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2008年3月 8日 (土)

内海哲也が二度目の教育リーグ登板。-ジャイアンツの教育リーグの使い方を問う。

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先週1日の鎌ヶ谷に続き、今日(8日)はジャイアンツ球場でジャイアンツ対ゴールデンイーグルス戦を観戦してきました。

前回の観戦記では木村拓也、小坂誠、清水隆行、大道典嘉と続いたジャイアンツのスタメンに興味半減と書きましたが今日も先発が門倉健と発表されて微妙な気持ちになりました。そして何と二番手には2日のシーレックス戦に続き、内海哲也が教育リーグ二度目のマウンドに上がりました。

  

  

(写真:教育リーグ二度目の登板となった内海)

FA権を行使して期待されて入団したものの期待を裏切ってしまい、二年契約二年目の今年にかける立場の門倉と、キャンプでの脇腹痛による調整遅れを取り戻そうとしている内海とでは立場が異なるが、もう少し「これから伸びそうだ!」という若手を観たいというのが敗戦処理。の思いなのである。いやあった。

  

  

しかしよくよく考えれば、この時期は一軍の方には一軍選手だけではなく、一軍候補生も帯同しておりふるい分けの真っ只中。一軍の候補にすら上がらない選手によって構成される教育リーグは言葉は悪いが本当にプロ野球界の中の底辺のような選手による闘いである。ほとんどの球場で「入場無料」という扱いになっているのもむべなるかなという感じだが、だからといって一軍選手のリハビリの場に化してしまうのは個人的には違和感がある。

ところが、敗戦処理。も定期購読させていただいているメールマガジン、「プロ野球イースタンリーグ情報メールマガジン」の第110号を読んで認識を新たにした。同号によると、

  

  

> 事実、開幕戦だった1日の鎌ヶ谷や、2日のベイスターズ球場にはたくさんの報道陣とともに、熱心なファンが詰めかけたという。有名選手の出場情報が流れることで、ファンの教育リーグへの関心に火がついた。どんな事情であれ、たくさんの観客でスタンドが埋まるのはファン冥利に尽きる。

ポジティブに考えてみよう。一軍級選手が参加することで、若手選手は、実戦のほかに、一流のプレーをみて学ぶことができる。観客が増えることで、多くの人にみられているというプロ意識が備わる。選手のレベルが上がる。試合が盛り上がる。みていて楽しい。至れり尽くせりではないか。

ということである。敗戦処理。なんぞ足元にも及ばないほどの、イースタン・リーグへの情熱をお持ちの せとさん はさすがに目の付け所が違う。なるほど、そう考えればよいのかと。

今回の観戦の前にこの号に目を通したのでポジティブに考えるようにした。そんなところに内海の登板である。

内海は前回2日のシーレックス戦では先発して2イニング投げたが、今回は六回表の頭から登板し、最後まで投げきった。4イニングを投げきったことでおそらくは次は一軍のオープン戦で投げることだろう。昨年のジャイアンツの開幕投手であり、年間を通してリーグ最多奪三振をマークした男に何度も教育リーグで投げて欲しくない。卒業して欲しいのだ。

また今日の試合には矢野謙次が「三番・右翼」でフル出場した。前エントリーで取り上げた清水隆行ら何人かの選手が二軍から一軍に呼ばれたのと入れ替わりに二軍落ちしてしまった。こちらは一軍のオープン戦に6試合出場して14打数0安打の絶不調。信賞必罰の原則から考えれば、「降格」もやむなしといったところか。ただ14打数も凡退しているにもかかわらず、三振が0というのが捨てがたい。不振脱出のキーワードになるような気がするが。

試合に触れていこう。

試合はジャイアンツ先発の門倉が、初回に平石洋介に先頭打者本塁打を浴び、続く西村弥にもセンター前に運ばれるなど不安な立ち上がりだったが、この西村が二盗に失敗すると落ち着きを見せ、その後は自分のペースで投球が出来たようだった。

ジャイアンツ打線はゴールデンイーグルスの先発、戸部浩を打ちあぐんでいたが四回裏、矢野と小田嶋正邦が連続二塁打で11の同点とすると、その後は両軍投手陣の好投で同点のまま推移。

実はこの小田嶋も矢野と同じタイミングでの二軍落ち組。

門倉は5イニングを先頭打者本塁打の1失点だけで内海に交代。戸部は4イニング1失点で片山博視に交代。ゴールデンイーグルスは片山からさらに石川賢、佐藤宏志と1イニングずつつないでいったが、佐藤が古巣相手に登板した八回裏に試合が動いた。安打の岩舘学を一塁に置いた二死一塁から小田嶋の当たりはレフトのポール際への大飛球。ネット裏ど真ん中から観ていた敗戦処理。の眼にははっきりと左に切れるファウルと映ったが、三塁塁審が本塁打と判定。

01_2 これが勝ち越し点になるだけに、ゴールデンイーグルスの選手達は「ファウルだろう?」と一様に驚きの仕草を見せ、松井優典二軍監督もたまらず球審に抗議。ファームの試合、それも教育リーグの試合でこれほどの抗議は珍しいがカメラのレンズを通してみると、松井監督も苦笑いしながらの抗議。審判にとっても教育リーグということなのだろうか<苦笑>? そしてこの2点が決勝点となり、ジャイアンツが3対1で勝利した。

   

(写真:ファウルを本塁打と判定されて呆れて抗議する松井監督。この写真ではわかりづらいかもしれないが呆れたのか顔が笑っている。)

  

   

【8日・ジャイアンツ球場】

モ 100 000 000 =1

G 000 100 02× =3

モ)戸部、片山、石川、●佐藤-井野、伊志嶺

G)門倉、○内海-加藤、伊集院

本塁打)平石ソロ(門倉・1回)=初回先頭、小田嶋2ラン(佐藤・8回)

    

       

ジャイアンツはこの試合が春季教育リーグ5戦目。敗戦処理。も観戦した開幕戦から順に先発投手を並べると、村田透、内海、福田聡志、野間口貴彦、そして今日の門倉。

  

  

開幕戦に大学生・社会人ドラフトの一巡目で獲得した村田透が先発に抜擢されたときにはなるほどという感じだったが、あとは福田を除けばリハビリの内海と、一軍オープン戦でダメ出しされた野間口と門倉だ。伸び盛りの若手のための「教育」リーグというよりは敗者復活戦という感じすらある。そういえば門倉は昨年二軍落ちしているときに登板予定が何度か雨で流れたため、苦肉の策でフューチャーズに加わり、フューチャーズの選手としてチャレンジマッチに先発したことがあった。おそらくはこれが現状のジャイアンツという球団のファーム組織へのスタンスなのだろう。

補強に次ぐ補強で戦力が肥大化しすぎてテストしたい選手に実戦という機会を与えるには一軍オープン戦だけでは収まらないのだろう。その結果、ファームの教育リーグやチャレンジマッチであろうと利用できるものは何でも利用する。

育成選手を「三軍」と形容し、ジャイアンツの構造を三層構造(一軍、二軍、三軍)とたとえたマスコミがあったが、敗戦処理。に言わせれば一軍、準一軍、二軍、育成選手の四層構造である。もっといえば「一軍+準一軍」と「二軍&育成選手」の二極化なのかもしれない。

今シーズンはそういう認識を持って「巨人への道」を上ろうと思う。

【参考】 ★★★ プロ野球イースタンリーグ情報メールマガジン 第110号 08・3・6 ★★★

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