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2008年3月 6日 (木)

清水隆行を第二の仁志敏久にするな!

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ジャイアンツファンなら多かれ少なかれ、イヤな予感を胸に抱いているのではないでしょうか?

 

(写真:林昌範、木佐貫洋とともにチームメートの練習に目をやる清水隆行。これ、実はファームの練習なのです<苦笑>)

 

3月1日の教育リーグ初戦に清水隆行がスタメン出場していたことは本ブログでも触れました。この日は一軍が福岡でオープン戦を行っていたので出場機会を確保する意味で敢えて清水をイースタン教育リーグに出場させたのかなと敗戦処理。は漠然と考えましたが、4日にジャイアンツ球場でのファームの練習を見物したら、そこにも清水の姿があったので驚いた。

  

  

1日の教育リーグに出場していたベテラン組では木村拓也がルイス・ゴンザレスと入れ替わりに一軍に上がっていった他は小坂誠と大道典嘉がやはりファームの練習に加わっていた。育成選手の人数が多いジャイアンツでは背番号が三桁の選手が目立つ。もちろん絶対数では少ないのだが、三桁の背番号というのは何とも目立つものである。そしてそんな選手達の輪に清水がいる。平日の午前中でファンも数えるほどしかいなかったが、ここに清水がいることに納得している者はいないだろう。そうすると良からぬ想像の先には清水も岡島秀樹や仁志敏久と同じような道をたどるのではないかという不安に行き着く。

昨年は谷佳知を獲得し、このオフにはアレックス・ラミレスと続々と清水のライバルを獲得していくジャイアンツ。さらにはオープン戦で売り出し中の亀井義行や育成選手隠善智也のように若手の追い上げも激しい。守備に明らかに難があり、脚は早いはずなのに走塁のセンスがない清水が打撃で絶好調でなければ存在価値をアピール出来ない。故障をしているわけでもないのにファームにいるというのは今シーズンの原辰徳監督が目指す野球に清水の居場所がないことを意味している。

 

例えばラミレスの加入により、昨年レフトを守っていた谷がセンターに回ることになる。旧ブルーウェーブ時代の(特にアテネ五輪準決勝の最後の打者になる前までの)谷ならば問題ないが、肩と脚の衰えが顕著な谷にとってセンターを守るのは結構酷なことのようだが、チームとしては谷の打棒を活かすにはセンターで使うしかない。ラミレスはオープン戦から元気に出場しているがレフトでの出場以外にDHで出場というケースもある。しかしそんな場合でも谷はレフトではなく、センターを守る。あくまで公式戦で守る予定のセンターで出場し、少しでも守備の場数を踏ませたいということだろう。前述の隠善と同時に外野守備に付くケースでも守備力で谷を上回っていそうな隠善がレフトを守り、谷は本番を想定してセンターを守っている。

その方針に則れば、清水もイースタン教育リーグで出場する際にセンターで起用されても不思議でないのだが、敗戦処理。が観戦した1日の対ファイターズ戦ではレフトを守っていた。そして相変わらずセンスの悪さを感じさせる打球の追い方を見せる場面もあった。このことをとってみても、今の清水はファームで調整しているという立場ではなく、ファームに落ちている選手ということになる。

いかに金満球団のジャイアンツといえども高給取りをファームで遊ばせていることに疑問を持たないはずはないだろう。今後、何か突発的な事情により選手補強の必要に迫られた場合、清水を交換要員としたトレードが画策されても不思議ではない。

昨シーズン、故障から出遅れた清水は目立った働きの場が用意されなかった感があるが、リーグ優勝がかかった試合で相手エラーが絡んだという状況ではあったが清水の一打でサヨナラ勝ちをし、ジャイアンツのリーグ優勝が決まる形となった。東京ドームでの優勝決定ということでジャイアンツファンの盛り上がりは最高潮に達していたが一通り喜びのパフォーマンスに区切りが付いた頃、にわかに清水コールが巻き起こった。これがこの試合の勝利を決めた打者に対する声援だったのか、不遇でありながら一年間頑張った男へのエールなのかは球場にいなかった敗戦処理。には判断しかねるが、ジャイアンツファンがまだまだ清水に期待を持っている証だと信じたい。

  

長嶋茂雄監督時代に逆指名制度を利用して獲得した各年度のアマチュア№1の選手達と、FAなどによる移籍選手による、いわば野球エリートとビッグネームでずらりとスタメンを固めている近年のジャイアンツで清水は異彩を放つ存在だ。最近十年間のジャイアンツの野手のレギュラーで逆指名入団と移籍組を除くと清水の他には松井秀喜しかいない。ジャイアンツファンの中にも今のジャイアンツのあり方に懐疑的なファンは少なからず存在し、そうしたファンの間では清水の存在というのはジャイアンツファンであることを続けるための免罪符とも言える存在なのであろう。

だから、清水には現状を打破してそのバットでジャイアンツに存在意義を示して欲しいのである。

  

前述の岡島も仁志もジャイアンツからトレードで他球団に移籍して結果的に成功している。仁志に至っては自分から移籍を志願したと報じられている。プロ野球選手として出場機会を得られない球団にいるよりも、必要としている球団に移る方が幸せだという考え方もあろう。しかし、そのような立場から這い上がる男の闘いをジャイアンツというチームの場で敗戦処理。は観たいのだ。そしてそのためには清水は打って打って打ちまくり、セールスポイントであるバッティングで自らを必要な戦力と認めさせるしかないのだ。

救いは清水本人の言動から現状への不満が漏れたなどという報道が出ていないことだ。好意的でないマスコミが捏造し、火のないところに煙を立たせるケースも考えられるが幸いにも昨年まではない。あとは清水が、たとえ二軍の非公式戦であっても、とにかく自分をアピールし続けることだ。

  

仁志は原監督との確執が噂され、原監督の復帰後はやる気を半ば失っていた火のように報じられたが、2006年のイースタンの試合で千葉県の袖ヶ浦市という地方球場でのビジターのゲームで、一塁走者だった仁志が味方打者の捕手へのファウルフライの時に相手の隙を突いてタッチアップで二塁を狙うシーンを敗戦処理。は目撃した。敗戦処理。は仁志は環境さえ整えばまだまだ充分活躍できるとこの時に確信した。清水にも仁志のように常に全力でプレーに集中する姿を示して欲しい。それが例え不本意なファームの試合という場であっても。

  

それにしても迷った。タイトルを「清水隆行を第二の仁志敏久にするな!」にすべきか、「清水隆行よ、第二の仁志敏久になるな!」にすべきか? 微妙にニュアンスが異なるからだ。そして危惧する事態にならないようにするには清水自身次第なのか、それとも原監督次第なのか…。

ジャイアンツの清水として、まだまだあの弾丸ライナーを観たいと思うのは敗戦処理。だけではないだろう。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

 

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