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2009年3月15日 (日)

もうすぐ第二ラウンド-原JAPANはだいじょうぶか?

14日の各スポーツ紙を読んで違和感を覚えたファンも少なくないのではないか?

WBC第二ラウンドを控える野球日本代表チームが大リーグのシカゴ・カブスとの強化試合で一死一、三塁の場面でよくある一塁走者を二塁に進めて併殺の恐れのない状態に持ち込むための打者・片岡易之の援護の空振りに対してたまたまカブスの捕手がパスボールして三塁走者がホームインしたプレーに対し、やれ忍者戦法だとか偽装の術だとかスポーツ紙が一面で絶賛している。

まさか! 

WBCの第一ラウンドを勝ち抜くほどのチームが本番でこんなミスをするとは思えないし、もしも本気だとしたら強化試合で手の内を明かしてどうするのかと敗戦処理。は呆れてしまった。

騒いでいるのはマスコミだけで、日本代表チームは地に足の付いた調整をしていると信じたい。でも原辰徳監督の東京ラウンドでの采配をキューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長に批判されるなど、ちょっと頼りない。そのキューバ代表との対戦から始まる第二ラウンド。原JAPANはだいじょうぶなのか?

 

カストロ前議長が具体的に批判したのは東京ラウンド1位決定戦での八回のシーン。

0対1から1点を追う日本代表が一死から一番のイチローに安打が出ると続く二番、中島裕之にバントを命じ、二死二塁で三番、青木宣親に回す作戦を展開したこと。

「日本の監督は疑いなくいい選手である2番打者にバントを命じた。わが国の野球をよく知っているファンならそれが間違いだったと考えるだろう」

さすがは自らも若かりし頃には代表チームの一員に加わり、大リーグ選抜チームとの対戦にも出場したことがあるというカストロ前議長ならではのお言葉。五輪に出陣する直前の各種目の精鋭達を前に「せいぜい頑張ってください」と励ましたどこかの元首相とはスポーツに対する意識が格段に違う<苦笑>

それはともかく、敗戦処理。はこの采配にもいささかの疑問を感じたが、もっと驚いたのはその攻撃が無得点に終わって0対1のまま迎えた九回表に藤川球児を投入したことだ。

リードしているのならともかく、なぜ1点ビハインドの最終回に切り札を投入してしまったのか?

負けられない、負けたくない韓国代表相手の1位決定戦だからビハインドだろうが最終回には切り札の藤川投入-おおよそそんなニュアンスで感じたファンも少なくないことだったろう。しかし、点差は1点なのである。もしも同点で延長戦にもつれこんだら、藤川を十回も十一回もマウンドに上げるつもりだったのだろうか?

1点負けている場合でのクローザーの投入。敗戦処理。には負けを覚悟した上での采配にしか思えないのである。

この試合では日本代表は後攻め。延長戦ではリードして守るという形にはならない。クローザー投入法が難しい局面になるが、だからといって1点ビハインドの九回表に出すのは理にかなっていない。

ジャイアンツファンである敗戦処理。は2007年のクライマックスシリーズを思い出してしまった。

ドラゴンズ相手に三連敗を喫して日本シリーズ出場を逃してしまったジャイアンツであったが第二戦と第三戦で原監督はビハインドの九回表にこの年のクローザー上原浩治を投入した。しかも間抜けなことに反撃しなければならない九回裏に打順が回ってくるところに上原を入れたため、反撃に代打攻勢をかけると同点で延長戦になったら上原を使えないという、間抜けとしかいいようのない起用だった。WBCではDH制だから九回表に投入したクローザーを球数制限の範囲内なら続投させられるが本来1イニング限定でレギュラーシーズンで起用される藤川のロングリリーフは得策とは思えない。

またこの試合では中国代表との第一戦に先発したダルビッシュ有がリリーフで登板した。マスコミはこれも「負けられない試合ならではの総動員」ととらえているが、13人も投手を揃えておいてなぜ先発ローテーション投手に無理をさせなければならないのか?

北京五輪終了後、当時の大野豊投手コーチは「中継ぎの専門家を選んでおけば良かった」と後悔のコメントを残した。その教訓が全く活かされていない。クローザーには藤川の他に馬原孝浩が選ばれているが中継ぎらしい中継ぎは山口鉄也ただひとりだ。球数制限で先発型の投手を多めに選ばなければならないシチュエーションとはいえ、「いざとなれば先発投手を中継ぎに注ぎ込む」では精神論以外の何ものでもなく、不慣れな先発型投手による継投策が奏功する保証はない。

国内のプロ野球においてこれだけ投手の分業制が浸透している時代に北京五輪、WBCと二大会続けて中継ぎ投手という役割の必要性が軽視されているのはいただけない。第二ラウンドで裏目に出ないことを祈りたい。

原監督が率いた昨年のジャイアンツは時に監督が意味不明の采配や選手起用をしようとも、主に打線の爆発力で奇跡的な逆転優勝を果たしたが、今回のWBCでも選手達が監督の「能力」を凌駕してくれれば第二ラウンド突破、そして二連覇の可能性も見えてくると思っている。

第二ラウンドではいきなりキューバ代表と対戦する。時速100マイル以上の豪速球を投げるサウスポーを攻略出来るか否かがキーになりそうだが、劣勢になって監督がまた…だとカストロ前議長が再び吠えることになりかねない。それはごめんだ。

このチームが原JAPANではなく、侍達の集まりであれば、IBAF世界ランキング1位のキューバ代表を同4位の日本代表が制する道もあるはずだ。侍JAPANがんばってくれ!

 

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