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2007年10月 8日 (月)

生胴上げは観られなかったけど-ジャイアンツ、四年ぶりのリーグ優勝おめでとう!!

9月29日に昼は山形で、夜は千葉マリンで胴上げを生観戦した敗戦処理。が次に挑んだのは当然、ジャイアンツ・原辰徳監督の胴上げの瞬間でしたが、こちらは観戦予定日の前日に優勝を決めました。

原監督の采配には(優勝決定試合を含め)、言いたいことが山ほどありますが、いずれにせよ五年間待ち続けた夢が現実になりましたので、優勝おめでとう!!-の一言を贈りたいですね。

今年のジャイアンツは、まず何よりもオフの補強が良い方向に進んだことが特筆されるだろう。

単に数字を残すだけでなく、その野球に取り組む姿勢を含め、チームに欠かせぬ人材になり得るであろう小笠原道大のFAでの獲得に成功。前主将の小久保裕紀がFA権を行使して古巣ホークスに移籍するであろう事がほぼ確実視され、主砲のイ・スンヨプも一年契約満了をたてにメジャー挑戦をちらつかせていたことを考えると、FAでの主砲獲得は必至な状況だった。

小笠原がチームに残した足跡はとても書ききれない。

もう一人、バファローズの谷佳知をトレードで獲得した。

谷の獲得時には、2004年までの谷の全盛期のイメージで獲得したのではないか?と当ブログでも疑問を投げかけたが、正直ここまで働けるとは思えなかった。たしかに旧ブルーウェーブ時代と比べると守備範囲は狭まっているし、肩と足は間違いなく衰えているが新天地で気分一新という効果と、得意の右打ちが活かせる二番打者というポジションを与えられたのが良かったのではないか。ジャイアンツは四番イの不振でシーズン中に打順をいじったりし、谷の二番起用とともにスタートした一番打者、高橋由を四番にしたこともあったが、谷に関しては二番以外では一番で起用されただけ。最後までクリーンアップには起用されなかった。谷が若干の絶不調期を経たもののほぼ安定した一年間を過ごせた。

高橋由伸を一番打者で起用したことも見事に当たった。

高橋由に関しても敗戦処理。は否定的に書いてきた。

ジャイアンツに入団以来、順風満帆なシーズンを過ごしてきた様に思えた高橋由も、過去二年は試合中のケガなどもあって規定打席にも達しない始末。当ブログではトレード要員にも挙げたほど。

もっとも高橋由の一番打者起用は、初めに高橋由ありきではなく、小笠原と一年前に獲得したイに三、四番を任せることが出来るし、そうなるとクリーンアップの残す一角はバランス的に右打者が好ましい。二年間期待外れの高橋由はクリーンアップから外されることになる。

さりとて高橋由は、チーム生え抜きのスターだ。原監督と同じ、ドラフト1位でジャイアンツに入団し、ジャイアンツ一筋の中心スター選手だ。将来のことを考えると、クリーンアップからの降格で腐らせる訳にはいかない。クリーンアップからの降格と言うイメージをつけないよう、一番打者に配したのが監督の本音だと敗戦処理。は観ている。

あぶれたといえば、一年を通してクローザーとしてチームを支えた上原浩治も、見方を変えればシーズン前の故障によって出遅れて、しかもすぐには長いイニングを投げられない状態での見切り発車だったためにクローザーに回ったのだ。本当に何が幸いするかわからない。これは上原のクローザー定着でセットアッパーに回った豊田清にも当てはまる。

長年クローザーを固定出来なかったジャイアンツではファンの間でも「上原をクローザーに出来ないか?」という声は以前からあった。実際原監督は最初に就任した2002年でも、実際にクローザーに指名した河原純一か、上原の二人に候補を絞っていたという。しかし上原のクローザーが実現しなかったのは極めて簡単な理由による。チームでもっとも安定した先発投手である上原を先発ローテーションから外すことが出来なかったからである。

上原も高橋由と同様に過去二年間は不振だった。2005年9勝(12)2006年8勝(9敗)という成績はもはやエースとはとても言いがたいものだった。故障で開幕に間に合わず、回復して短いイニングなら投げられるという時期に当初予定していたクローザーの豊田が3点のリードを守れないという大失態を犯していた。原監督の決断は早かった。

こうして考えると(考えすぎかもしれないが)ジャイアンツの今シーズンの優勝は「ケガの功名」の積み重ねと言っても過言ではない。優勝決定試合での一点差ビハインドの九回裏一死二塁での二岡智宏への送りバント指令がそうだったように、原監督の采配には徹頭徹尾疑問だらけだ。若手投手に対して顕著だった懲罰的な二軍落ちのオンパレードも果たして得策だったのか、甚だ疑問だ。

スポーツ報知は言わずもがなだが、優勝決定後、マスコミは原賞賛のオンパレードだ。しかしジャイアンツという球団の体質を考えると、リーグ優勝は単なるプロセスとしか評価されなくても不思議ではない。公式戦の対戦成績で負け越したタイガースか、五分だったドラゴンズのどちらかと対戦するクライマックスシリーズを勝ち抜けないとバッシングの嵐にもなりかねない。

原辰徳とジャイアンツの闘いはまだまだ続く。

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