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2008年11月16日 (日)

ライオンズだらけのアジアシリーズ2008を制したのは埼玉西武!!

01 ジャイアンツがこの舞台に出る腹つもりでチケットを購入しておいたのですが<苦笑>

 

出場四チームのうち三チームのニックネームがライオンズというアジアシリーズ2008

決勝戦は0対0で迎えた九回裏二死一塁から、佐藤友亮の左中間の安打で一塁走者の石井義人があの伝説の1987年日本シリーズ辻発彦の好走塁を彷彿とさせる好走塁で一気に生還。埼玉西武ライオンズが統一7-ELEVENライオンズをサヨナラ勝ちで下してアジアチャンピオンに輝きました。

Photo

(写真上:アジアシリーズを制し、ナインに胴上げされる渡辺久信監督。写真下:好走塁でサヨナラのホームを踏んだ石井義人を祝福する次打者の大島裕行、大久保博元コーチら。)

 

16日・東京ドーム】

UL 000 000 000 =0

SL 000 000 001X =1

UL)艾瓦多、曾翊誠、●潘威倫-高志綱

SL)涌井、星野、大沼、○岡本真-銀仁朗、野田

本塁打)両軍ともなし

最優秀選手 佐藤友亮

今年のアジアシリーズ2008を興味深くウオッチしている方には説明不要だろうが、今年の出場チーム四チームのうち、三チームのニックネームが「ライオンズ」である。

日本:埼玉西武ライオンズ

韓国:SKワイバーンズ

台湾:統一 7-ELEVEN ライオンズ

中国:天津ライオンズ

今年で四回目を迎えるアジアシリーズだが、これまで選抜チームで参加していた中国が初めて国内チャンピオンチームの単独チームで参加してきた。その天津ライオンズを含め、三チームがライオンズ。さしずめ、アジア№1獅子決定戦だ。しかも、決勝戦で相対した日本と台湾のライオンズはともにセブンイレブンと関わりがある。台湾の統一ライオンズはセブンイレブンがスポンサーになっており、今日東京ドームに姿を現したマスコットの背番号も711だった。

Photo_4

(写真:統一ライオンズのマスコット。背番号が711であるだけでなく、頭の配色も…。)

日本のライオンズは「西武」といっても基本的には流通系ではなく、かつて堤義明氏が統率していた鉄道、不動産グループの方で流通系とは直接の資本関係にはないが、西武の流通グループはイトーヨーカ堂、セブンイレブンを中心としたセブン&アイグループの軍門に下っている。野球とは直接関係ないが、何とも奇遇な顔合わせとなった。

冒頭にも記したが、敗戦処理。はジャイアンツが日本シリーズを制して、アジアシリーズでも決勝まで進出するだろうという前提で日本シリーズが始まる前にチケットを購入した。予定ではWBCの代表監督も務める原辰徳監督がジャイアンツを率いて、宿敵韓国の№1チームを破ってアジア№1の座を手にするという青写真だった。しかも韓国の出場チーム、SKワイバーンズにはジャイアンツOBの加藤初と、昨年コーチを務めていた伊勢孝夫がコーチとしてこの大会にも参戦している。

もっとも出場チームも決まる前に買ったそのおかげか、一塁ベンチの上の前から四列目という好位置だった。

にもかかわらず、渡辺久信監督の胴上げの写真は日本シリーズに続いて今ひとつになってしまった。日本シリーズの時と違い、悔しさはないし<>、好位置なのに。

アジアシリーズはこれで四大会すべて日本シリーズ優勝チームの優勝となったが、今年も昨年のドラゴンズに続き、予選では韓国のSKワイバーンズに敗れた。今年は中国の天津ライオンズを除く三チームが一勝一敗でならび順位決定ルール上、日本のライオンズが1位通過という扱いになったが、アジアの各国の野球の力の差が縮まっていることは確かだろう。今日の試合にしろ、レギュラーシーズンのクリーンアップが揃って欠場しているとはいえ、日本のライオンズは打線に迫力を感じなかった。あのまま0対0で延長戦になって長期戦の様相を呈するようであれば、24時間営業の企業がスポンサーの方が有利なのかなと不安になったが<>

アジアシリーズの今後に関する不安に関しては アジアシリーズ2008に冠スポンサー無し で書いた。コナミがスポンサーから降りて冠スポンサーがなかったが、それでも優勝賞金5,000万円、準優勝賞金3,000万円、MVP賞金100万円は何とか捻出したようだ。もっとも、そのうちのウン千円は敗戦処理。が出資したようなものだが<>。全試合地上波での中継なし。それも高い視聴率が求められる土日の夜を避け、土曜の日本のカードも、今日の決勝戦もデーゲームにしたが、それでも地上波中継なし。あるいはジャイアンツが出ていたら、決勝戦だけでも日本テレビ系列で放送したのだろうか?

また、大会パンフレットもなかった。これはスポンサー云々よりも、日本の出場チームが決まるのが大会直前という日程だったために作成スケジュール上の問題かもしれない。代わりに球場内では無料の選手名鑑が配られていた。出場チームの簡単なプロフィールと、選手名鑑。ただし選手名鑑といっても、顔写真、名前、背番号、ポジション、利き腕、生年月日に身長・体重といった簡易的なもので、今季の成績すら載っていないものだった。

個人的にはこの大会を存続させて欲しいと考えているが、興行として曲がり角に来ているのは確かなのだろう。アジアの大会ということを考えれば東京より福岡ドームでの開催に切り替えるのも一考だろうし、日本以外での開催も視野に入れなければならないかもしれない。ただし日本以外の出場国にはドーム球場がなく、11月中旬の開催でベストな闘いが期待出来るかという問題がある。もっとも、気候的な問題でクレームを付けるとしたら日本くらいではないか。今年のライオンズにしても、前述のクリーンアップの欠場は故障だから仕方ないにしても、外国人選手は帰国してしまっている。昨年のドラゴンズも主砲、タイロン・ウッズは不参加だった。

* 一昨年のファイターズのフェルナンド・セギノールは手続き上の不備で参加出来ず、間抜けとしか言いようがなかったが。

要は開催国である日本のNPBの方も、どこまでこのアジアシリーズを真剣に考えているのか疑わしい点がある。今年の場合、日本シリーズが第七戦までもつれた。大会初日の四日前である。優勝祝賀会で朝まで痛飲するだろうから、実質的な調整期間は二日間である。今日などは統一ライオンズの三投手が素晴らしかった点もあるのだろうが、優勝ボケが続いているのかと、観戦して感じた。

もうひとつ、開催国のアドバンテージなのか知らないが、今年も含め全四大会、日本の出場チームの対戦日程はいつも韓国の出場チームと最初に闘い、次が台湾、そして中国になっている。これは決勝戦の前日に一番格下の中国と組むことで、例えば抑えの投手や中継ぎの投手を休ませることが出来る、かなり日本に有利な日程である。毎年毎年同じ日程の組み方で、よく他の国が文句を言わないものだと不思議に思う。

これらの点も含めて、今後の開催に関してはいろいろと見直しを必要するだろう。敗戦処理。が描いている構想、アジアシリーズ優勝チームとワールドシリーズ優勝チームによるクラブチーム№1決定戦開催のための足がかりとしての期待感が持てないという現実は理解している。(だからこそ日本のファンの間でも今一なのだろうし。)

だが、有意義なことは間違いないと思えるのだから今後の開催続行を前提としたリニューアルを期待したい。

今日はライオンズファンに囲まれての観戦だったが、本当にライオンズファンが羨ましかった。あの重苦しい雰囲気の中の日本シリーズ第七戦観戦からちょうど一週間、球場内外の緊張感、高揚感も雲泥の差だったのは否めない(入場時の検査に手荷物検査だけでなく金属探知機を用いたボディ・チェックが加わったことくらいしか緊張感がなかった?)が、ジャイアンツの試合を観たかった。二年前にはファイターズが出た時の決勝戦をやはり生観戦したが、あの時はFA宣言した小笠原道大がもしもチームから出るようなことがあったらこのユニフォーム姿を観るのも最後なのかという感傷も重なり、試合展開以外のことに気を揉まざるを得ない複雑な状況だった。もちろんNPBを代表して出場しているライオンズを応援しながらの観戦だったが、ジャイアンツやファイターズのナインがグラウンドにいたら、さらに気持ちが違っただろう。

そしてついに、今年の野球観戦はこれで最後だろう。

イースタン教育リーグの初日から生観戦し、パ・リーグ公式戦開幕戦、イースタン・リーグ公式戦開幕戦観戦から始まり、西に東に、北に南に足を運んでの長いシーズンがついに終わった。ファイターズを追いかけてクライマックスシリーズも観戦したし、念願だった日本シリーズ第七戦の観戦もかなった。最後のアジアシリーズ決勝戦の舞台に贔屓チームがいなかったのが残念ではあったが。

そんな想いをめぐらせて東京ドーム22番入口の回転扉を出ると、外は既にクリスマスを意識したイルミネーション。BGMには山下達郎の「クリスマスイブ」などクリスマスの定番曲が…。本当に月日が経つのは早いものだ。

P.S.

今日のオマケ

サヨナラ勝ちの決定的瞬間を撮ったと思ったのだが…。

Photo_5

佐藤の左中間安打で一塁から激走してアジアチャンピオン決定のホームを踏んだ石井義の姿が、次打者の大島に隠れて写っていない…<苦笑>。ヒーローインタビューでさかんに佐藤が石井義を立てていたが、長打を警戒して外野手が深めに守っていたとはいえ、好走塁の石井義の方にMVPの価値があるように敗戦処理。は思う。それにしても、センターが左投げで、返球をカットしたショートが一瞬の躊躇。まさに1987年のあのシーンに似ている。

今日のオマケ―その2―

締めはやはり記念撮影。

Photo_6

記念撮影に加わろうと走る、故障でアジアシリーズを棒に振った中島裕之と細川亨。彼らなくしてここまでたどり着くことは無かっただろうから、彼ら無しの記念撮影などあり得ない。

今日のオマケ―その3―

準優勝の記念撮影をする統一ライオンズのメンバー。

Photo_8

この後、一塁ベンチ前を通りすぎてグラウンドから去っていくナインに日本のファンからも大きな拍手が贈られた。もしもアジアチャンピオンになっていたら、明日からセブンイレブンで特売が行われることになっていたのだろうか?

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