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2008年3月16日 (日)

よそから獲ってくるのは選手だけではなく…。

200801 今日(16)はジャイアンツが今年初めて本拠地・東京ドームで行うオープン戦、対タイガース戦を生観戦しました。今年で東京ドームが開業20周年と言うことで(もうそんなになりますか、しみじみ…)ということで、日本初のドーム球場として1988年に初めて試合を行った時と同じ「伝統の一戦」、ジャイアンツ対タイガース戦が組まれました。

前エントリーで触れた昨日の鎌ヶ谷でも思わぬサプライズがありましたが、今日の東京ドームでもある意味サプライズな出来事が行われました。ジャイアンツにとって今年初の東京ドームでの試合ということで新入団選手の発表が試合前に行われ、ドラフトで獲得したルーキー達に加え、藤田宗一、マーク・クルーン、エイドリアン・バーンサイド、アレックス・ラミレスといった新加入の選手達のお披露目もありましたが、このチームがよそから獲ってくるのは選手だけではないのですね。それは…

(写真:試合前に紹介されたジャイアンツの新入団選手達。この試合の先発でブルペンで調整中のセス・グライシンガーを除く14選手が勢揃い。)

昨日のは嬉しいサプライズと言えるでしょうが、今日のはサプライズというより、開いた口が塞がらないといった方が正確かもしれませんね。岩田稔、グライシンガーの好投によりテンポ良く試合が進み、0対0のまま五回裏を終了したとき、にわかには信じられない光景が目に飛び込んできました。

01なんと、五回終了後のハーフタイムパフォーマンスが「Y.M.C.A.」の演奏なのです。完全にファイターズのパクリです。サビの部分でグラウンドキーパー達がトンボを上下に振るところまで同じ。違うのはこちらは西城秀樹が歌っている日本語版であることくらい。

いやはや、何をいわんかや…。

この演出がジャイアンツ球団の意向によるものなのか、東京ドーム側の演出なのか定かではないので決めつけることは出来ませんが、ただでさえ手ぬぐいを回すパフォーマンスがマリーンズ応援団のパクリだと批判されたりしているのに(真似なら真似で構わないのに、さも独自の応援パフォーマンスであるように流布され、マリーンズや他球団のファンの一部から顰蹙を買った)またまた…。

ハーフタイムに「Y.M.C.A.」というのは元々大リーグのニューヨーク・ヤンキースの主催試合で行われていたもので、同球団と業務提携していたファイターズが1994年から取り入れたパフォーマンスで、それは北海道に本拠地を移した後も引き続き行われている。敗戦処理。も年に十試合近く行われる東京ドームでのファイターズ主催試合の大半を観戦しているが、これがあると自分が身体を動かすわけではないが何かほっとする気持ちになる。

ファイターズ以外ではマリーンズも近年千葉マリンスタジアムでの主催試合で導入してるが、グラウンドキーパーが整備を中断して踊るところまで同じで、それを同じ東京ドームでやられると、このチームのファンサービスに取り組む姿勢そのものに疑問を感じてしまう。

救いと言えば救いなのは、場内に「Y.M.C.A.」が流れているときのライトスタンドの様子を眺めてみたら、各所に立っている応援団のリーダーらこそ曲に合わせて踊っているが、それ以外のジャイアンツファンがほとんど身体を動かしていなかった(様に少なくとも敗戦処理。の目には映った)ことか。彼らはさすがに恥ずかしくて踊る気にならなかったのか、それとも世代的に若く、この曲に何の思い入れもないのか…。

それでは試合を振り返ろう。

小笠原道大がオープン戦初登場で、高橋由伸が戦列復帰し、だいぶ本来のメンバーに近づいたとはいうものの小笠原はまだ相手投手とタイミングを測っているという感じだし、イ・スンヨプ、二岡智宏、阿部慎之助が不在である。前日までのチーム打率がファイターズよりも低く、本塁打に至ってはようやく坂本勇人にチーム第1号が出た始末で、本当に二週間後の開幕までに「打線」の体裁をなすようになるのかという感じだったが、岩田稔、杉山直久によるリレーの前に散発5安打で無得点。4イニングを投げた杉山からは1本の安打も打てなかった。

それでも先発して6イニングを投げたグライシンガーから吉武慎太郎、豊田清、西村健太朗とつないだリリーフ陣も好調でタイガース打線を無失点に抑えたため0対0の引き分けに終わったが何ともお寒い内容だった。

16日・東京ドーム】

T 000 000 000 =0

G 000 000 000 =0

T)岩田、杉山-野口、矢野

G)グライシンガー、吉武、豊田、西村健-星、村田善

本塁打)両軍ともなし

ジャイアンツは二回裏に打撃好調のルイス・ゴンザレスと亀井義行が連打で無死一、二塁のチャンスをつくった(特に亀井が左対左の攻略法のお手本のようなセンター返しの鋭い打球で二遊間を痛烈に破ったのは首脳陣にも強いアピールになったろう)

ここで売り出し中の坂本が打席に入る。バントの構えからファーストストライクはファウルにしてしまい、強行に切り替えてもファウルで追い込まれた結果見逃しの三振と最悪の結果になってしまった。高校卒で入団して二年目の選手に多くを望むのは酷かもしれないが、こういう小技をきちんとこなせないと、開幕一軍入りを果たしてもすぐに逆戻りということにもなりかねない。

坂本は札幌ドームでのファイターズ戦でも送りバントを失敗した。

この時は無死一塁での送りバントで、坂本がバントした打球は投手のライアン・グリンの正面に転がり、投手はすかさず二塁に送球したがたまたま悪送球になってジャイアンツは無死一、三塁とチャンスを拡げた。この時BS日テレ(および日テレG+)で解説をしていた中畑清は「坂本はツキがありますね。こういう運を持っている点も首脳陣は評価するかもしれませんよ」と解説していた。発展途上の選手に求められるのは結果オーライではない。ジャイアンツのコーチ陣に中畑のような考え方の持ち主がいないことを信じたいが約一週間後に似たような失敗をするところを観ると…。

前述した主力組が戦列に加わってくると、その分若手が弾き出されることになる。育成選手から支配下登録、そして開幕一軍も夢ではないと言われた隠善智也はこのところさっぱりだ(昨年の今頃も松本哲也が育成選手から支配下登録されて話題になったが、オープン戦の終盤に二軍落ち。結局一度も一軍に上がれなかった。昨年は十二球団で十数名の育成選手が支配下登録に昇格したが一軍入りを果たせなかったのは松本だけだった。)。寺内崇幸、円谷英俊も何とか一軍に食い込もうとハツラツとしたプレーをしているようだが、この二人は昨年も開幕に間に合わなかった二岡の穴を埋める候補としてオープン戦では頑張っていたが公式戦には言ったら一度も一軍に上がれなかった。

ゴンザレスがいかに打撃好調といえどもイ・スンヨプが戻ってくれば「第五の外国人」としてファームに回されるのは確実。それが証拠に15日のライオンズ戦でこそ本職の二塁を守っていたが大半は一塁での出場。首脳陣は開幕したら二軍に落とす選手に二塁を守らせるよりは脇谷亮太や木村拓也にポジション争いをさせ、坂本の適性を試す方を選んでいる。

あとは亀井が課題だった打撃で心境著しいところを見せているが対照的に矢野謙次が絶不調。

ライバルチームから日本で実績のある外国人選手を獲得して(なおかつ、かつての同居人の応援パフォーマンスまで取り入れて<苦笑>巨大戦力と言われるジャイアンツだが、他のジャイアンツファンの方はどうか知らぬが敗戦処理。は決して楽観視していない。出来ないのである。

もちろん杞憂に終わってくれればいいだけのことだが…。

P.S.

ところで素朴な疑問として、前日の15日に本家のファイターズがドラゴンズ相手にオープン戦を行った際には五回終了時にいつもの通りに「Y.M.C.A.」は演奏されたのでしょうか?チケットを持っていながら中田翔目当てで鎌ヶ谷に行っていたので…。

観戦された方のご連絡をお待ちしています。

01_2 ジャビットカップ少年野球大会の総合開会式が行われている東京ドームにて。

 

 

 

 

 

 

 

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