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2008年9月20日 (土)

【イースタン】最下位ファイターズがYsとGに連勝でまだまだわからない優勝争い!?

02 ジャイアンツとスワローズが激しい優勝争いをしているイースタン。1415日にファイターズに連勝して首位に浮上したジャイアンツですが、今日(20)そのファイターズに大敗し、再び首位から転げ落ちました。ファイターズは昨日はスワローズにサヨナラ勝ち。二日連続で優勝争いをかき回しています。

(写真:三番手に登板してめった打ちの西村健太朗。斎藤雅樹コーチも心配そう。)

イースタン・リーグ優勝争い(19日現在)

1位 ジャイアンツ 90試合5434敗2分 勝率.614

2位 スワローズ  91試合5133敗7分 勝率.607 1.0

昨日現在でジャイアンツが辛うじて1ゲーム差で首位にいたが、今日はジャイアンツがファイターズに敗れ、2位のスワローズがマリーンズを破ったため順位が逆転した。

イースタン・リーグ優勝争い(20日現在)

1位 スワローズ  92試合52337分 勝率.612

2位 ジャイアンツ 91試合54352分 勝率.607 0差

この二日間、最下位に低迷するファイターズに上位二球団が翻弄された形だが、特に今日敗れたジャイアンツにとってはただの一敗ではない感じだった。

外国人枠の関係で二軍で調整登板したエイドリアン・バーンサイドと右肩疲労の影響で調子を崩していた西村健太朗が登板し、ともにファイターズ打線の餌食になるという、イースタンの優勝争いだけでなく、一軍の今後にも影響を及ぼしかねないイヤな一敗なのである。

バーンサイドはバックに足を引っ張られる不運な面もあったが、一軍同様の貧打にあえぐファイターズ打線に9失点はいただけなかった。

一回裏、二死から鵜久森淳志の平凡な遊ゴロを岩舘学がお手玉。失策の走者を出すと、続くファイターズの四番、金子洋平に先制2ランを浴びてしまう。失策がなければ金子洋の前でファイターズの攻撃は終わっていた。

三回裏に味方が2点を返し同点に追いついてくれたが直後に打たれる。

四回表、一死から金子洋に四球の後、渡部龍一にレフトオーバーの二塁打を放たれ一死二、三塁から尾崎匡哉の遊ゴロで岩舘が間に合わないホームに投げて野選。打者走者を活かしてしまい、二死後、一、二塁から中田翔の遊撃内野安打の間に二塁走者の渡部に本塁を突かれてしまった。

二死一、二塁で中田はフルカウントになり、投球と同時に二人の走者がスタートを切っている。そんな状況で中田が放った打球はゴロでバーンサイドの足元を抜けるが回り込んだ岩舘が二塁ベース後方で捕球。内野安打は致し方ない打球だったが、二塁走者のホーム突入の可能性が頭に入っていなかったのか、岩舘のバックホームは遅れ、迷わずホームを狙った渡部を刺せない。ジャイアンツはやらずもがなの1点を与えてしまった。そもそも野選が無く打者走者を刺していれば中田に打順は回っていない。

ジャイアンツは四回裏にバーンサイド自らの犠飛で1点を返して3対4とするが五回表にまたも防げた1点を与えてしまう。

先頭の途中出場の今浪隆博に左中間を破られ無死二塁。バントで送られた一死三塁から鵜久森の打球は前進守備の二塁ゴロ。しかし円谷英俊がこの打球をお手玉。三塁走者のホーム突入を刺せず打者走者を一塁で刺すのみだった。これで3対5。またも失策の付かない無駄な失点だった。一回の金子洋の2ランは二死から失策が出た後の一発で非自責点。要は5失点のうち、4点はバックに足を引っ張られたことに起因しているのである。

一軍の試合なら、このあたりで投手交代もあろうかという場面だが、バーンサイドは六回のマウンドにも上がる。しかしイライラしたような動作が目立ち始め、切れそうなのが一塁側内野席からも感じ取れた。

六回表のバーンサイドは渡部、尾崎、市川卓に三連打を浴びまず1失点。中田の打席で暴投があって2失点。中田四球の後、代打の小山桂司にセンター前にポテンヒットを打たれ3失点。3対8とされた。それでもこの回までと決めていたのかベンチは動かない。結局この後もバントと犠飛で1点を加えられ、3対9。バーンサイドは自責点だけでも6となり、完全に調整登板の体を為さなかった。

そして前述の西村健は三番手として登板した八回表に火だるまとなった。

登板直後、最初の打者となったファイターズの代打、坪井智哉に初球を奇麗に振り抜かれ、ライトスタンドに本塁打された。これだけで済めばまだよかったが、一死後、村田和哉に四球を与えたあたりからおかしくなった。鵜久森、金子洋にそれぞれ右方向に安打を浴びて2失点目。渡部の二塁ゴロで併殺かと思ったら途中から二塁に回った岩舘が二塁ベースカバーに入った円谷に悪送球。オールセーフでもう1点。尾崎もセンター前にタイムリーで西村健は1イニング4失点という有り様だった。これで4対13。首位のチームと最下位のチームとは思えない展開になった。逆に言えばファイターズは一軍も二軍も貧打にあえぐチームだが、この日のように相手のミスに機動力を絡めて得点する野球はチームが本来目指している野球。春先からずっと最下位に低迷し続けるチーム状況だが、ほんの少しだけ溜飲を下げてくれる試合となった。

ジャイアンツは九回裏、ファイターズの四番手、高校卒ルーキーの松山傑の乱調(というか力不足?)につけこんで、田中大二郎の代打満塁本塁打などで5点を返したものの、時すでに遅し、9対13と痛すぎる一敗を喫した。

20日・ジャイアンツ球場】

F 200 214 040 =13

G 002 101 005 =9

F)○須永、伊藤、豊島、松山、内山、S菊地-渡部

G)●バーンサイド、木村正、西村健、深沢、村田透-星、加藤、伊集院

本塁打)金子洋15号2ラン(バーンサイド・1回)、坪井2号(西村健・8回)=代打、田中11号満塁(松山・9回)=代打

一方、ファイターズでは前回この球場での同じカードでは醜態をさらした須永英輝が好投した。「先発して5イニングを3失点」と書くと、可もなく不可もなくという印象を受けるかもしれないが、珍しくストライクが先行し、しかも低めにズバズバ決まる。崖っぷちの投手とは思えない内容だった。

3失点のうち、三回裏の2失点は失策で残ってしまった走者が二死後の矢野謙次の右中間三塁打で入れられた失点で非自責点。もっともこの打球も守備の巧い外野手だったらもしや…という気もした。14日付エントリー 【イースタン】スワローズにM7点灯もジャイアンツがついにゲーム差なしに猛接近!! を参照していただければ想像付くかもしれないが、前回の須永は本当に酷かった。しかし今日の須永は力強かった。一説によると今日は須永目当てで北海道から観戦に来たファンもいるらしいが、そうしたファンの前での好投。来シーズン(があればの話ですが、)は期待できそうな内容だ。

01

(写真・敗戦処理。の眼前に限れば二年ぶりくらいに好投した感じの須永)

崖っぷちと言えば坪井も微妙な立場だろう。2006年シーズン後に一度戦力外通告を受けている身だ。その時は坪井が様々な進路を模索中に球団の方から再契約を申し出、現役続行の道が開かれファンを安心させたものだったが、あれから二シーズン。今シーズンも開幕一軍入りこそ果たしたものの、二軍生活の方が遙かに長い。必死にアピールし続けなければならない時期に全盛期(と言う表現は失礼かもしれないが、)を彷彿とさせるライナーの本塁打。当blogに頻繁にコメントを寄せて下さるKさん(近々改名予定?)を始め、一、二軍を問わずファンに愛される坪井が存在感を示した。

01_2

(写真:代打本塁打を放った坪井。バットを投げるようにして放つ逆方向への安打が多い昨今だが、久々に引っ張っての快打を見た感じだ。前足も全然出ていないし<笑>。)

ちなみに、ジャイアンツで坪井に似た状況なのが清水隆行。今一軍がかつての「メークドラマ」以上の逆転優勝を狙う状況だが、その「メークドラマ」の年に入団し、仁志敏久と共に新人ながら完全に一軍の戦力として活躍した13年目のベテラン。3対9とされて試合がだれかかった六回裏、一死満塁の場面で代打で登場。ここで長打が出れば試合の興味も…と言う場面で清水は詰まり気味のライトフライ。犠飛になったものの反撃の流れを絶った感じになった。

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(写真:試合前にファイターズベンチを訪れて売り込む清水?)

 

一軍は今日もタイガースを破り、ついに1ゲーム差。明日勝てば同率首位に並ぶ。12年前の「メークドラマ」を体感している存在としてお呼びがかかっても不思議ではないのだが…。一軍で活躍していた時代から傾向としてあったが、清水は一打席で結果を出せるタイプではない。一日四打席立って結果を残すタイプ。今の状況で「復活」は難しいのか?

繰り返しになるが、ジャイアンツにとってはイースタンの優勝争い以外にも痛い一敗だ。バーンサイドが再登録可能になる24日は七連戦の真っ最中でローテーションの谷間だが、今日投げたために中三日になるし、この内容では打撃復調の兆しのあるイ・スンヨプか、他の外国人選手の登録を外してまで入れ替えることはしないだろう。しかし今シーズン何度かローテーションの谷間を救ってきた「第六の外国人選手」が今後使えないとしたら多少の影響は出るだろう。

西村健太朗も同様だ。一軍は打線爆発で連勝街道まっしぐらだが、越智大祐、山口鉄也に疲労蓄積が来ているのは明らかだ。「万一」の時のために西村健と林昌範にはいつでも二人に取って代われる状態になってもらわなければならないのだ。

ファイターズは快勝だ。9点リードの最終回に投手を三人も注ぎ込まなければならなかったのは誤算(松山、連打で一死も取れず、1点失ってなおピンチで満塁弾浴びる。二人目の内山雄介で時間を稼ぎ、肩が暖まったところで菊地和正を投入して逃げ切った。)だが、前述したように一発あり、連打あり、相手のミスにつけ込んだ積極盗塁ありと目指している野球が実った好試合だった。例に出した14日の同じジャイアンツ球場での大敗の中で9点ビハインドの終盤に相手バッテリーの一瞬のミスの間に奇跡に近いような好走塁を見せてくれた村田和哉のように常に集中力を保つことの大切さが、この日に活きたと考えるのは大袈裟か。

だとしても23日の鎌ヶ谷最終戦観戦予定、27日のまたもジャイアンツ球場でのこのカードでの対戦の観戦に希望を持てる勝ち方だ。

P.S.

今日のオマケ

この時期、処遇が気になるのは選手だけではない!?

Photo

(写真<>15日の試合前にジャイアンツの吉村禎章二軍監督に売り込む<?>ファイターズの山中潔コーチ。吉村監督は山中コーチのPL学園高校時代の二年後輩。 写真<>20日の試合中には岡崎郁二軍ヘッドコーチにも売り込む山中コーチ。来シーズン、再び實松一成を指導することになるのか?)

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