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2009年1月16日 (金)

ジャイアンツが前スワローズのディッキー・ゴンザレスを獲得

昨日(15)はジャイアンツを去る人のことを書いたので、今日はジャイアンツに入ってくる人のことを書く。必ずしも上原浩治の代役という訳では無かろうが、ジャイアンツは13日、昨シーズン限りでスワローズから戦力外通告を受けたディッキー・ゴンザレスと一年契約を結んだと発表した。ジャイアンツが新たに外国人選手を獲得したのはこのオフでは初めてである。

 

 

また自分で探さずにお得意の日本球界実績組かという感じだが、明らかに一年前のセス・グライシンガーやマーク・クルーンらとは異なる。言うまでもなく活躍しての契約更新で条件面での折り合いがつかなかったとかではなく、ゴンザレスの場合はスワローズとの二年契約を満了し、スワローズ側から契約を打ち切った完全な自由契約選手である。

今季のジャイアンツではアレックス・ラミレスがFA権を取得したので外国人枠から外れるため、一軍の四人の枠はグライシンガーにクルーンにイ・スンヨプとエイドリアン・バーンサイドで臨むかと思われた。(念のために補足するとファイターズから移籍のMICHEALあらためM.中村はあくまで日本人選手登録である。)ゴンザレスは五人目の外国人助っ人という立場だが、一軍で同時に登録出来る外国人の投手は三人だからグライシンガー、クルーン、バーンサイドとの競争ということになる。普通に考えればグライシンガーとクルーンは常時一軍だろうから昨シーズンも五人目の外国人的扱いだったバーンサイドが直接のライバルになるのだろう。昨シーズンも07年に受けた右ひじ靱帯(じんたい)再建手術からの復帰が遅れ一軍では1勝5敗だったゴンザレス。スタミナ不足でハラハラさせながらも5勝3敗の成績を残したバーンサイドとの争いに勝てるかどうか?

 

このように外国人枠の関係などを考えると、ゴンザレス獲得はとても上原の抜けた穴を埋めようとして獲得した選手とは考えられない。そもそも推定年俸3000万円の選手に「元エース」の穴を埋めてもらおうとはジャイアンツのフロント、首脳陣もよもや思ってはいまい。ただしゴンザレスはスワローズ時代の2006年にチームメートのリック・ガトームソンとともに外国人枠を交互に活用し、二回先発したら登録を抹消して十日間休み、その間にはもう一方が二回先発するという起用法に応えて9勝7敗、防御率3.15という成績を残している(この年のガトームソンはノーヒットノーランを含め9勝10敗、防御率2.85)。バーンサイドとの併用を目論んでの獲得なのかもしれない。

しかし、ジャイアンツがゴンザレスを獲得したことを報じたスポーツ報知のweb版によると「球団はグライシンガー、内海に続く先発候補と期待している。」とのことだ。まぁ獲得が決定した時点でバーンサイドと交互に頑張って欲しいとは言わないだろうが<苦笑>

ただジャイアンツの台所事情は、この発言にもあるようにグライシンガーと内海哲也以外は先発ローテーション投手が確立されていないのも確か。原辰徳監督もこの二人だけが当確というようなコメントを別の機会に残していた。要は高橋尚成ですら安泰ではないと言うことだ。

* 余談だが敗戦処理。は高橋尚という投手を基本的に信用していない。

2000年に入団して一年目から先発ローテーションの一翼を担ったのはさすがだったが、以後九年間、クローザーに転向した2006年を除いた八年間ずっと先発一筋でやっていながら二桁勝利が2回しかないのである。生え抜き投手では最年長にあたり、本来なら成績以外にも投手陣の精神的支柱にならなければならない立場であるにもかかわらず、成績でも精神面でもそういう声がいっこうに挙がってこない不思議な投手だと思っている。

いずれにせよグライシンガーと内海に続くのが仮に高橋尚として、バーンサイドとゴンザレスは二人で一人と考えると、その先が木佐貫洋、久保裕也、野間口貴彦、東野峻、栂野雅史、金刃憲人と名前だけならずらずらと出てくるのだが、先発ローテーション投手として誰か定着してくれるかというと、今の時期では不透明だ。

* 個人的には中継ぎで便利屋的に起用されている西村健太朗の先発転向を推したいのだが。

単に日本で実績のある外国人の投手を捜すというのならば、ベイスターズ入りが決まったライアン・グリンの方が実績では上。なぜ狙わなかったのかという疑問は残るが、同じセ・リーグで観察していたゴンザレスの方により可能性を感じたと言うことなのだろうか。

 

ともあれ「オガラミ」を中心にした超強力打線という武器があるとはいえ、先発投手陣が質より量でまかなうという状況では心許ない。原監督は今シーズンからの5連覇構想を語ったそうだが、ドラフトで即戦力の投手を獲得したとも思えないし、競争原理による相互アップを狙っているのだろうが、ゴンザレスにはその刺激罪としての活躍を期待したい。

首脳陣だけでなくファンとしても「上原の抜けた穴を…」などと期待しないことがゴンザレス活躍への第一歩かもしれない。

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