ってしまった。

木佐貫はどうしてしまったのでしょうか?

木佐貫は3月20日のイースタン・リーグ開幕戦に先発して6イニングを投げたあと、実戦のマウンドに立っていない。何か故障でもあったのだろうか?

金刃と西村健は故障してしまったが、他に野間口は初登板から二連敗。ゴンザレスとバーンサイドはイースタンの開幕第二戦に二人で完封リレーを成し遂げたが、その後のマウンドでは二人とも先発でKOされて敗戦投手になっている。そもそもゴンザレスないしバーンサイドを一軍登録するにはグライシンガー、マーク・クルーン、イ・スンヨプ、エドガルド・アルフォンゾの中から誰かを二軍に落とさなければならない。

六人目の投手がいないから、グライシンガーを中五日で回したり、高橋尚を中四日で回したのだ-こんな答えが返ってきそうだ。しかしそれはどの球団も同じである。キャンプ、オープン戦の結果で開幕直後に六人の先発ローテーション投手を確立出来るチームなんて実は滅多にないのだ。どの球団も実はどこかで「ローテーションの谷間」を作っているのだ。そしてその「谷間」の投手をあわよくば一本立ちさせたいというのが監督、コーチの秘かな願いなのであろう。長いシーズンを考えれば、何度か来る「ローテーションの谷間」から新たなローテーション投手を育てていきたいものなのだ。ところが原監督はそれをしない。34歳の投手に先発で105球を投じてからの中四日先発をさせた。

高橋尚はたまたま二回に打球を利き腕に当ててしまうアクシデントで降板したが、結果的にKOという形にはならなかったから、幸か不幸か、原監督の中四日起用の是非が問われない形になった。中にはこの試合で二番手に登板した栂野をこの試合で先発させた方が良かったのでは?という論調もあったようだが、栂野はこの日のように先発投手が早めにマウンドを降りざるを得ないときとか、敗色濃厚になった試合で、勝ち試合用の継投策で起用する投手を注ぎ込みたくない場合に(藤田宗一とともに)重宝する投手であり、うかつに先発に回せないという台所事情もある。個人的には12日のタイガース戦には加治前竜一を登録抹消してでも木佐貫を登録し、先発させて欲しかった。

11日にイースタンで西村健が登板した。今季は先発ローテーション入りを狙い、キャンプ、オープン戦と先発投手としてのテストを受けてきたが、マメが潰れるアクシデントなどで調整が遅れていた。今のままでは14日からの六連戦には福田が中四日で二回先発することになるが、木佐貫にアクシデントがあって投げられないのなら西村健の抜擢も検討して欲しい。その前に野間口が先か…。

いずれにせよ、今後も先発投手の登板間隔を詰めさせれば、スタミナの問題で一試合当たりの投球回や投球数が制限され、自ずとリリーフ陣が忙しくなっていく。既にその傾向は出ており、昨日までの開幕9試合で過半数を超える試合に登板をしている投手がジャイアンツには五人もいる。6試合登板の豊田清と山口鉄也。5試合登板のM.中村、クルーン、越智大祐だ。このうちM.中村を除く四人の防御率が2点未満なのでこれだけの投手数を注ぎ込んでいても5勝2敗2分けという好成績になっているのだ。特に9試合中6試合に登板して依然として防御率0の豊田には頭が下がる。

ただし、言うまでもないことだが、リリーフ陣が揃って好調なのが長続きする保証はない。

もうひとつ、相手投手の右左によってイ・スンヨプとアルフォンゾを入れ替えたり、亀井義行と谷佳知を使い分けたりしているが、亀井と谷はまだしも、イ・スンヨプは相手投手の右左によって使い分けるレベルの選手なのだろうか?

イ・スンヨプは差懸念の体調不良や不振の反省からシーズン前の調整を最優先させ、WBCの出場をも辞退したほどで、その成果はオープン戦8本塁打という結果で現れた。それが確かに開幕から今一頼りない打席が続いたとは言え、まだチーム試合数が一桁の段階でアルフォンゾとの併用である。個人的にはイ・スンヨプという選手は普通の調子なら相手が右投手だろうと左投手だろうと変わらぬ結果を残せる選手だと思うし、その反面不調に陥ると右投手も左投手も打てなくなってしまう選手だと認識している。要は相手投手がどうのこうのというより、イ・スンヨプ自身のコンディション次第と思うのである。そしてそうであるならば、今の時期に相手投手によって出たり引っ込んだりという起用法をするのではなく、少なくともスタメンには固定し、上昇気流に乗るのを待つゆとりを持つべきではないのか。

もとより、イ・スンヨプはマリーンズ時代にボビー・バレンタイン監督による、相手投手などによってその日ごとに自分の役割が異なるような起用法では力を発揮しづらいとして契約時に条件をぶつけ、そこからこじれて結果的に自由契約となった経緯がある。ジャイアンツは2010年までイ・スンヨプと契約を結んでいることを考えれば、もっとイ・スンヨプが力を発揮しやすい起用法を原監督にも歩み寄らせることを考えた方が良いように思うがどうなのだろうか?

 

それとも、今季の原監督は、それこそバレンタイン監督や、かつての仰木彬監督のように日替わりの猫の目オーダーを売りにする野球をするつもりなのだろうか?そうであれば話は別だが。もっともそうだとしても、実績のある選手にはそれなりに趣旨を説明して予め理解させるべきではあろうが。

これはうがち過ぎた見方になるのを承知で書くと、原監督はいまだにWBCの延長線上で試合をしているのではないかとすら言いたくなる。「負けたら後がない」短期決戦の感覚をそのままに長い長いペナントレースにもひとり、自己陶酔しているのではないか?

そしてここまで書いていろいろと考えると、結局敗戦処理。にとって合点がいかない一連の事柄から、あるキーワードが浮かんでくる。

 

00 

エドガルド・アルフォンゾの存在だ。

野球中継で紹介されるときには必ずといっていいほど「大リーグで通算1,500本以上の安打を放った…」のことわりがつくこの選手の存在だ。

敗戦処理。はもともと獲得した時点で疑問に思ったのだが、この選手を獲得したことで、たしかに選手層の厚みは増したのだろうが、本職である二塁の守備が見かけ倒れなのはオープン戦で実証済みだし、一塁や三塁も出来ることは出来るが別段上手い訳では無いようだ。打撃も今のところまだ日本の野球に対応しきれていない。

開幕戦で1安打を放ったから、とことん使うのなら使い続けるべきだと思うが、翌日にはスタメンを外れた。しかし全く使えない訳でも無さそうなので現状では同じく調子の上がらないイ・スンヨプと相手投手に応じて一塁手として使い分けている。しかし個人的には前述したとおりイ・スンヨプを固定すべきだと考えているから、暴論を承知で言えばアルフォンゾは邪魔なのである。加えて言えば、頭数が不足している先発ローテーションに関しても、アルフォンゾがもしもいなかったらゴンザレスとバーンサイドのどちらかを一軍に登録させることも出来るのだ。

昨年の二塁のレギュラー木村拓也がレギュラーメンバー中では最高齢に当たるので不安だからアルフォンゾを獲得したという背景があるのだろうが、脇谷亮太、寺内崇幸、円谷英俊のキャンプ、オープン戦でのがんばりを観れば、彼らを競わせようという発想があっても不思議ではないし、そう仕向けるのが指揮官やフロントであるべきなのだ。大リーグ1,500本安打以上の実績の持ち主がたまたま大リーグ機構から離れ、母国の独立リーグに所属しているから安価で獲得出来そうだと飛びついたのかもしれないが、今のところその獲得がチームバランスを狂わせているように思えてならない。もちろん、もしそうだとしたらアルフォンゾには責任はない。獲得したフロントと、起用の仕方に問題のある原監督の責任だ。

9試合を消化して5勝2敗2分け、今の時期でとやかく言うのは時期尚早だが一応セ・リーグ単独首位。それでも個人的にはこれだけの不安がある。昨年の同じ試合消化数では2勝7敗だったことを考えれば万々歳ではあるのだが…。こんな事を考えるジャイアンツファンはやっぱりへそ曲がりなのでしょうね、きっと。 

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