清原和博、覚悟の一軍復帰-「来年はグラウンドに立てないと思います。」
今日(3日)付けで一軍登録が決まっているバファローズの清原和博が壮絶な思いを会見で披露したようだ。
清原和博にとって2006年9月以来の一軍復帰となる。日本テレビの「スポーツうるぐす」に何気なくチャンネルを合わせたら清原の会見姿が眼に飛び込んできた。
膝の故障がだいぶ回復し、一軍で打席に立てるまでにこぎ着けた清原だが、本人によるとまたいつ爆発しても不思議ではないという。
「明日復帰しますけれども、明日潰れてしまうかもしれません。いつ壊れるかわかりません。こんな状態では、もう来年グラウンドに立てないと思います。まぁそういうことなので、明日からの1打席、1球が自分の野球人生の最後だと思ってバットを振りたいなと、そういう風に思っております」
昨年一年間をまるまる棒に振ったほどの故障だから、相当しんどく、完治は有り得ないほどだろうとは勝手に想像していたが、相当な覚悟で臨んでいることは想像に難くない。
番組のキャスター江川卓が「いい中国鍼があるんですけどね…」とでも言うかと思ったが言わなかった<苦笑>。次いで「すぽると」にチャンネルを合わせた。トップニュースは星野JAPANか清原かと思ったら不倫疑惑が報じられた渡辺和洋アナウンサーの謝罪シーンだった<苦笑>。
敗戦処理。は早速後半戦の日程表をチェック。バファローズが関東にやってくるのは16日からのライオンズ戦が最初。この日は土曜日だし、迷わずオンラインでチケットを購入した。当blogで清原の言動を盛んに批判してきた敗戦処理。ではあるが、清原がそこまでの覚悟で野球人生の集大成を絞めそうとしているのであれば、その生き様を見届けたいものだ。
バファローズは球団合併後初めてのAクラス進出に手の届く所に位置している。球団はテリー・コリンズ監督の退団を受けて監督代行を務めてきた大石大二郎を正式に監督に就任させ、その悲願に向けて後半戦のスタートを切ろうと決意表明したばかりだが、その矢先に清原の決意表明。パ・リーグのクライマックスシリーズ進出争いは前半戦以上にヒートアップするだろう。
このところの清原と言えば、僚友・桑田真澄や宿敵・野茂英雄の引退表明時や、高校時代に甲子園で名勝負を演じた石田文樹さんの訃報の時くらいしかマスコミに登場せず、「清原は球界の森繁久彌か!」とツッコミたくなる感じだったが、ついに自らが主役として表舞台に登場する。
清原が故障前に最後に一軍公式戦に出場したのは2006年9月8日の対ファイターズ戦だったが、敗戦処理。はその翌日に同カードを対戦した。一日違いで清原の姿を観られなかった。そういえば清原の通算2000本安打達成も敗戦処理。の観戦予定試合の前日の達成だった。プロで最初に入団したライオンズの本拠地に登場する試合を観に行くことになるが、これまた見当違いで見納めにならず現役継続となって欲しいものだ。いずれにしてもしっかりと脳裏に焼き付けよう。
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