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2006年4月15日 (土)

巨人に小関は必要なのか?

昨シーズン終了後、ライオンズからトレード要員とされ、トレード話がまとまらなかったため戦力外とされて大リーグ入りを目指していた小関竜也がブリュワーズとのマイナー契約成立目前で白紙の状態になってしまったため、急遽日本のジャイアンツの入団テストを受けることとなり、昨日(14)、今日とジャイアンツ球場で入団テストを受けている。今日にも合否が決定する見込み。

V9時代以来の開幕から四カード連続勝ち越しという好ダッシュに成功している原ジャイアンツ。果たして今の時期に外野手を獲得する必要があるのでしょうか?

ライオンズ時代の小関は、一、二番タイプの左打ちの外野手で、1998年から2000年にかけて外野手として658試合連続無失策のパ・リーグ記録を樹立した守備の名手でもある。近年は出番が減っていたが、伊東勤監督の評価は決して低くなく、昨年暮れに小関の自由契約が発表された時には伊東監督が「聞いてない!」と激怒して現場とフロントに確執があることが露呈したほどであった。

ブリュワーズとのマイナー契約が寸前で白紙になった背景には同球団のマイナー選手の外国人枠が埋まってしまったためとのことで必ずしも実力不足ということでは無いらしいが、敗戦処理。は今のジャイアンツが小関の獲得を検討する必要があるのか疑問である。

小関がライオンズ時代に近い成績を残せれば、間違いなくジャイアンツの貴重な戦力になるだろう。しかし高橋由伸と清水隆行がレギュラーで固定されており、残るひとつの外野の守備位置を若い矢野謙次と、今現在は故障で戦列を離れているが亀井義行が争っている外野陣に敢えて補強が必要なのだろうか?

亀井と入れ替わりに一軍に上がってきた山田真介も自慢の足を売りにアピールしている。足に関しては鈴木尚広も今年は健在だし、鈴木とともに前回の原政権時代にブレークした斉藤宜之も久々に一軍に帰ってきているし、内野と兼用で外野も守れる川中基嗣も代打の切り札的な働きをしている。この状況で新たに外野手を獲得する意味があるのだろうか?

ジャイアンツはここ十年近く、FAやトレードなどで他球団の主力選手を獲得する大型補強を繰り返してきた。しかしその代償としてファームから若手選手が育ってこないという現実がある。あまりにも狭き門になりすぎて若手選手のモチベーションが低下しても仕方ない状況にあった。若手が育たないからさらに補強が続くという悪循環で、昨シーズンにタフィ・ローズや清原和博の離脱を機に堀内前監督が若手登用に踏み切ったがローズや清原に代わってフィールドを駆けめぐった選手達はとても若手と言える年齢ではなかった。

好調な原巨人のキーワードとして「日替わりヒーロー」、「全員野球」というフレーズが掲げられるが、それを可能にしているのは原監督が掲げている競争に基づく実力至上主義で、今現在一軍で活躍している以外の選手達も、頑張ればチャンスがあると思って努力しているところに何故外部からの補強という必要があるのか。

今日にも合否の結論が出るのかもしれない。必死でテストを受けている小関本人には申し訳ないが、ジャイアンツは小関を獲得すべきではないと敗戦処理。は思う。もっといえば、テストをすること自体がおかしいと思う。開幕ダッシュに成功し、今の戦力で充分だ等と思い上がって書いているのでないことはこkまで読んでいただければおわかりいただけるであろう。フロントの考えなのか、原監督を初めとする現場の希望なのかわからないが、せっかくの競争心に水をかけるようなことになりかねないと思うからである。敢えて警鐘を鳴らしておきたい。

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