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2008年10月25日 (土)

失ったものすべてを、奪回する-次は当然「日本一」の座!

Photo ジャイアンツがセ・リーグのクライマックスシリーズ第2ステージを制し、日本シリーズ進出を勝ち取った。昨年はリーグ優勝を奪回したが日本シリーズに出られなかった。今年は同じ轍を踏まず、111日から始まるライオンズ相手の日本シリーズに挑む!

(写真:今年も幻となってしまったクライマックスシリーズ第2ステージ第六戦のチケット)

ジャイアンツは2002年に原辰徳監督の下でリーグ優勝、日本一を達成してからその後2006年まで優勝出来なかった。四年間優勝から遠ざかると言うことはジャイアンツという球団にとっては初めての屈辱であった。この間、球団史上初めて二年連続Bクラスという屈辱も味わった。チームが危機になるとお家芸の政治力の出番。このオフ、この年のパ・リーグMVP、小笠原道大をFAで獲得するなどの補強に加え、セ・リーグがパと同様のプレーオフ制度を導入することにして両リーグがクライマックスシリーズとして足並みを揃えた。三位までに滑り込めば日本シリーズに出場する可能性が出るのである。パ・リーグがプレーオフを導入した時にはホークス潰しの制度と揶揄されたが、今度はジャイアンツ救済の制度と揶揄された。

そんななか、2007年「奪回」をテーマに掲げたジャイアンツはドラゴンズ、タイガースとの激しいペナントレースを制し、リーグ優勝「奪回」に成功したが皮肉にもクライマックスシリーズで日本シリーズ進出を阻まれた。

だから今年は公式戦で優勝し、クライマックスシリーズにも勝って日本シリーズも制して日本一を「奪回」しなければならない。

もちろん昨年と同じ轍を踏まぬよう、クライマックスシリーズ第2ステージに優勝チームにアドバンテージを付与する後方支援を忘れない。

タイガースに公式戦で独走を許し、クライマックスシリーズで一発逆転の日本シリーズ進出では「奪回」したことにはならない。歴史に残る大逆転優勝はマスト条件だったのである。

しかも今年のクライマックスシリーズ第2ステージの相手は因縁のドラゴンズ。

個人的にはドラゴンズにリベンジして欲しい背景がもう一つ重なる。

それは2006年。敗戦処理。はジャイアンツの本拠地最終戦を観戦するのを恒例としているが、この年の本拠地最終戦はよりによってドラゴンズのリーグ優勝がかかった試合になってしまった。ジャイアンツはBクラス。本拠地最終戦ということでジャイアンツも意地を見せ、劣勢の試合を同点にして延長戦にもつれこむが十二回表、ドラゴンズが1点を勝ち越した後、タイロン・ウッズが超特大の満塁本塁打。敗戦処理。はドラゴンズのリーグ優勝、落合博満監督の胴上げを肉眼で見るハメになってしまった。

だからこそ、だからこそその落合監督の前で原辰徳監督が胴上げされるシーンを見たくて、冒頭の画像のように第六戦のチケットを購入しておいたのだ。

* 落合監督の胴上げを再び見させられるリスクを負いながら。

ジャイアンツファンだけでなく、ジャイアンツナインにもドラゴンスープレックス、じゃなかったドラゴンズコンプレックスはあるようだ。「Jスポーツ」(TBS系)1020日放送分ではジャイアンツOB槙原寛己によるインタビューで上原浩治が自分だけでなく、チーム自体に「ドラゴンズはいや」という風潮があることを認めていた。テレビ中継でよく見かける、何が起きてもベンチにどかっと座っている落合監督の姿に底知れぬ不気味さを感じるジャイアンツファンも多いことだろう。

アドバンテージ制度がなかった昨年、ジャイアンツは常に劣勢の試合展開となり、第二戦、第三戦ではビハインドの状況なのに九回表の守りでクローザーの上原を原監督はつぎこんでいた。負けられない試合、負けたら終わりの試合だからリードされていようと最終回にはクローザーを注ぎ込む、そのこと自体はよくあることだが、敗戦処理。が腹立たしく思ったのは裏に打順が回るところに上原を入れたことだった。今年と同様、昨年のクライマックスシリーズでも引き分けは上位チームのジャイアンツに好都合なのだが、上原が九回表を抑えてもその裏に上原に代打を送らなければならない。一気に逆転サヨナラまで行ければ問題ないが同点止まりで延長戦に突入したらどうするのか?後先考えない玉砕采配を精神論で讃えるほど敗戦処理。は人間が出来ていない。

そんなこんなで敗戦処理。は昨年のクライマックスシリーズ第2ステージはドラゴンズの底力を讃えざるを得ないと認める半面、原監督による人的災害、ヒューマンエラーだと認識した。だからこそ、今年はタイガースではなく、ドラゴンズを倒して日本シリーズ進出を決めなければならないのである。

引き分けに終わった第三戦。1点のリードを守るべく最終回のマウンドに送ったマーク・クルーンが意固地なまでにストレートを続けた挙げ句に中村紀洋に死球を与え、同点の走者に俊足の代走英智が起用された時点で原監督はクルーンに見切りを付け、山口鉄也をマウンドに送った。ヘルメットには「GIANTS PRIDE」というシールを貼りながら選手のプライドを考慮しない原監督の采配には今でも疑問を持ち続けているが、さすがにこの大舞台では同じ失敗を繰り返す人間と心中出来まい。クルーンは第一戦でもバッテリーを組んだ實松一成と息が合っていないのが明らかだったから、あの原監督の決断はやむを得なかっただろう。ただその山口が同点に追いつかれ、引き分けでも勝ちに近い制度上引っ込みがつかず山口を3イニング、45球投げさせざるを得なかったのは誤算だったろうが。

なおかつ十二回表には第五戦先発候補の東野峻をも注ぎ込んだ。

今日の第四戦は、見方によっては無理をしなくても良い試合。

2対1で迎えた七回裏、ここまで97球を投じた先発高橋尚成に代打を送った。投球数的にはもう少し行けそうな気がするが、今の高橋尚にはここが限界で、勝利の方程式に突入する境目なのだろう。八回表のドラゴンズ打線がイ・ビョンギュ、森野将彦と左打者二枚と当たる打順なため敢えて山口を投入した。案の定、山口は二人の左打者に安打を許してピンチを拡げ、T.ウッズの場面で越智大祐を投入して同点に追いつかれた。原監督は、この大一番でもやっぱり原監督だ。

ところがその裏、落合監督は前の回に投げたサウスポー高橋聡文を続投させる。寺内崇幸、アレックス・ラミレスと右打者が続くにもかかわらず浅尾拓也を投入しない。昨日の第三戦で同点に追いついた後の九回裏、十回裏の2イニング、打者6人をパーフェクトに抑えた浅尾の出番だと思ったが。31球を投じての連投をためらったのだろうか?ドラゴンズは負けたら終わりの試合なのに。

敢えて無理をしない、という選択肢も考えられる原監督が無理をし、無理をしてでも今日を勝たないと明日がない落合監督が無理をしない。この八回表と八回裏の攻防は良くも悪くも理解に苦しむ継投の連続だった。

ジャイアンツは高橋から寺内の二塁打でチャンスを作り、ラミレスは初球の甘い球を見逃さなかった。敗戦処理。はテレビを見ていて思わずその場で飛び上がってしまったが、この2点だけならまだ一抹の不安が残った。何故ならクルーン投入が予想される九回表の先頭打者は他ならぬ中村紀だからだ。ところが高橋の続投、さらには長峰昌司、小林正人と、とことん左投手を注ぎ込む継投の間にさらに2点を加え、6対2と安全圏に突入した。

同じ失敗を繰り返した第三戦のクルーンを許さなかった原監督は同じ局面を迎える第四戦でクルーンにリベンジの機会を提供した。クルーンと鶴岡一成のバッテリーは変化球で中村紀を三振に仕留めた。原監督を少し見直した。

失ったものすべてを、奪回する。-そのためには日本シリーズ制覇を以て完結する。

11月まで贔屓チームの真剣勝負の場に関われるのは一握りの野球ファンの特権だ。幸いにも敗戦処理。は三年連続で日本シリーズに一喜一憂する幸運に恵まれることになった。

 

 

しかし、ジャイアンツとファイターズによる日本シリーズ再現の夢は今年も実らなかった。ファイターズの仇をジャイアンツに託す。11月1日が待ち遠しい。

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