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2008年3月 1日 (土)

そして誰もいなかった!…カビーの横には

01 3月になりましたね。今日はファイターズスタジアムで教育リーグ、ファイターズ対ジャイアンツ戦を観てきました。既に宇宙狼さんからのコメントなどで明らかになっているように鎌ヶ谷の人気マスコット、カビーと息がぴったり合っていたアテンドの伊藤さんが今年の1月に退任してしまったのですが、今日は今年初めての鎌ヶ谷での試合。良きパートナーを失ったカビーは一人でファンサービスが出来るのか?それとも伊藤さんに代わる新たなアテンドがつくのか?試合以上<>に興味深かったのですが、今日のカビーは一人で登場。どこか勝手が違うような感じでファンサービスをしていました。

 

(写真:試合後にスタジアムの正面で一人でファンサービスに励むカビー。横に伊藤さんの姿は、もういない…。)

スポーツニュースなどで春季キャンプや練習試合、オープン戦の様子はそれなりにチェックしていたが、やはり生は違いますね。正月にマスターズリーグの試合を観戦したとはいえ、実質的に今年初めてのプロ野球生観戦。ファイターズスタジアムの階段を上がる時、これから約半年くらい、時間と金さえ都合がつけば野球場で野球を観るという極上の道楽を味わえるのだなという実感がひしひしと沸いてきて、先週末から風邪にやられている身体に気合いが注入されたような感じがしてきました。

通路を抜けてスタンドに入ると、いきなり聞こえてきました。あの甲高い笑い声が!! そうです。Kさんは今年も健在です。

 

 

 

01_2 そしてネット裏の通路前に、話題の年間50,000円のMyシートが堂々のデビュー。数えたら26席あった。中田翔も出そうにないファームの試合に年間50,000円も払う太っ腹な人が果たして26人もいるのか気になるところだ。Myシートは三塁側にまではかからず、ネット裏だけ26席が新設されていた。

(写真:ネット裏中央通路の前に並ぶ「Myシート」)

スタンドのあちこちでは「お久しぶりです」「今年も始まりましたね」などの挨拶がされている。そう、みんなやっぱり「野球の試合」に飢えていたのだろう。敗戦処理。としても実質今年初の観戦が、二軍の試合とはいえ贔屓チーム同士のカードのなったのはラッキーだ。今年も良い年になるかもしれない。

試合はジャイアンツが大学生・社会人ドラフトの1巡目ルーキー村田透の先発で、ファイターズは移籍二年目の金澤健人。それより何より、スタメン発表で度肝を抜かれた。

()木村拓

()小坂

()清水

()大道

()梅田

()岩館

()加治前

()實松

()松本

()村田透

一番から四番まで、実績のあるベテランが続けてコールされると、ファイターズファンで埋まった三塁側のスタンドからもどよめきと失笑がこぼれた。「教育リーグ」の試合で木村拓也や清水隆行らは今さら何を教育される必要があるのだろうか?もっと実戦の場数を踏ませたい若手はいないのだろうか?

余計なことだがスタメン発表後に売店の前を歩いていたらジャイアンツのユニフォームを着たファンが「最初から清水やキムタクを観れてラッキーだな」と話しているのを見かけた。たしかに入場無料の試合で一軍のレギュラークラスを観ることが出来るのはオイシイかもしれないが、そのファンの人は何を楽しみに鎌ヶ谷という相手のホームグラウンドにわざわざ足を運んだのか不思議になった。

ちなみにファイターズのスタメンはコチラ。

()

()村田

()佐藤

()金子洋

()小田

()高口

()三木

()今成

()鵜久森

()金澤

試合はファイターズが先制した。一回裏こそ村田透に三人で抑えられたが、二回裏、一死から小田の左中間のハーフライナーにジャイアンツのセンター、松本哲也が追いついたかに見えたがグラブに当てて落球。二死後、スワローズから移籍の三木肇がセンター前に合わせ一、二塁。実は三木はこの前の守りで一死二、三塁のピンチで實松一成の三塁線を破るかという打球をダイビングキャッチ、三塁走者の帰塁より速くベースタッチし併殺を完成させたばかり。好守ともにインパクトのあるデビューぶりだった。ここで今成亮太がレフトオーバーの2点タイムリー二塁打。鵜久森淳志死球の後、陽仲壽もセンター前に運んでこの回一気に3点を奪った。

ジャイアンツの村田透は一回裏と二回裏の投球を観る限りでは走者を背負うと単調になるという感じだ。まだまだ課題が多い選手なのかもしれない。

それよりジャイアンツで苦言を呈したいのはレフトを守った清水。

今成の先制二塁打となった打球は、どのみち捕球は無理だったにしろ、追い方が拙かった。左中間の打球に対し、後ろに下がりながら追うのでなく、真横に追っていてあげくに頭上を超されるという感じだった。清水に外野守備のセンスがないのは今に始まった話でないとはいえ、今シーズンのジャイアンツで清水がスタメン起用されるとしたら、センターを守るケースが一番可能性が高いと思う。今さら清水に守備力アップを求めても酷なことはわかっているが、自らの置かれている立場をもっと自覚してほしい。

逆に安心させてくれたのは小坂誠。右肩を痛めていたそうで、回復の度合いによっては球団が契約を結ぶかどうかという話もあったそうだがこの日の動きは軽快に見えた。

ファイターズの先発、金澤はこのリードをあっさりと吐き出す。

3点をもらった直後の三回表に大道典嘉に2点タイムリーを浴び、続く四回表には何と實松にレフトオーバーのソロ本塁打を浴びてしまった。

素晴らしい弾丸ライナーだった。

いまだに鎌ヶ谷では温かく迎えられる實松だが、この一発にはファイターズファンから「戻ってこい」との声もかかっていた。實松も嬉しかったのだろう。スタンド入りを見届けると、一、二塁間で大きくガッツポーズをしていた。しかし、一年に一度あるかどうかという会心の一打が、教育リーグの最初の試合で出てしまったということは今シーズンの實松のバットからは、もう…以下自粛。

ただ今日の實松は第一打席が三木のファインプレーに阻まれた三塁ライナーで、本塁打の後の第三打席も三遊間を破るクリーンヒット!ひょっとしたら、ついに打撃開眼の年なのかもしれない。アベシンが北京五輪で抜ける間、ジャイアンツのホームを實松に委ねたいと思っている敗戦処理。としては、その時期まで「運」を温存してほしいという気もやまやまなのだが。

01_3 3対3のまま試合は進んだ。両軍二番手が好投。ファイターズは菊地和正、ジャイアンツは敗戦処理。が勝手に「第二の成瀬善久」と決めつけている深田拓也(左の写真)が試合を引き締めた。しかし七回表、3イニング目の菊地が崩れた。

先頭の木村拓を四球で歩かせると、続く佐藤弘佑の打席でバントに備えて前進守備に入ろうとベースを離れた金子洋平に牽制球を投げてしまいボークを取られ無死二塁。佐藤の一塁ゴロで一死三塁となってから山本光将の打球はセンターフライ。風で少々押し戻された感じで返球が好ければホームでタッチアップの走者を刺せるかと思いきや、バックホームを焦ったセンターの村田和哉が落球。難なく勝ち越し点を与えてしまった。村田の落球は贔屓目に観れば捕球後のスローイングの際に落球したようにも見えたが二塁塁審は捕球と認めなかった。

村田は前評判の高いルーキーだ。中央大学出身の大学生社会人ドラフト4巡目指名。小柄ながら50mを5秒7で走る俊足と、強肩の持ち主で工藤隆人や紺田敏正を脅かす存在と言われている。確かに今日の試合でもこのプレー以外は打球に追いつく速さは大したものだと思わせたし、七回裏の二盗成功は半端じゃないスピードだった。そんな実戦向きルーキーでも肝心な場面でミスをする。ジャイアンツの村田透にも当てはまるが、初の試合で両ルーキーは「実戦の怖さ」を肌で感じたことだろう。

菊地はこれで落胆したのか、この後も大道と岩館学にタイムリーを浴び、3対6となった。

八回表からファイターズは三番手の糸数敬作が登板したがこの時捕手も交代。今成に代わり、このキャンプから捕手の練習をしている尾崎匡哉がマスクをかぶった。

01_5 尾崎は試合前のシートノックでも捕手の練習をしていた。素人目には固い動きながらソツ無くこなしていたように見えたが、実戦となると緊張の度合いが異なるのだろうか。イニング開始前の投球練習の最後の一球を受けてからの二塁への送球が思い切り高投となってしまいセンターまで抜けた<苦笑>。最初の打者の時に何の変哲もないストライクの投球をポロリとやってしまったり、ぎこちなさも感じさせたが糸数をリードした2イニングを無失点に抑えた。難しいファウルフライや、走者盗塁という場面がなかったのが物足りなかったが。

 

(写真:八回表から捕手で出場した尾崎。このまま本当に捕手一本でいくのだろうか?)

しかし今年入団六年目の尾崎を本気で捕手にコンバートさせようと考えているのだろうか?確かに一軍捕手陣では「抑え捕手」の中嶋聡が今月39歳になることを考えると、高橋信二と鶴岡慎也に次ぐ人材の育成が急務であるというのはわかるが。昨年敗戦処理。は鵜久森三年尾崎八年と書いたが、これから捕手の練習となると、本当にそのくらいの年月がかかってしまうかもしれない。

結局試合はこの3点で決まった。

最終回にファイターズは走者二人を出し、金子洋平に一発が出れば同点という見せ場を造ったが、金子洋の打球はレフト方向にいい角度で飛んだものの逆風に負けたかレフトフライ。水上善雄新監督の初試合は3対6で逆転負けという結果に終わった。

1日・ファイターズスタジアム】

G 002 100 300 =6

F 030 000 000 =3

G)村田透、○深田、S木村正-實松、伊集院

F)金澤、●菊地、糸数-今成、尾崎

本塁打)實松ソロ(金澤・4回)

結局、カビーはグラウンドには降りず、新しいアテンドらしき人物もいなかった。伊藤さんの後任ということを考えれば、一朝一夕には代役は探せないのかもしれないが。まさか明日のファンフェスタで新アテンドが発表されるなんてことは無いでしょうね。明日は敗戦処理。は鎌ヶ谷には行かないので、ファイターズファンの方のブログでいろいろと情報収集しようと思っている。

【3月4日追記】

伊藤さんの退任(退職)を惜しむ声はいろいろなところで挙がっているようですね。

カビーの兄貴分、B☆Bも自らのコラムで訴えていますし、復帰を願う署名を募るサイトも立ち上がったようです。

B☆Bコラム #51「心動かすもの」  

伊藤剛嗣さんの鎌ヶ谷への復帰を求める会

そして、当ブログに時折トラックバックを下さる宇宙狼さんのブログ「宇宙狼の空間@blog」の「俺は、B☆Bを支持する。」は凄いです。カビーや伊藤さんを知るものなら誰もが一言一句に圧倒され共感することでしょう。

伊藤さんの退職に関してはその理由は何一つファンには知らされていません。もちろん伊藤さんに非があっての突然の退職という可能性も無いわけではありません。なにしろ理由が一切語られていないのだから。

球団からすれば、一職員の退職をいちいち報告しなければならない必然性を感じていないのかもしれませんが、もはや伊藤さんはファイターズが、鎌ヶ谷がファンと一体化した活動を繰り広げていく中で必要不可欠な存在になっていたのです。事と次第によってはファイターズタウン設立から十年強で築き上げてきたものの少なくないいくばくかを失うおそれがあるということを認識して欲しいです。

 

 

 

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