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2008年10月10日 (金)

信じていてよかった。諦めないでよかった。

予定より一日早かったですが<>ジャイアンツがセ・リーグ優勝を決めました。

 

嬉しぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!

普通に考えたらとても逆転不可能な差を付けられましたが、いろいろなところで「今度の直接対決で連勝出来れば…」などと書き続け、嘲笑され、時には同じジャイアンツファンからもクライマックスシリーズに備えるべきなどと窘められましたが、信じていて良かったです。諦めてはいけないですね。

原辰徳監督をはじめ、何人かの主力選手を当blogで酷評したり、奮起を促したりしてきましたが、最後には物量の差がものを言った感じですね。

この優勝に最も大きく貢献した選手を選べと言われたら、多くの人がアレックス・ラミレスを選ぶでしょう。このクライマックスシリーズの母体となるパ・リーグのプレーオフが制定されて以来、MVPはレギュラーシーズン第一位のチームから選ばれていますから、おそらくセ・リーグのMVPはラミレスが選ばれると思いますが、こんな時に超個人的な思い入れを書かせていただいてナンですけれども、敗戦処理。的には小笠原道大を誉めてやりたいです。

3月、一軍がオープン戦で遠征を続けている頃、ファームの選手が練習しているジャイアンツ球場でその片隅で黙々と身体を動かしている小笠原を観て、今年は大丈夫なのだろうかと青ざめました。

01開幕三連戦の三戦目の神宮球場。小雨が降りしきる中、投打が噛み合わず三連敗濃厚な終盤。スワローズの打者が放った、三塁側の内野スタンドに入るファウルの飛球を追うのに決して手を抜かない、スタンドぎりぎりまで足を引きずりながら走る小笠原の姿を観て、「今年もこの男についていくしかない」と腹を決めました。

そして開幕してからずっと、とても小笠原らしいバッティングが出来ない時期が続きました。走る姿は痛々しい。左投手が投じる、逃げていく変化球にはまるで対処出来ない。原因がわかっているとはいえ、ずっと応援し続けている身として、観てはならない姿を観させられていると言う気がしました。正直、それでもスタメンを外さない原監督を、いくら何でも…と恨んだ時期もありました。

ようやく故障が癒えてきた交流戦後。小笠原の打棒が上昇するとともに、ジャイアンツの成績が上昇し始めました。

2006年、ファイターズの一員としてパ・リーグMVP受賞。2007年、ジャイアンツの一員としてセ・リーグMVP受賞。しかし敗戦処理。的には今年の小笠原道大に過去二年間と同等な、いや、それ以上な共感を持ちました。

ジャイアンツファンの人達に、こんな小笠原の姿に胸を打たれる人が一人でも多くいてくれたらと思います。

例えば昨日(9日)の東京ドームのスタンドでも見かけましたが、イルカの張りぼてを持ってガッツの打席を応援するジャイアンツファン。あれはパ・リーグで不人気で地味な球団で孤軍奮闘を続けていたサムライがたまたま同姓だったという縁で観光親善大使を務めていた象徴です。敗戦処理。はまだまだ心の狭い未熟者なので、ジャイアンツファンがあれを持って応援する姿にはいまだに違和感を覚えます。今でこそ二年連続優勝を果たしたり、新天地北海道で圧倒的な支持を受ける地域密着球団になったファイターズですが、東京ドーム時代の終盤は何をやっても噛み合わない、チームカラーもはっきりしない、淋しい球団でもありました。当時はあのイルカは存在していなかったと思いますが、今東京ドームで観ると、土足で入ってこられたような思いがします。そしてその思いがどうしても消し去れないのです。

三割を超える打率をマークしたり、30本を越す本塁打を打つから小笠原道大は凄いのではありません。ここ一番の打席で凄まじい集中力を発揮して会心の一打を放つから小笠原道大は偉大な訳ではありません。ずっとずっと敗戦処理。がファイターズ時代から慕い続けてきた小笠原道大という男の、心底の素晴らしい姿は今年、ここまで全試合出場を続けている小笠原の姿に象徴されると思います。そしてそのことにジャイアンツファンの中から一人でも二人でも、気付いてくれたならば、敗戦処理。がファイターズファンとしてこの男をこころよく送り出した甲斐があったというものです。

十二球団の中で、今書いたようなプロセスが最も評価されない球団を小笠原は自ら選んだ訳ですが、一人でも二人でも気付いてくれれば幸いです。

ガッツ、本当にありがとう!

信じることと諦めないことの大切さを学ばせてもらった今シーズンでした。

さあ、次はクライマックスシリーズです。

2004年のパ・リーグのプレーオフ制度導入以降、昨年のセ・リーグも含め、実はレギュラーシーズン一位のチームで日本シリーズ進出を果たせたのは一球団しかありません。

今年はアドバンテージが変わったりしましたが、何が起こるかわからないのが短期決戦の怖さです。しかし昨年の無様な三連敗を教訓にジャイアンツには今年こそ日本シリーズに進出して欲しいものです。

そして、レギュラーシーズン一位から日本シリーズ進出を果たした唯一の球団であるファイターズは逆に制度初の、三位からの日本シリーズ進出を目指しています。敗戦処理。の究極の夢は1981年の日本シリーズの顔合わせの再現です。昨年は惜しくも逃しましたが、今年もチャンスはあります。

10月の中旬を過ぎても、二つのひいき球団が真剣勝負の真っ只中にいるとは野球ファンとして至極光栄です。ここに至るまでの両球団の過程には本音を言うと、言いたいことは山ほどありますが<苦笑>、今は両球団に素直に感謝をしたいです。

ありがとう、そしてもっと熱くしてくれ!

 

 

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