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2007年4月15日 (日)

イースタン・リーグ チャレンジ・マッチを実際に観てきました。

01_16 2004年の球界再編の結果、リーグ内の球団数が奇数になったファーム組織-イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグは日程編成やリーグ戦の運営は大転換を強いられた。7球団が所属するイースタン・リーグでは今年から各球団の育成選手やファームの若手選手の混成チームを作り、その日試合を組めない球団と対戦することによって一日に7球団全部が試合を行える様にした。この試合をイースタン・リーグ チャレンジ・マッチと称し、混成チームの名を「未来」を意味する「フューチャーズ」と名付けた。4月14日、敗戦処理。はイースタン・リーグ チャレンジ・マッチ、ジャイアンツ対フューチャーズ戦を生観戦してきました。

プロ野球のファームはチーム本拠地の地域で東西に二つに分け、イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグとしてそれぞれが活動しているが2004年の球界再編の結果、ウエスタン・リーグに所属する旧バファローズと旧ブルーウェーブが合併してウエスタンの球団が一つ減り、新規参入球団のゴールデンイーグルスがファームの本拠地を山形県にしたためイースタンの球団が一つ増えました。それにより1979年から2004年まで26年間続いたイースタン、ウエスタン6球団ずつという体制が崩れ、イースタン7球団、ウエスタン5球団とどちらも奇数になってしまい、リーグ戦の日程編成などに支障を来した。

こんなことならあの時、「大阪ライブドア・バファローズ」を認めておけば良かったといっても後の祭り<>

2005年のイースタン・リーグ開幕日にはジャイアンツがウエスタン・リーグに所属するタイガースと「交流戦」を早速行った。一軍同様の交流戦で双方のリーグの奇数問題に対処したり、社会人野球のチームとのプロアマ交流を開催するなど、過去二年間様々な工夫が観られたが、今年はイースタン・リーグが画期的な手法を取り入れた。上記のフューチャーズを結成してのチャレンジ・マッチ導入である。チャレンジ・マッチが年間で30試合組まれており、チーム数が奇数であるために試合が出来ないチームに実戦の機会を増やすことに加え、ファームの試合にもなかなか出場できない選手にとっては「フューチャーズ」の選手として実戦の機会を確保できるメリットがある。なおチャレンジ・マッチは非公式試合扱いのためこれらの試合の勝敗や個人成績はリーグ公式戦には含まれない。

チャレンジ・マッチはジャイアンツの清武英利球団代表の構想をベースにマリーンズの瀬戸山隆三球団社長兼球団代表らの尽力で実現したと言われている。ジャイアンツの清武球団代表と言えば、一連の裏金疑惑に関連して渡邉恒雄球団会長、滝鼻卓雄オーナーとともに三人でツッコミどころ満載のコメントを次々と発して週刊誌やネット上で俎上に挙げられているが、たまには球界の発展に役立つことも考えているようだ。以前から前任者の三山秀昭前球団代表よりはだいぶマシな人物だとは思っていたがなかなかやるものだ。敗戦処理。はジャイアンツの会長、オーナー、球団代用の三人を勝手に「讀賣版スリーアミーゴス」と名付けているが、清武代表、あなどれない!

今日のジャイアンツ球場でのイースタン・リーグ チャレンジ・マッチ、ジャイアンツ対フューチャーズ戦ではまず試合前に場内アナウンスでフューチャーズのベンチ入り選手が発表された。

監督はジャイアンツの育成コーチの藤田浩雅。かつて珍プレー集でアニマル・レスリーにグラブで殴られていたブレーブスの捕手と言えば思い出す人も多いのでは<>。他に紹介されたコーチ陣もジャイアンツの育成部門のコーチ達だった。ベンチ入り選手は投手6、捕手3、内野手5、外野手4の計18人。所属チーム別の内訳はマリーンズ5、スワローズ1、ゴールデンイーグルス4,シーレックス4、ライオンズのファーム3、そして対戦相手のジャイアンツから1でファイターズからは0。ファイターズが1人も派遣していないのは敗戦処理。の推測ではファイターズの支配下選手数が十二球団で最少の62人しかいないため、ここまで手が回らないからなのだろう。SHINJO、岡島秀樹、小笠原道大の流出で三人の合計推定年俸7億4400万円が浮き、その小笠原のFA補償でこれまた推定4億5600万円が入ってきてトータルで12億円、球団の財布が豊になっているはずなのだが…。

01_17 グラウンドに出てきた選手の姿を観ると、上半身のユニフォームは「フューチャーズ」のものだが、ズボンは各自の所属球団のもの。また守備につく時の帽子は「フューチャーズ」のもののようだが、ヘルメットは各自の所属球団のもののようだ。

なおフューチャーズのユニフォームは昨年のWBCで日本代表チームがビジター用のユニフォームとして着用していたものにデザインと配色が似ている感じだ。ちなみに背番号は各所属球団でのものではなかった。フューチャーズ特有の背番号を決めているのか。参考までにこの日の試合のスタメン選手のフューチャーズでの背番号と各所属球団での背番号を併記してみよう。(背番号は左がフューチャーズで右が各所属球団でのもの)

()梶谷隆幸(SS)背番号52/63

()原拓也(Go)背番号26/43

()角中勝也(M)背番号39/61

()神戸拓光(M)背番号40/55

()藤井宏海(M)背番号4/64

()枡田慎太郎(GE)背番号24/68

()大崎雄太朗(Go)背番号28/

()定岡卓摩(M)背番号5/70

()高森勇気(SS)背番号51/62

()堤内健(SS)背番号54/36

根拠は、わかりません…。

審判員は一日で四試合分の人数には足りないのか、この試合では二人制だった。ファームの試合では審判三人制をよく見かけるが、さすがに二人制は敗戦処理。も記憶にない。イースタン公式戦が行われた今日の三球場はどんな感じだったのだろうか?また各チームの控え選手がフューチャーズに回っている訳だから控え選手が少ない。ファームの試合では控え選手が務めることが多いボールボーイ、バットボーイを地元の少年野球の小学生が代行していた。

少年野球の子供達がボールボーイやバットボーイを務めることはファームの試合では珍しくないが、今日のボールボーイやバットボーイの子供達は動きが緩慢で打者が打った後のバットがそのままになっていて次の打者が取り除いたシーンが多かったし、球審の手持ちのボールが少なくなって補充を催促されてもなかなか出てこないなどどうも要領を得ていなかった。子供達が間抜けなのか、説明した人達がヘタだったのか…。せめてもの救いはネット裏最前列に陣取っていた子供達のパパママ軍団がバットボーイやボールボーイのヘタレぶりに気付いて嘆いていたことくらいか<苦笑>

試合の方は、普通に考えれば、ファームでも控えの選手達と育成選手の混成チームの方が弱そうに思えるがフューチャーズがジャイアンツを7対5で下した。ジャイアンツがフューチャーズと対戦したのはこれで二度目だがいずれもフューチャーズの勝利に終わっている。

今日の試合に関してはジャイアンツ先発の育成選手、ウィルフィン・オビスポが課題の制球難をさらけ出し、4回7四死球2暴投1ボークで5失点と大荒れだったのが尾を引き、5対5で迎えた八回表にフューチャーズがゴールデンイーグルス育成選手の中村真人の2ランで勝ち越し、そのまま7対5で逃げ切った。

14日・ジャイアンツ球場】
フューチャーズ 004 100 020 =7
ジャイアンツ   203 000 000 =5
FT)堤内(SS)、江口(M)、田中(Go)上原(YS)、金森(GE)、S後藤(SS)-高森(SS)、佐藤(G)、銀次(GE)
G)オビスポ、深沢、木村正、鈴木誠、加登脇-伊集院
本塁打 FT中村(GE)2ラン(鈴木誠・8回)
試合時間3時間2分 観衆204人(5回終了時点の場内発表による)

試合の内容に関しては敗戦処理。が先に書き込んだニフティのベースボールフォーラムに代わる後継のfolomyのベースボールフォーラム内のジャイアンツ会議室に書き込んだものを一部引用します。

ジャイアンツの先発は育成選手契約のオビスポ。

02_9 春の宮崎キャンプの時期に入団テストを受けて育成選手となった豪速球の外国人投手として覚えている人も多いのでは。当時ブルペンで豪速球を披露し、「ガルベス二世」、「サンチェの再来」などと報じられました。現在パウエルが長期離脱中ですので首脳陣が支配下登録も検討しているとか。結果を残したいところです。


敗戦処理。は初めてオビスポを生で観ました。たしかに球は速いです。ストレートはコンスタントに150kmから155kmの間をマークします。しかしコントロールが論外。ストライクとボールがはっきりしすぎています。変化球もカーブと、時折フォークらしき縦の変化球を投げていましたがこれもなかなかストライクゾーンを通らず、打者を幻惑できません。初回、二回表と何とか凌いでいましたが、打者が二回り目になる三回表に崩れます。

ジャイアンツが一回裏に亀井と梅田の連続タイムリーで2点を挙げて2対0とリードして迎えた三回表。先頭打者にレフト前安打を許すと、次打者の時にボークで二塁進塁。一塁ゴロに打ち取るが一塁ベースカバーは危なっかしい<苦笑>。一死三塁からマリーンズの角中選手にライト前に運ばれ1失点。続く四番のマリーンズの神戸選手に死球。さらに同じくマリーンズの藤井選手に四球で一死満塁とした後、ゴールデンイーグルスの枡田選手に押し出しの四球で2対2の同点。ライオンズのファームの大崎選手に右中間タイムリーで2対4と勝ち越されます。

三回裏にジャイアンツが一死満塁から梅田の二打席連続タイムリーとなるレフト線の二塁打で同点とし、続く坂本のセンター前タイムリーで5対4とすぐに逆転しましたがオビスポはいっこうに復調の兆し無く、四回表も先頭打者に四球。盗塁と暴投で三塁に進まれ、次打者にも四球。三回表の再現かとイライラしましたが、併殺打の感の1点、5対5の同点止まりで済みました。

オビスポはこの回限りでマウンドを降りましたが、4イニングを投げて打者22人中、6人に四球、1人に死球。三振も5個奪いましたが暴投を2度。被安打も4点で5失点と、とてもパウエルの抜けたアナ云々というレベルでは現状はありません。ドミニカ共和国出身でまだ23歳と先が長いので、じっくり育てて欲しいものです。


5対5の同点で迎えた五回表にジャイアンツが二番手に四国アイランドリーグ出身の深沢を二番手に挙げた当たりから試合が落ち着いてきました。同点のまま試合は進み、八回表に途中からDHに入っているゴールデンイーグルスの育成選手、中村選手がジャイアンツの四番手、こちらも育成選手の変速左腕、鈴木誠からライトオーバーのツーランホームランを放って7対5と勝ち越し。そのままフューチャーズが逃げ切りました。ジャイアンツとフューチャーズの対戦はちょうど一週間前の7日に次いで二度目ですがジャイアンツはその時も2対6で敗れたので二連敗ということになります。

folomyはニフティが各フォーラムを今年の3月末で終了させることを決定したため、各フォーラムのスタッフ有志で立ち上げた後継のフォーラムでニフティとは直接関係のないサービスです。メールアドレスとパスワードを設定することで誰でも参加できる新サービスですので、是非一度おためし下さい。

4/14 オビスポ乱調、ファーム混成チームのフューチャーズに競り負ける!!

なおチャレンジ・マッチの開催は当日のスポーツ新聞でも告知されていないようです。日程、概要などはNPB(日本野球機構)のHPに詳細に記されているのでご確認下さい。

若手育成試合 2007年度イースタン・リーグ チャレンジ・マッチ

02_8

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