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2007年5月28日 (月)

ジャイアンツの新外国人GGも登板-イースタンチャレンジマッチ観戦記第三弾

01_27 またまたイースタン・リーグチャレンジマッチを生観戦してきました。といっても今回はジャイアンツの新外国人、GGが登板するというのでそちらが目当てだったのですが。

ジャイアンツが緊急獲得したジェレミー・ゴンザレス投手こと、登録名GG。なんでも登録名をゴンザレスにすると、今年の開幕戦で決勝本塁打を放った二塁を守るルイス・ゴンザレス(登録名ゴンザレス)とかぶるし、ファースト・ネームのジェレミーだとジェレミー・パウエル(登録名パウエル)とかぶっていずれにしても紛らわしいので球団史上初のイニシャル登録になったそうだが、普通「GG」と言ったらライオンズのG..佐藤を思い浮かべるのが一般的。何ともセンスのないネーミングで、この時点で期待感が半減してしまうのだが<苦笑>、一応贔屓球団の新外国人選手が敗戦処理。にとって地元といっても過言でないジャイアンツ球場でテスト登板するというので観に行きました。

ドラゴンズのサンティアゴ・ラミレスとエンリケ・ラミレスをS・ラミレスとE・ラミレスと表記しているようにG・ゴンザレスとL・ゴンザレスと表記すれば一番スッキリすると思うのだが。

見た感じはずんぐりむっくりの体型。マリーンズのベニー・アグバヤニは初めてお立ち台に上ったときに「これで自分が日本にスモー・レスリングをやりに来たのではないとわかっただろう」とアメリカンジョークを披露したらしいが、このGGもそんなタイプか。

因みに試合前にまず先発バッテリーが発表されるのだが、バッテリーのみがスコアボードに表示されている間はこんな感じだった。

P  GG

C  加藤

これを観てまばらなスタンドから「巨人には『GG加藤』なんてのがいるのか?」という声が挙がっていた(筆者注.ネタではない。マジにそう言っている人がいた)。

投げ方はドラゴンズの山本昌を右投げにしたような背中を丸めたフォームからダイナミックに投げ込むのだがストレートは140km台前半。ただ変化球系の球を含め、低めに集めていたのはさすが。

登板前日のスポーツニッポンによると2イニング限定となっていたが、その通り2イニング、28球(投球数は敗戦処理。による集計)を投げた。イースタン・リーグ各球団の寄せ集めであるフューチャーズ相手の内容でどう評価するのかという大前提があるが、各打者いずれも振り遅れるか、打ち負けており対戦した打者が一人も引っ張れなかったから、やはり格違いだったのか?

ただし欠点も露呈。

セットポジションで静止しないボークを三度も取られた。

一回表。フューチャーズ先頭の隠善智也()に二遊間をゴロで破られる安打を放たれ無死一塁。次打者寺内崇幸()の1-1からの三球目がセットポジションで静止せずボークを取られた。寺内はこの時送りバントの構えをしており、GGは投げたらすぐに守備隊形に入ろうとして焦ったのかな、と敗戦処理。もこの時点では思っていた。GG本人もマウンドで納得したようなポーズだった。しかしあらためて投じた次の球で、またボークを取られた。今度は敗戦処理。にも見抜けるほど、静止の素振りもなく完全なボーク<>これで無死三塁。それでもこのピンチを浅いセンターフライと二者連続三振で切り抜けたのは流石だった。特に三番の定岡卓摩()から5球全てストレートで三振を奪ったのはこの日のGGのハイライトだったかもしれない。

二回表。先頭の小山桂司()に一、二塁間を破られ無死一塁。続く黒羽根利規(SS)三振で一死から作田啓一()の打席でまたセットポジションで静止せず三度目のボーク。これもまた一目瞭然だった<苦笑>。作田も三振で二死となったが、続く芦沢明()にこの試合初めて安打らしい安打をライト前に運ばれて1失点。続く梶谷隆幸(SS)を投ゴロに打ち取ってお役ご免。

被安打3といっても完全な安打はタイムリーとなった芦沢の一本だけ。あとの2本は動きの良い野手なら取れた不運な安打だった。また3安打のうち2安打がチームメートだったのは世渡り上手なのか、それともジャイアンツの育成選手のラベルが高いのか<>

一方でフューチャーズの先発は内山雄介()。既に小山の名前が出ているのでお気付きかもしれないが、これまで過去二度の敗戦処理。のフューチャーズ観戦時には選手を派遣していなかったファイターズからの派遣選手だ。

ファイターズがフューチャーズに選手を派遣しないのは敗戦処理。の推測ではファイターズには支配下選手が62人しかいなく、十二球団最少だから。とても余裕がないのだろう。しかしファイターズのファームもフューチャーズ戦を4試合組んでおり、その恩恵を受けているので今回の派遣になったのか。ちなみに内山はイースタンの公式戦にはまだ一度しか出場しておらず、まさにフューチャーズ向きの選手。敗戦処理。は三月のイースタン教育リーグで内山登板を生観戦したがこの時はスタンドから観ていても緊張しているのがわかるほど仕草がぎこちなく、案の定何でもない投ゴロの処理で一塁に悪送球するタイムリーエラーをしでかした。後日ファーム選手の交流会でその試合で撮影した写真にサインを頼んだら、やはりその試合は緊張しすぎだったことを語っていたくらいだった。

内山は同僚の小山とのバッテリーでジャイアンツ打線を3イニング被安打1に抑え、無失点で投げきった。この好投を次の機会に活かして欲しい。

01_28 なお、チャレンジマッチでは控え選手が少ないからボールボーイ、バットボーイを地元の少年野球の子供が代役しているのは前回述べたが、控え捕手が少ないためイニング間のフューチャーズ投手の投球練習の捕手をジャイアンツの控え捕手が務めるシーンが目に付いた。審判二人制と合わせ、チャレンジマッチならではのおおらかなシーンといえよう。ただこの日のボールボーイ、バットボーイはスタッフに催促されないと「仕事」をしない場面が多く、昨年までジャイアンツの外野手だった堀田一郎(ジャイアンツ育成部門スタッフ)に何度か注意されていた。たぶん悪いのは子供の方ではなく、事前に指示をしなかった大人の方だろう<苦笑>

試合に戻ろう。GGが「微妙」だっただけに二番手の深沢和帆が魅せた四回表の三者連続三振は圧巻だった。育成選手出身の山口鉄也が一軍で初勝利を挙げて話題になったが、その山口が二軍落ちしている今、左投手という希少性を考えれば一軍に近い存在と言えよう。本来なら前田幸長の復帰が待たれるところだが、イースタンで好投しても上からお呼びがかからないということは一軍は若手の台頭を待っているのかもしれない。深田拓也が好投しても、一軍にごまんといる左の先発要員と言うことを考えると、山口と深沢が最も近い存在と思える。前田という格好の見本から出来るだけ吸収したいところだ。

引き続き試合を追っていこう。

ジャイアンツはGGが失った1点を追う四回裏、フューチャーズ二番手の末永仁志()を攻めて一死満塁から円谷英俊が右中間を破る走者一掃の三塁打で3対1と逆転。

この後フューチャーズが五回表にジャイアンツのショート岩館学のタイムリーエラーで1点を返し、七回表には隠善のタイムリーで同点とする。

この後、3対3の同点で迎えた八回裏にジャイアンツが一死一、三塁から坂本勇人の投ゴロの間に勝ち越し。しかも山田裕司(Ys)がバックホームをいったん躊躇してからバックホームしたため野選となり、その後牽制球での挟殺プレーなどがあって二死一、三塁になってから田中大二郎のライト線のタイムリーで1点を加え5対3とした。

GGの後を深沢、木村正太、加登脇卓真とつないだジャイアンツが九回表にはファームでの抑え役深町亮介を投入して5対3で逃げ切った。

26日・ジャイアンツ球場】
FT 010 010 100 =3
G  000 300 020 =5
FT
)内山(F)、末永(M)、稲嶺(SS)山田裕(Ys)、朱(Go)-小山(F)、黒羽根(SS)、銀次(GE)
G)GG、深沢、木村正、加登脇、S深町-加藤、伊集院、佐藤
本塁打)両軍ともなし

 九回裏は特別ルールにより実施。

スポーツ報知ではGGのテスト登板を上々と評価しているような記事でしたが、素人の敗戦処理。が観た印象は上の通りです。敗戦処理。はしょせんは素人ですが、それでもGGの二度目と三度目のボークは見抜けました。この投手に、シーズン途中からの入団なのに5000万円(推定)も払うのは、それだけの価値があるからなのでしょう。原監督が期待するようにパウエルの復帰も早まることでしょう。

信じるか信じないかはあなた次第です。

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