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2009年4月18日 (土)

大田泰示はポロポロ、辻内崇伸はボロボロ。ジャイアンツのファームはどこかおかしい!?

Photo 野球観戦しやすい気候になってきた。敗戦処理。は今日(18)ジャイアンツ球場のジャイアンツ対ファイターズ戦を生観戦してきた。既に何度かこの表現を用いてきたが、ジャイアンツとファイターズを応援する敗戦処理。にとってはこのカードは一度に二試合分観られるようなお得感のあるカードだ(これが一軍だと微妙に精神状態が異なるのだが…)。

だが、今日の試合はそんなお得感を味わえなかった。ジャイアンツが2対12と大敗したのである。もちろん直接対決なのだからどちらかが勝てばどちらかが負ける。そんなことはわかりきっている。

ジャイアンツの野球の内容があまりにお粗末だったからだ。

(写真:九回表に連打を浴び、イニングの途中で降板させられる辻内崇伸と斎藤雅樹投手コーチ。辻内の制球難も気になったが、斎藤コーチのメタボ体型も相変わらず…)

 

今日も敗戦処理。は中田翔と大田泰示の打撃を観やすいように一塁側の内野席に陣取った。特に中田の打棒は絶好調。今週に入って最初の三日間で5本塁打、11打点。ついに大器が本領発揮か。待望の一軍昇格が現実味を帯びてきたとの報道も一部にあるようだ。たしかにファイターズは来週東京ドームで主催試合を行うし、そこで中田を観ることが出来れば個人的にもこの上ない喜びだ。

昨年度のイースタン・リーグ7球団の中での観客動員数1位と2位の対戦だけに続々と観客席が埋まっていく。入場口では「お荷物は席に置かずに座席の下に置いてください」と珍しく注意していた。試合開始までまだ1時間ちょっとあるというのにネット裏から一、三塁側の席は八割方埋まっている感じだった。もちろん打撃練習時間中は外野寄りの椅子席には観客を入れないということもあるからなのだが。

ネット裏中央後方の席を観ると、ジャイアンツのマスコット、ジャビィが何かしている。スコアボードに「ジャイアン拳」と書いてあったから、ジャンケン大会をしているようだ。

01 う~ん、どこかで観た光景だ。最後まで勝ち抜けば始球式が出来るのだろうか<苦笑>

今日の先発が誰かなと気になってライトのフェンスの先にあるジャイアンツのブルペンをのぞくと、体格の良い右投手が投球練習をしている。

Photo_2 ウィルフィン・オビスポはリリーフでの登板が続いているからこの時間(試合開始1時間前)に投球練習しているはずはないし、育成選手のレビ・ロメロはお父さんが亡くなられたため一時帰国している。誰かなと思って望遠レンズで確認すると、

セス・グライシンガーだ!

もちろん三日前に一軍の神宮で先発したグライシンガーがイースタンで先発するはずはない。次の先発に備えた調整の投球練習なのだろうが、ファームの試合を行うホームグラウンドで試合開始一時間前に先発投手が投球練習にブルペンを使えないというのもおかしな話ではないか?と思っていたら先発バッテリー発表。

ジャイアンツが深田拓也-實松一成、ファイターズが林昌範-渡部龍一のバッテリーだ。林にとっては古巣相手の先発となる。

試合開始が近づくと、ジャビィはグラウンドに降りてきた。ファイターズベンチに近づくと、ファイターズの元気印・杉谷拳士に「パクルなよ!」と窘められ、

Vs01 謝らせられていた<>

Vs02

敗戦処理。が「深田は第二の成瀬善久になる」と何度も書いている<苦笑>深田の先発を観るのは4日の利府以来。初回から打線の援護を得て勝利投手になったものの、毎回のようにピンチを迎える内容にあまり誉めなかったのだが、後日の報道によると登板中に三塁のバックアップに走ったときに同じくバックアップに走ったチームメートとぶつかるアクシデントがあったという。今日はしっかりとした投球を見せて欲しい。

深田は順調な立ち上がりを見せたかと思ったが二回につかまる。簡単に二死まで取った後、今浪隆博、渡部、市川卓に三連打であっさりと1点を先制された。三人ともいわゆる軽打。タイミングを合わせただけのような感じだったが、それでも内野の頭を越えていく。1点を失いさらに一、二塁の場面で九番の杉谷に一、二塁間を綺麗に破られたが、ここはライトの橋本到がバックホームで渡部を刺して1点止まり。

深田は三回にも左対左の村田和哉に流し打ちの安打を打たれ、鵜久森淳志にはエンドランをかけられて一、三塁。ここで中田にセンターに運ばれる犠飛でまた1点を追加された。深田は続く四回にも渡部の犠飛で1点を失う。どうしようもなく悪い訳ではないが、簡単に走者を出し、その走者を還してしまう。結局4イニングですべて自責点の4失点と期待を裏切られた。

一方の林は調整も最終段階という感じで、先発で3イニングを被安打1、無失点に抑えた。

ジャイアンツ二番手の竹嶋祐貴は六回表に陽仲壽にセンターバックスクリーン直撃の3ランを浴びて万事休す。0対7で勝負あったという感じ。この日はセンターやレフト方向からホーム方向に風が吹いている感じで、内野席から観て「行った!」という感じの大飛球がことごとくフェンスの手前で失速する感じだった。しかしこの陽の打球だけは逆風関係無しの弾丸ライナーだった。

ファイターズは林の後の二番手、植村祐介も好投。林と同じく3イニングを無失点。

ジャイアンツは七回から三番手に辻内崇伸を投入。

投球練習から140km台後半のストレートを連発していたが、いきなり高口隆行にストレートの四球。どうなることかと思わせたが続く今浪を詰まらせて遊ゴロ併殺打に仕留めると、圧巻は続く渡部に対し、150kmのストレートでバットをへし折って二ゴロに打ち取ったシーン。ここまでいいところのなかったジャイアンツファンから大喝采を浴びていた。

7点の劣勢があったからか辻内で最後まで行こうとジャイアンツベンチは考えたようだが、これが裏目。先頭の鵜久森に四球を与えた当たりから怪しかった。続く大阪桐蔭の二年後輩の中田を見逃しの三振に仕留めて貫禄を示したまでは良かったが、続く高口に左中間を破られ、辻内も失点。しかもこの時、レフトからの返球をカットしたショートの大田が間に合わないホームに送球したため打者走者の高口に三塁進塁を許してしまった。

続く今浪のセンター後方に上がったフライを途中からライトからセンターに回った橋本がグラブを当てて落球。三塁走者生還はもちろんのこと、打った今浪にも二塁まで行かれた。

橋本はこの試合、スタメンではライトだった。五回には一死一、二塁で高口の右中間の飛球をセンターの隠善智也とどちらが捕るのかはっきりせずにポテンヒットにしてしまっており、この日はミス続きだった。レフトでスタメンの籾山幸徳も六回の守備で左打者の市川が放ったラインドライブの打球のスライスを計算に入れられずに目測を誤り二塁打にしてしまうなど外野陣は揃ってボロボロだった。「相手投手が左だからといって工藤隆人を外すからこういうことになるんだよ!」という言葉が口から出かかったが、一塁側に座っていたので自重した<苦笑>。もっともファイターズのレフト、鵜久森も正面に飛んできたライナーに一瞬前進して頭上を超されるチョンボをやらかしていたから、相当風が舞っていたのかもしれない。

このように辻内に不運な面があったのも事実だが特にこのイニングは変化球がことごとくおじぎして制球を乱し、唯一ストライクを取れるストレートを狙い打たれるというパターンで、この後も渡部に左中間三塁打。二死から杉谷にこの試合四安打目となる右中間二塁打を打たれ、さらには陽の正面とはいえ痛烈な遊ゴロを大田が身体に当てて後ろに弾いてしまい、この回5失点(自責点は2点)。さすがにやばいと思ったかここで斎藤雅樹コーチが登場し、辻内を交代させた。(冒頭の写真)

ジャイアンツは八、九回に1点ずつ返したが大勢に影響はなく、2対12で敗れた。

18日・ジャイアンツ球場】

F 011 203 005 =12

G 000 000 011 =2

F)林、○植村、山本、江尻、松山-渡部

G)●深田、竹嶋、辻内、村田-實松、伊集院

本塁打)陽1号3ラン(竹嶋・6回)

陽の打球は大田が身体に当てて外野まで打球が弾かれたのでエラーが記録されてもおかしくなかったが記録は「安打」。いわゆる強襲安打という判断だったのだろう。タイトルでは「大田泰示はポロポロ」と書いたが、実は大田は記録上はこの試合でエラーをしていない。

大田は昨日から三塁ではなくショートを守っている。東海大相模で守っていた慣れたポジションのはずだ。開幕からショートに入っていた中井大介と三遊間が入れ替わった形だ。中井も五回に中田の放った併殺コースのゴロを取り逃す失策を記録したが二回にはその中田の三遊間を抜けるかという痛烈なゴロをダイビングキャッチして一塁で刺すというファインプレーを魅せたが、大田は慣れたポジションの割りにはいいところがなかった。

陽の打球を捕れなかった他にも、前述した間に合わないホームに返球して打者走者に余分な進塁を許した九回のプレーがあったし、四回には無死一、三塁の場面で渡部のセンターへの犠飛でセンターと二塁ベースの間に位置しなかったばかりに一塁走者の今浪にタッチアップで二塁進塁を許してしまった。三塁走者のタッチアップでの生還は防げない打球であったが、バックホームをした訳でもないのに一塁走者にタッチアップを許したのは、大田に心の準備が出来ていなかったからだろう。高校野球のレベルでは外野フライで一塁走者の二塁へのタッチアップに備えるという感覚は無いのだろうか?

大差が付いていたからか、ジャイアンツナインにはおかしなプレーが他にもあった。

辻内降板後、村田透が急遽マウンドに上がったのだが二死一塁という状況で打者の村田にフルカウントまで行った。点差が付いてはいるが二死一塁でフルカウントだから、一塁走者の陽は投球と同時にスタートを切る。するとあろうことか、この回からマスクをかぶった伊集院峰弘が中腰になって捕ったらすぐ送球する仕草を見せた。結果はファウルであったが、伊集院はボールカウントを間違えたのか、アウトカウントを間違えたのか、信じられない光景だった。

他にも四回に先頭の高口を四球で歩かせると、次打者の今浪がバントの構えをした訳でもないのに一塁の田中大二郎と三塁の中井が前進守備でダッシュ。今浪の引っ張った打球は前進した田中が反応出来ず一、二塁間を抜けていった。それほど痛烈な打球だから一塁走者の高口は二塁で止まるかと思ったら高口は一気に三塁へ。一塁の田中がベースを離れるのが早いから高口は離塁を大きくできたのだ。今年こんなシーンを他にも見ている。

 

 

はっきり言うが、今年のジャイアンツのファームは(敗戦処理。が観た試合に関してだけかもしれないが)どこかおかしい。二軍監督が吉村禎章から岡崎郁に変わったからなのかはわからないが、どこかおかしい。

敗戦処理。は二年前にジャイアンツのファームが名前のある中堅選手より若手を使い始めたからそれによってあぶれる感じの選手を「崖っぷちトリオ」と名づけた。斉藤宜之、吉川元浩、川中基嗣の三選手で、この三選手はいずれもこのシーズン限りで戦力外とされた。昨年は「二代目崖っぷちトリオ」として野口茂樹、門倉健、吉武慎太郎を挙げた。FA移籍二人、FA移籍に伴う人的補償で獲得した選手一人というメンツだが、ファームにいる時点で崖っぷちというビッグネームでやはり三人ともこのシーズン限りだった。そのような新旧交代が断行される中、坂本勇人の台頭などがあり、「ジャイアンツのファームがようやく機能し始めた!」という感じがした。敗戦処理。もそう思ったし、マスコミもそのような論調で報じた。そして今年はイースタン開幕戦では全員が入団三年目以内の選手でスタメンを並べるなど「新しいジャイアンツ」を感じさせた。しかしその結果がこのザマである。

どこかおかしいぞ、ジャイアンツ!

試合終了後、岡崎監督以下全員がベンチ前に出てきてスタンドのファンに挨拶をした。あまりに不甲斐ない試合ぶりに申し訳ないと思ったのか、内容、勝敗に関わらずファンに試合後に挨拶をするということなのか?

01_2 もしも後者なら、75年の歴史を持つ球団が今年やっと気付いたことを十二球団で最も歴史の浅い球団は球団創立年から行っているという事実を書いておこう。これに関してはマスコットのジャンケンのようにパクリとまでは言わないが…<苦笑>

  

  

ちなみに中田&大田の成績だが、大田は3打数0安打1死球。絶好調だったはずの中田は犠飛で1打点を挙げたものの4打数0安打。ファイターズはこの試合で野手の途中交代はなかったが中田以外の8人のスタメンは全員2安打以上で皆、ホームを踏んでいる。中田は昨日も4の0だった(打点1)から、再び調子の波が下がってきたのか。東京ドームシリーズで一軍との入れ替えがあるとしたら中田より鵜久森が先か?しかし武田勝と八木の件もあるのでうかつなことは言えない…。

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