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2008年7月18日 (金)

「水を飲む時には井戸を掘った人のことを思い出さなければならない」-野茂英雄の現役引退表明に寄せて

Vs000 もう、トルネード投法を観ることは出来ないのか…?

(写真:1996年の日米野球でMLB選抜の先発投手として登場した野茂英雄。打席には当時ブルーウェーブのイチロー。ネット裏三塁寄りの観客席からの撮影でもはっきりとユニフォームの背中が見えている!)

17日、野茂英雄が現役続行を断念する旨を表明したという。何はともあれ、お疲れ様でした。

冒頭の「水を飲む時には井戸を掘った人のことを思い出さなければならない」は中国に、日本語に翻訳するとおおよそこのような意味になる諺があるそうで、野茂の現役引退を聞いて真っ先に思い出したのでタイトルにした。

野茂は、かつてのマッシーこと村上雅則を別にすれば日本人大リーガーのパイオニア的存在であり、たとえその移籍方法が野球協約の不備をついた形での強行突破的意味合いの強いものであっても今現在まで続く日本プロ野球界のスター選手のMLB挑戦の先駆者であることは間違いなく、FA制度や、ポスティングシステムで夢のメジャーリーガーになれた日本選手は誰一人として野茂に足を向けて眠ってはならないはずだ。

いや、プレーヤー達だけではない。野茂から始まる日本プロ野球スター選手のMLB移籍で、MLB中継見たさに衛星放送の受信契約を結んだ野球ファンは数知れず。日本の衛星放送普及に拍車をかけたのは野茂を筆頭とした日本人メジャーリーガー達だ。日本放送協会も野茂には頭が上がらないはずだ。野茂を終身専属解説者として雇っても罰が当たらない。

* もっともそのためにはNHKは野茂が日本球界を脱出する原因を作った人との契約を先に打ち切らなければならないだろうが…<苦笑>

今後野茂の現役引退を惜しむ声がファン、関係者、マスコミの間で広まるにつれて、任意引退選手という形で大リーグ入りを果たした野茂の日本球界における保留権を旧バファローズから受け継いだ合併球団が持ち続けたことが野茂の現役続行の選択肢の幅を狭めたのではないかという批判が出るかもしれない。しかし敗戦処理。はこの件でその球団と野球協約を批判するつもりは無い。何故ならば野茂には日本復帰という選択肢は初めからほとんど存在していなかったのではないかと思っているからだ。野茂はおそらく、最初に海を渡った時点で経緯が経緯だけに日本プロ野球界を卒業したくらいの気持ちだったのだろう。退路を断つくらいの決意で海を渡ったのだろうから。

お疲れ様、そしてありがとう、野茂英雄!!

野茂の引退表明を報じた17日のテレビ朝日系「報道ステーション」によると、野茂は最後にこんな言葉を残したという。

引退する時に「悔いのない野球人生だった」という人もいるが

僕の場合は悔いが残る

そんな野茂に、その原因を作った人ならこんな言葉をかけるのではないか?

「人生、投げたらアカン!!

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