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2007年9月16日 (日)

【再掲】今年もジャイアンツの新人入団テストを観てきました。~9/16入団テストの受験者が育成選手ドラフトで指名受ける~

01 中田翔や佐藤由規ばかりが将来のスター候補じゃない!-かつて星飛雄馬や伴宙太を輩出したジャイアンツの新人入団テストが今日(16)ジャイアンツ球場で行われました。三連休の真ん中で、ジャイアンツとファイターズも絡んでいるイースタン・リーグの優勝争いも佳境の中、普通なら戸田か鎌ヶ谷に足を運ぶところですが、敗戦処理。は今年もジャイアンツ球場に足を運びました。約四十名の受験者の中から明日のジャイアンツを担う逸材が現れるのでしょうか?(写真:テスト開始前に説明を受ける受験者達。)

新人入団テストは以下のような段取りで行われた。

・50m走

・遠投

・実技(投手は投球練習。野手は守備練習の後、打撃練習)

50m走と遠投を終えた時点で一定の基準に達した受験者のみが実技に進む。

50m01 まずは50m走。一度に五人が一列に並び、運動会の徒競走のように一斉にスタート。ゴール側に球団職員らがストップウオッチで計測している。事前に手続きを踏んだ受験者全員が参加できるのだろう。昨年もそうだったが五人のタイムにかなり差がある。そもそも服装でだいたい想像付いてしまうのだが、中には本当に野球をやっているの?という姿形の受験者が何人かいた。記念に受験している人もいたのだろう。

これが終わると、次は遠投テスト。ホームベースの位置からセンター方向に投げる。三人一組で、三人が順番に一球ずつ投げる。これを繰り返し、一人当たり二球投げることになる。これも全員参加で、ひどいのになると二塁ベースを超えるのがやっとというレベルもいたが、ゼッケン4番が122m先のフェンス手前まで勢いのあるスローイングを連発し、度肝を抜いていた。

ここで最初の絞り込みがなされ、敗戦処理。が数え間違えていなければ39人いた受験者から最初のふるい落としがなされた。実技試験に進めたのは17人だったようだ。通過者以外の受験者はゼッケンを返却して退場。

ここで一応補足しておくと、入団テストはジャイアンツ球場のグラウンドで行われているが、敗戦処理。の様な野次馬や、受験者の知り合いのためにスタンドが開放されている。但し場内アナウンスなどは行われない。グラウンドではジャイアンツのスカウト部門などのスタッフが受験者に指示や説明をしているがスタンドでは聞こえない。受験者を一箇所に集合させてスカウトが通過者の番号を告げ、それ以外の受験者がゼッケンを外す様子から通過者の人数を数えているのだ。

01_2 ちなみにスタンドから観た範囲では選手出身の何人かの懐かしい顔を見ることが出来た。今年の6月に東京ドームで行われた5000勝記念のセレモニーに出演していた末次利光さん、吉田孝司さん。同じくV9メンバーの倉田誠さん。50m走や遠投の数値を記録していたのが大森剛スカウト。球団職員の井上真二織田淳哉の姿もあった。(写真:受験者のデータをチェックする大森剛スカウト)

この後は実技。

まず投手がライト後方のブルペンに移動。11人いたと思われる投手達が交互にブルペンに入り、投球練習でアピール。

しかしここで敗戦処理。にとって困ったことが起きた。

01_3 ジャイアンツ球場のホーム用ブルペンはライトのフェンスの奥にある。外野のフェンスの奥は一般ファンは入れない。一塁側の内野席からのぞくのが一番近いのだが、一塁側スタンドとライトのブルペンの間に室内練習場からグラウンドを結ぶ通路が間にあり、ブルペンを間近に観ることが出来ない。したがってテストの様子もうかがえない。それでも上述のゼッケン4番は受験者の間でも評判のようで「ものが違う…」などと、グラウンドと一塁側のスタンドを遮るネット越しに他の受験者が知り合いの人と話しているのが聞こえてきた。少なくとも受験者の中では群を抜く存在であることは確かなようだが、離れた場所から左上のような写真を撮るのが精一杯。近くで観たかった…。

どうやらこのゼッケン4番は富士重工の投手らしい。

一通り投手のテストが終わった時点で投手に関する合否がグラウンドで発表された。受験者の一人が知り合いに話していた様子だと、投手の合格者は無し。全員不合格だ。ただし後日連絡する場合もあるからなどの補足があったようだ。ここでまたゼッケンを返却して解散なのだが、ゼッケン4番を含む何人かの受験者は個別にスカウトから声をかけられていた。

一方野手陣は投手のテストの間はグラウンドでキャッチボールなどをしながら待ちぼうけなのだが、投手のテスト終了後にシートノックを受け、次いでフリーバッティングを行う。

野手で最終テストに残ったのはシートノックに散った選手を観ると捕手二人、内野手一人、外野手三人。内野手はショートに、外野手の三人は一人ずつレフト、センター、ライトのポジションについた。

01_4 ノックをするのは井上真二。熊本工業からジャイアンツ入りした右のスラッガーでいずれはクリーンアップを担うホープと期待された選手だったが一時レギュラーポジションをつかみかけたが長続きしなかった。甲子園のタイガース戦で頭部に死球を受け、それ以降踏み込んだ打撃が出来なくなって精彩を欠いたのが惜しまれた。1989年に藤田元司監督の下でリーグ優勝したジャイアンツが日本シリーズで旧バファローズ相手に三連敗から四連勝した日本シリーズのウイニングボールを捕球したシーンも印象的だ。引退後、球団職員を経て一、二軍の打撃コーチを歴任したが再びフロント入りした。

ノックは基本的に守っている位置へのノックで例えば外野手に対して守備範囲の広さをチェックするものではなかった。外野手は安打せいの打球を捕球してバックホームする正確さと迅速さをチェックされたようだ。ライトを守る58番が敗戦処理。の眼には敢えて深めに守って矢のような返球をして強肩ぶりをアピールしているようにも見えた。

捕手にはスローイングのテスト。マウンドに上がったのは織田淳哉。早稲田大学のエースとして鳴り物入りでジャイアンツ入りしたものの選手としては大成しなかった。一時期捕手にコンバートされていた。当時ファームにいて選手達が発した愚痴などが首脳陣やフロントに筒抜けになっていたため「織田スパイ説」が流されたほどだった。受験者の捕手に投球。捕手はすぐさま二塁に送球するというテスト。ダミーの走者はいなかったが、井上が右打席に立つだけでなく、スローイングがしづらい左打席に立ったり、投球に合わせて空振りをしたりして捕手の対応を観ていたようだ。(左打者役なら大森スカウトが適役だと思ったが…)

最後は打撃練習。引き続き織田が打撃投手を務めるような感じで投球練習をやり直していた。憧れのプロ野球選手になれるかどうかの最終審査なのだから、せめて本職の打撃投手が投げて合否を見極めるべきではないかと思っていたら、本職の打撃投手、井上貴朗が登場。六人の最終受験者に対して投球した。

どうせなら、矢田亜希子の元彼を観たかったが…。

昨年のこの入団テストでは最終打撃テストで弾丸ライナー連発の強者がいたが、今回は敗戦処理。の眼には特に目を引いた選手はいなかった。それぞれ鋭い打球を放ってはいたが。

Photo その後三塁側ブルペン前で六人いた最終受験者に合否が伝えられた。もちろんスタンドからは内容がわからない。しかもこの時点で全員先にゼッケンを外していたのでどの受験者が合格かわからない。推測含みだが、捕手の二人が合格したようだ。受験中は常にゼッケンをしていたのでわからなかったが、一人は北照高校のユニフォームを着ていて、もう一人は Teikyo のロゴの入ったTシャツを着ていた。ただ Teikyo のロゴ入りTシャツの受験者のスポーツバッグにはURAGAKUのロゴが!?浦和学院→帝京大!?ということか?

(写真:合格したと思われる二人の受験者。)現役三年生だとしたらファイターズ植村祐介の後輩ということになりますが。

おそらくはこの後、別途再テストを行い、育成選手ドラフトでの指名を検討するのだろう。例年東京と関西で別個にテストが行われ、それぞれの合格者をあらためて再テストしているようだ。昨年もこの時期にジャイアンツ球場でのテストが行われ、二人の合格者がいたが、実際にはジャイアンツに入団していない。個人的にはゼッケン4番の並外れた強肩に注目したが、上述したようにブルペンでの投球がチェックできないのが残念だった。

狭き門だとは思いますが、こういう場から未来のジャイアンツを担う新星が出て欲しいのですがね。

【参考エントリー】出るか明日の巨人の星!巨人軍新人入団テスト見物記2006917日付

9月17日追記

17日付日刊スポーツによると、この日のテストを通過したのは投手1人に捕手2人とのことでした。投手からも合格者(通過者)が出ていたのですね。ゼッケン4番か…?

なお今年も最終テストは11月だそうです。

01_2

(写真:16日の入団テストを通過した二人の捕手)

1125日追記

19日に大学生社会人ドラフトとともに開かれた育成選手ドラフトでジャイアンツが3巡目で北照高校の捕手を指名しています。

スポーツニッポンによると「テストに合格」とのことですので、上の写真の後ろの方の人物だと思います。「北照」のユニフォームを着ていますし。

谷内田敦士選手、道は険しいだろうけど、頑張れ!!

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