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2006年9月27日 (水)

原辰徳監督よ、愛とルールと思いやりが必要だ!

Photo_11 今年の秋の全国交通安全運動は9月21日から始まっていて月末の30日までですが、皆さん、左のようなポスターを街中で見かけたことはありませんか?

そうです。ジャイアンツの原辰徳監督がモデルで、スローガンが「愛とルールと思いやりが必要だ。」なのです。このポスターを見て、「その言葉を監督にそっくりお返しします」と突っ込んだのは敗戦処理。だけではないでしょう。

桑田真澄のHP上での退団表明に対する敗戦処理。の意見は既に本blog.で述べてきた通りですが、一方の原監督にも、桑田がああいう手段をとらざるを得なかった一因があるのではと感じており、それについても触れておきます。

「原監督には原監督の野球観がある。それを貫くのは大事だし、誰も悪い人はいない。原監督の野球に自分は沿わなかったのかなという思いはあります。」(スポーツニッポン9月25日付紙面より)

ファイターズの金村曉のような直情径行型ではなく、あくまで自分が使われる側だという位置に立ちつつ、せいいっぱいの監督批判とも取れる発言だ。桑田が言うには故障の癒えた6月からずっとスタンバイしていたにもかかわらず、復帰に関するアプローチがなかったことがHP表明という暴挙に至ったようだが、その原監督に落ち度は無かったか?

原監督と仁志敏久の確執はもはや周知の事実である。長嶋監督の時代には不動の一番打者として時に一発を秘めた異彩を放つ存在としてフィールドを駆け回った男が原監督になって成績が降下し始めると、いつしか不満分子であることがファンの誰しもが知るほどになってしまった。

2002年、それこそ飛ぶ鳥を落とす勢いでリーグ優勝、日本一を勝ち取った原ジャイアンツ。特筆された原采配の一つに、桑田を代打で起用した試合が挙げられた。

6月19日、横浜スタジアムでの対ベイスターズ戦での出来事。

3対3で迎えた延長十一回表のジャイアンツの攻撃。先頭の松井秀喜が四球で無死一塁となると、続く岡島秀樹の打席で原監督は代打に桑田を起用。バントと見せかけてバスターを決めて安打となり無死一、二塁とチャンスを拡げると、この回仁志のタイムリーなどで2点を勝ち越して5対3とし、勝利した。実は「代打・桑田」の場面でベンチに残っていた野手は捕手の小田幸平と足を痛めていた清原和博と、送りバントが巧くない鈴木尚広だけ。原監督は不測のアクシデントに備えて捕手の小田は使いたくない。清原はバッティングは出来るが足が万全でなく、相手の併殺網に引っかかった場合、無理に走ってさらに悪化させたくないから使いたくない。そして鈴木は送りバントが苦手と言うことで、「代打桑田」を選択したと後日語った。ちなみに安打で出た桑田に代走鈴木が起用された。

仁志がこの采配に対し、一部のマスコミに「野手が残っているのに投手を代打で起用されたら、野手の面目は丸つぶれ」と批判したというのだ。球団広報がうまく立ち回ったのか、この発言はごくマイナーなところにしか伝わらず、先般の金村のような大騒動にならなかったのは幸いだったが、おそらくこのような疑問を感じたのは仁志一人ではなかったろう。

しかしこの件で敗戦処理。が驚いたのは仁志らの不満、批判ではなく、この采配について原監督が自著「選手たちを動かした勇気の手紙」(幻冬舎刊)で触れていた件である。

原監督は野手がベンチに残っていたのに投手を代打に起用したということに若干の後ろめたさを持っていたというのだが、それは自軍の選手達に対してではなく、この試合の相手、ベイスターズの森祇晶監督に対して失礼だったのではないかということだったのだ! 同書によると、その事ガキになって仕方がなかった原監督は翌朝、目覚めるとすぐに新聞で森監督のコメントを探したというのだ。

原監督にとって選手起用で重要なのは、自軍の選手達のプライドではなく、闘う相手への礼を失しているかどうかだということだと敗戦処理。は認識し、愕然としたものだった。

原監督が2003年のシーズン限りで在任期間わずか二年という短さで監督の座を降りることになったのは不成績に加え、翌年のコーチ人事をめぐって鹿取義隆ヘッドコーチの処遇で球団と対立したことが原因といわれているが、この最中、自ら現役引退、コーチ就任という路線を要請した川相昌弘を宙ぶらりにしてしまうという失態を犯していた。

敗戦処理。は今でも原監督によるジャイアンツの再建を望んでいる身であるが、上記二件の事例を観て原監督の人心掌握力に大いなる疑問を持たざるを得なかった。もちろんこれは原監督一人の責任ではなく、フロントのフロントとしての能力欠如に起因するところ大とも思えるが、落合博満、川相、清原、江藤智らのジャイアンツのユニフォームの脱ぎ方を思い出すと、もっと配慮が出来ないものかと思う。

そして今、桑田が(非常識な形だとは思うが)また不本意な形でユニフォームを脱ぐことになりそうだ。仁志も、そしてそんなことはあって欲しくないが工藤公康も…なんてことにならない様に!

日本を代表するストッパーと言える豊田清に対するプライドを考えない起用法や、清水隆行の八番でのスタメン起用。チームスローガンの一つに「GIANTS PRIDE」と掲げてはいても、チームのプライドを保つためなら選手のプライドなど顧みない。

もう一度冒頭のポスターに戻る。

原監督よ、「愛と(ルールと)思いやりが必要だ。」

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