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2008年5月22日 (木)

マナーから、ルールへ。

今月7日のジャイアンツ対タイガース戦(東京ドーム)でアレックス・ラミレスの放ったレフトのフェンスを超えたかという打球をスタンドの観客が叩き落とした件に関連して12日に行われたプロ野球実行委員会では再発防止のために各球場では電光掲示板や場内放送で観客に注意を促すことを強化するようにした。

実際、その翌日の13日~15日までカードとリーグが異なるものの東京ドームで生観戦した敗戦処理。は場内の係員にしつこいほど拡声器を通してこのことを言われた。要するに妨害したら退場してもらうぞと。

まぁ、それは当然の処分だと思うが。

野球規則上、例のラミレスの打球の様なケースでは観客による行為が無かったらどうなっていたかを審判が判断し、判定することになっている。あのケースではテレビのVTRを観る限りではスタンドインのように思えるが、審判が二塁打と判定したのだからそれは仕方ない。

では、観客の方はどうなのか?

当然のことながら、金を払って入場しているとしても、試合の妨げ(この場合なら審判の判定をしづらく誘導する行為)をして良いわけがない。そしてそんな当たり前のことは規則では定めていないかもしれない。何故ならば当たり前のことだから。

しかし、当たり前のことを守らない輩が出てくると、そうしたことをルールで定める必要が出てくる。今回のエントリーのタイトルは路上喫煙やタバコのポイ捨てなどを禁じた時の東京都千代田区のスローガンから取ってきたのだが、今回の球界の措置も、いわばそんな流れなのではないか。そして細かいことまでルールで定められるようになると、それによるメリットを享受することもあるのだが、たいがいは鬱陶しくなるものである。エキサイトシートでゲームをよりリアルに実感しながら観戦しようという時にあれはダメ、これはダメと拡声器でガンガンがなり立てられたら、気分が悪くなる。本当に迷惑な話だ。

と、この観客の行為の問題に始まっていろいろと書いていたらふと気づいた。

例のラミレスの打球を叩き落としたと目される観客は打球に触れていないと証言しているのだ。

「誰も当たっていないし、メガホンが垂れ下がっていたけど、打球からは離れていた。フェンスの一番上に確かに当たった」

(5月8日付スポーツ報知より)

敗戦処理。の目が悪いのか、テレビの映像が紛らわしいのか、明らかに触れているように見えるぞ。それともインタビューした相手が別人だったのか<苦笑>?

各種報道にも少なからず疑問を感じているのだが、この件には2つの問題が絡み合っていると敗戦処理。は認識している。観客のマナー<>の問題と、審判の判定の問題だ。

敗戦処理。はこの観客はこのように弁明すれば良いと思っている。

「オレはタイガースファンだから巨人の選手の打球が目の前に飛んできたら反射的に『来るな、来るな!』と思い、打球を払いのけてしまった。興奮していたからそれが自分の席でなのか、フェンスの前に出ていたのかは覚えていない。打球を本塁打と判定するか二塁打と判定するかは審判の問題だろう」

ひとつには彼の行為があってもなくても、フェンスの最上部に当たって跳ね返ったのか、スタンドの最前列に当たって跳ね返ったのかはしばしば判定しづらく、問題になるケースである。それに対して「やはり外野に線審が必要だ」とか「せめてああいうケースだけでもVTR判定を導入出来ないか」など議論の必要もあるはずなのだが、彼の証言を観た人は「そんなはずはないだろう。あいつは妨害しているよ」と感じてしまうから本来2つあるはずの問題点が観客のマナーの問題に限定されてしまう恐れがあるのである。

うがった見方をすれば審判四人制の不備を突かれたくない立場の勢力が敢えて問題点をすげ替えるために観客マナー問題にミスリードしているようにも思える<苦笑>

話を元に戻そう。

「マナーから、ルールへ。」となると、いささか息苦しいことになるのは野球観戦に限らない。敗戦処理。はこの前の週末にファイターズ戦観戦のために福岡まで飛んだが往復の飛行機でも安全に関する注意事項の説明の名かで盛んに「航空法」という言葉が連発されていた。以前ならば「こういうことをすると危険ですよ」という感じだったのが「こういうことをすると航空法で禁じられていますから処罰の対象になります」と変わっているのだ。そうすることによって(そこまでしっかりやってはじめて)乗客の安全を確実に守るということなのは充分承知しているつもりなのだが、その一方で敗戦処理。が福岡に行った際の帰京の便で敗戦処理。が福岡空港の売店で購入した、ファイターズを負かした杉内俊哉と川崎宗則が一面の日刊スポーツを機内備え付けのものと決めつけられ、持って行かれてしまった。何だかねぇ…<苦笑>

このテーマに関しては当blogにトラックバックやコメントを下さることの多い Eagles fly free さんのblog ()とむプロ野球研究所~球界の危機はいまだ続いている~の5月13日付エントリー 腰砕け「最低」 でも取り上げられている。当エントリーの書き込みに先立ってコメントさせていただいたが、敗戦処理。自身さすがにあの類の妨害行為はしないが、スタジアムに足を運ぶ身として、人の振り見て我が振り直せを再認識しようと思っている。

そして冒頭のタイトルをもう一度見返そう。実は細かくいえばこのスローガンは「マナーから、ルールへ。そしてマナーへ。」なのである。お堅い<>お役所も出来ればルールでなく、マナーの範疇にしておきたいということがにじみ出ているではないか。野球界も…。

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