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2008年8月10日 (日)

調整と興行の狭間?-野球日本代表強化試合

01 今日(10)いよいよ北京に旅立つ野球日本代表。8日と9日の最終強化試合ではセ選抜相手にまさかの2-11という大敗を喫し、一抹の不安を残したまま現地入りとなった。しかし、結果はともかく、この強化試合二連戦の設定に敗戦処理。は疑問を感じた。それは…。

現地入り直前の野球日本代表チームの最後の実戦はパ・リーグ選抜チームとの対戦とセ・リーグ選抜チームとの対戦の二連戦。

対セ・リーグ選抜戦では川上憲伸、田中将大両投手の大乱調などにより大量失点を喫して大敗したが基本的には前回のアテネのように「一球団から2人ずつ」といった制約もなく星野仙一監督が最もふさわしいと思うメンバーを選べたはずだから、残った国内のリーグでどんなメンバーを編成しようとも、格下相手との対戦となるのである。

それならば、代表以外の選手の中からベストメンバーを選んだ十二球団選抜チームとの試合を組んだ方が、よりシビアになるはずだ。それをわざわざ2で割ったパ・リーグ選抜とセ・リーグ選抜に分けて強化試合を組んだ意図がよくわからない、つまり疑問なのである。

NPBサイドも、例えばパ選抜が日本代表と対戦する日にはセ・リーグが公式戦を開催することが出来るのにしないし、逆にセ選抜が対戦する日にパの公式戦を組んでいない。金曜、土曜という二日間を日本代表チームの調整のために明け渡したのだ。それならば十二球団選抜と二試合組む方が調整試合としては適切だったのではないか。

これは推測だが、十二球団選抜と二試合組むよりも、力は落ちてもパ選抜戦とセ選抜戦に分けた方が興行として合計でより多くのお客さんに来てもらえると考えたからではないのか?対戦相手を変えることで同じ人に二試合観てもらえるケースが出てくるからだ。

実際、十二球団選抜でなく、リーグ選抜に分けたため、敢えて名前は挙げぬが「えっ、何でこの選手が○選抜?」という選手がいた。シーズン中に公式戦を中断しているにもかかわらずだ。

また、十二球団選抜にしなかったこととは無関係だと思うが強化試合は二試合とも地上波で中継されなかった。パ選抜戦は北京五輪の開会式とバッティングし、セ選抜戦は谷亮子の「ママでも金」を賭けた闘いとバッティングすることで地上波各局が二の足を踏んだのだろう。

そしてその分の収入源を少しでも補おうと、開会式やヤワラちゃんに見向きもせずに東京ドームに詰めかけてくれるありがたい野球ファンから、ジャイアンツ戦より高い入場料(座席による)をふんだくるというチグハグさを見せた<苦笑>

この辺がタイトルの「調整と興行の狭間?」と敗戦処理。が感じた所以なのである。

星野JAPANは長嶋JAPANでも実現できなかった真の「ドリームチーム」を組める協力態勢をNPBから勝ち取ったが、その他にもNPBから勝ち取ったものがある。

日本代表メンバーが所属球団から離れて合宿を組める期間もNPBが目論んでいた日数より一日多く勝ち取った。その結果オールスターゲームが木曜と金曜の開催という、近年では珍しい土日に絡まない日程とせざるを得なかった。

近年のオールスターゲームは金曜日にドーム球場で第一戦を行い、土曜日に屋外球場で第二戦を行うのが通例となっている。

ドーム球場で第一戦を行うのは雨天による順延を最小限に防ぐためである。先に屋外球場の試合を組むと、その試合が雨天中止になった時に次のドーム球場の試合まで順延しなければならなくなるが、よほどのことがない限り試合が行われるドーム球場の試合を先に持ってくれば屋外球場での試合開催が雨の影響を受けるにしてもその試合だけで済む。そしてその第二戦を土曜日に設定しておけば雨天順延となっても日曜開催になり、チケットの所有者の不都合も比較的少ないだろうと連想されるからだ。

ところが今年は野球日本代表チームが土曜から合宿練習を組める日程を希望したため、オールスターの二試合を一日ずつ前倒しせざるを得なくなった。

これまた推測だが、その結果スポンサーが見つからず、カープと可燃が深いマツダに頼み込んだというのが実情なのではないか?

さすがに「読売新聞オールスターゲーム」iPhoneオールスターゲーム」では露骨すぎるが、カープの場合、厳密に言えばマツダが親会社ではなく、松田元氏がオーナー。球団の親会社が冠スポンサーという何ともビミョーな事態を避けられたというのが実情なのではないか。

実は野球日本代表チームに対し、開催国である中国が現地での練習試合を持ちかけてきたそうだが、それを断ったらしい。次の実戦は13日の本番初戦、難敵キューバ戦である。

それにしてもセ・リーグ選抜の原辰徳監督。何もこんな所で頑張らないで、もっと普段頑張れないものだろうか<苦笑>?

これで公式戦再開後のタイガースとの直接対決二連戦に連敗するようだと完全にKY監督と言われてしまう。もとより「Kyojin Yoban」ではあったお人だが。

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